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ﾊﾟﾁｯ
瑠ヰ
＿＿＿＿…
瑠ヰ
……………あら…？
瑠ヰ
なんで、ここに………
＿＿＿おねえちゃん、だあれ？
瑠ヰ
！
瑠ヰ
え……
瑠ヰ
はじめましてだねぇ、わたし、るいっていうの！
瑠ヰ
………ｯ…！？
瑠ヰ
（私……。まだ生きてる頃の、私）
瑠ヰ
……偶然ね、私も瑠ヰよ
瑠ヰ
え〜！？おんなじなまえだねぇ
瑠ヰ
ところでルイ、貴方はなんでここにいるの？
瑠ヰ
う〜ん？あのねぇ、みんなにはひみつだよ…？
瑠ヰ
……えぇ、勿論
瑠ヰ
教えてくれる？
瑠ヰ
いいよぉ
瑠ヰ
あのね、このおくのこやにね！
瑠ヰ
わたしとおなじとしのこがいるんだって♪
瑠ヰ
………＿＿＿そう
瑠ヰ
あのね、ルイ
瑠ヰ
よく聞いて
瑠ヰ
？
瑠ヰ
その子供はね、皆から嫌われてるの
瑠ヰ
皆に虐められて、皆を憎んでるの
瑠ヰ
えぇ〜！？みんなからきらわれてるの！？
瑠ヰ
えぇ、そう。だから＿＿＿…
『関わっちゃいけないよ』
瑠ヰ
……だから…、＿＿＿
瑠ヰ
じゃあねぇ
瑠ヰ
るいがすきになってあげなくちゃだねぇ〜
瑠ヰ
……！
瑠ヰ
……………。
瑠ヰ
？、おねえちゃん……？
瑠ヰ
（関わってはいけない）
瑠ヰ
（私が宿儺と出逢って、仲良くなったから）
瑠ヰ
（村人の皆は、殺されたのに＿＿＿）
瑠ヰ
……そうね。
瑠ヰ
1人は、寂しいもの……＿＿
宿儺は、何もしてない
何もしてないのに……
瑠ヰ
（……なんで普通と少し違うだけで）
瑠ヰ
（宿儺は忌み嫌われないといけないの……？）
瑠ヰ
おねえちゃん、どうしたの？どこかいたい……？
瑠ヰ
（多分、これは何かの夢）
瑠ヰ
（此処で何が起きようと、目覚めた未来は変わらない）
瑠ヰ
何も、変わらない＿＿…
ﾊﾟﾁｯ…
瑠ヰ
…………。
瑠ヰ
はぁ、次は何処よ…、
呪霊
¶‡‾‥⁉÷‼™⁇…»
瑠ヰ
！
瑠ヰ
（特級呪霊……、確認できるだけでも3体）
瑠ヰ
（そして、この呪力は……）
どけ呪霊！！
その身体ごとぶっ飛ばすぞ！！
瑠ヰ
悟……
瑠ヰ
（この口調からして、出会ったばかりの頃ね…）
ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ……
瑠ヰ
！
五条
術式反転＿＿＿赫。
ｼｰｰｰﾝ
呪霊
¶®‼®†®™…∆‥¶‼®‾※”×®⁇…
五条
ﾁｯ、また失敗かよ……！
ﾊﾞｯ
五条
！
呪霊
○○○○○……
ｶﾞｯ！！
五条
はっ、どんだけ攻撃しても当たんねぇよバ〜〜〜カ！
呪霊
○○○○○○………
呪霊
きゃっきゃっきゃっ！
呪霊
"あたらない"
呪霊
アタラナイ当たらない中らない讐たらないアタラない……♪
五条
げえっ、マネすんなよ
ｶﾞｯ！
呪霊
いたあ、いたあ！！！
呪霊
○○○○…
『◐◐◐』
ｷｰｰｰｰﾝｯ
五条
ｯ！？
五条
（無限が崩れ……！！）
瑠ヰ
悟……っ！！
ｻﾞｱｯ！
五条
！
夏油
大丈夫か！？
瑠ヰ
！
五条
傑…
ｻﾞｯ…
五条
！
呪霊
「アタラない」？（ﾆｲｯ）
五条
傑、危ねえ＿＿＿…！！
夏油
！？
ｶﾞｯ
呪霊
！
呪霊
タスケて、たすけ＿＿＿…
瑠ヰ
死ね。
ﾊﾞﾗｯ
五条
………！
夏油
瑠ヰ先生…、
呪霊
○○、『◐◐＿＿＿…
瑠ヰ
ｶﾞｼｯ
ﾎﾞﾛｯ…
呪霊
♡ο☆☆↷§‰♧§Βο∩π※⁈
瑠ヰ
癪。
ﾊﾞﾁｬｯ！
瑠ヰ
（………＿＿＿）
五条
お、おぉ……
五条
（あっという間に……）
夏油
……………。
夏油
（3体共それなりの力を持っていたのに……）
夏油
（やはり、同じ特級でも＿＿＿）
夏油
格が、違う＿＿＿＿…。
瑠ヰ
悟。
五条
あ？
ﾊﾟﾁﾝｯ
五条
……ｯ、た＿＿＿…
夏油
！？
五条
てめぇ……。何すん＿＿＿
瑠ヰ
＿＿今私がいなかったら
瑠ヰ
どうするつもりだったの
五条
あ？
瑠ヰ
今私が3体共祓っていなければ……
瑠ヰ
今頃貴方達、骨も残ってないのよ
瑠ヰ
ねぇ＿＿＿…
瑠ヰ
どうするつもりだったの？悟。
ｿﾞﾜｯ…
五条
……ｯ
夏油
瑠ヰ先生……？
瑠ヰ
貴方達は強いわ
瑠ヰ
でも＿＿＿
瑠ヰ
貴方達だけ、貴方だけ強くても
瑠ヰ
世界は何も変わらない
瑠ヰ
貴方が守りたいものは、何一つ守れない
五条
！
瑠ヰ
貴方達が最強でも、まだ子供なのだから
瑠ヰ
死んではいけない。
瑠ヰ
……無茶はしないで
五条
………んでテメェの言う事なんて聞かなきゃなんねぇんだよ
五条
俺が何時、何処で死んでも……
五条
お前には関係ねぇだろ！
瑠ヰ
関係なんて無いわよ
五条
！
瑠ヰ
関係なんて無い
瑠ヰ
無いけど、それでも＿＿＿…
雄も、傑も、もういない
宿儺だって、私の隣には
もう、いない
瑠ヰ
（これ以上、もう……）
瑠ヰ
大切な人を、失いたくないの
夏油
私が持つ全ての呪霊527体を纏めてお前にぶつける
夏油
コレはお前にも消滅することが出来ない………
夏油
勿論、避けることも不可能だ
夏油
……………。
ｸﾞｯ…
夏油
＿＿＿……皆を
悟
達
を
よ
ろ
し
く
瑠ヰ先生。
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