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恋なんて。No.TWO

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恋なんて。No.TWO

1 - 恋なんて。No.TWO

2019年05月28日

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小林海斗

それじゃダメなんだよ

牧野花穂

え?

海斗が花穂を壁に押し付ける

牧野花穂

きゃっ、

小林海斗

ごめん、でも聞いて。

悲しげな表情な海斗を押し返すことはできなかった。

小林海斗

俺さ、さっき花穂のお父さんに頼まれてって言ったけど、

小林海斗

あれ、嘘なんだ

牧野花穂

え?

突然の告白で理解が出来ない

小林海斗

それで…

牧野花穂

まって!

牧野花穂

じゃあどーやって家に入ったの?

もしかしたら、海斗くんじゃないかもしれないと、一気に不安が押し上げてくる

小林海斗

空いてたよ

牧野花穂

まっ。ん??

小林海斗

本当は、花穂が帰ってきてから会おうと思ったんだけど

小林海斗

ドア開けてみたら

小林海斗

空いてたから、中に花穂居るんじゃないかと思って、

牧野花穂

そっ、それほんと?!

小林海斗

だいたい、鍵を閉め忘れるなんて一人暮らしでしかも女の子なのに絶対あっちゃダメなことだよ?!

小林海斗

しかも、男の人用の靴があるの、気が付かなかった?

牧野花穂

あっ。そー言えば。

玄関に入ってくる時、靴が増えているような気がしたが、花穂はスルーしてしまっていた

牧野花穂

私…

小林海斗

心配なんだよ…

小林海斗

鍵が空いてた時から決めた、花穂を守るって。

牧野花穂

海斗…くん。

小林海斗

俺…実は…

ピーンポーン

何か言いかけたような気がしたが、花穂は玄関を見た

牧野花穂

あっ、誰だろ

押し付けられた花穂は、スっと海斗の腕を通り抜け玄関へ駆け付けた

小林海斗

……

牧野花穂

はーい

ガチャ

牧野花穂

あっ絢斗!

玄関の方から聞こえる花穂の声

小林海斗

絢斗…(中学の時に仲良くなったって言ってた子か。)

小林海斗

(なんだろう。胸がモヤモヤする)

斉藤絢斗

その靴誰の?

牧野花穂

あっ、実は今小学生の時の友達が来てるの。

斉藤絢斗

ふーん。(かなりでかい、男か?いやまさか、花穂が俺以外の男家に居れるなんてありえ…)

小林海斗

こんにちは

奥からでてきた海斗を見て絢斗はびっくりした

斉藤絢斗

なっ!男?!

牧野花穂

あっ絢斗くん!この子は小林海斗くん。

実は花穂と絢斗は約束事がある。

絶対に絢斗以外の男を家に入れない事。

もちろん絢斗が提案した約束事。

花穂は約束を破ってしまった事を申し訳なさそうに海斗の自己紹介をした。

牧野花穂

ごっごめんね、絢斗。

牧野花穂

でも、これには訳があって!

小林海斗

なんで花穂が謝ってんの?

牧野花穂

え、とっ。実は

斉藤絢斗

いいよ、花穂言わなくて

斉藤絢斗

っで、誰なのお前

小林海斗

さっき花穂が言った通り、小学生の頃の友達の小林海斗です

斉藤絢斗

そーじゃなくて、花穂のなんなのって聞いてんだよ

牧野花穂

あっ絢斗!どーしてそんなに怒ってるの!やめて、

バチバチ花穂の前で分かりやすく喧嘩をする2人。

小林海斗

だから、俺は花穂を守りにここに来たんだよ

斉藤絢斗

守りに?ふっ

斉藤絢斗

そんなことでしたら、花穂には俺がついているので安心して帰っていただいて結構ですが?

小林海斗

安心?出来るかよそんなの

斉藤絢斗

は?

牧野花穂

やっやめて!

なんの事で揉めているのか分からなかった花穂は、止めるしかできなかった。

そんな必死な花穂をよそに、言い合いを続ける2人

小林海斗

まず、君は花穂の家に入る僕を止めれなかったよね?

小林海斗

もし、僕が知らない奴だったらどーなってた?

小林海斗

全然守れてねーじゃんか

斉藤絢斗

…っ

図星を付かれた絢斗が黙り込んだ

牧野花穂

ねっね!!!

牧野花穂

どーしたの2人のとも!

斉藤絢斗

だいたい…花穂が。純粋すぎる!

っと、捨て台詞を言って走って言ってしまった絢斗

小林海斗

それは分かる

っと続けて、海斗がボソッと言った

牧野花穂

????

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