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なんで、こうなったんだ

第2話 - 学校で

2025年03月31日

#呪術廻戦夢小説

#東リベ夢小説

#二次創作

#虐め

#虐め系

遠い記憶のパイナップル

第2話です＿

生徒指導の先生

はい、じゃあ、地毛証明書見せて。

疑いを向けた目で、手を差し出してくるあ、私は空田花鳥、15歳呪術高等専門学校、女子校(男子校の方もある)に通う一年生みての通り疑われてる

鷹の爪光

……はあ。はい。

ヒソヒソ＿『なんかさ、あの先生なんか厳しいよね』『二人とも可哀想……』本当にそうだ。私も中学でどれだけの人に疑われたか……

生徒指導の先生

自筆か？

鷹の爪光

やだなあ、違いますよセンセ。

生徒指導の先生

……ふん。まあ、鷹の爪はいいとしよう。じゃあ次は空田。

ゴソゴソ＿ゴソゴソ＿

空田花鳥(そらたはと)

……あれ？

生徒指導の先生

どうした？無いのか？

空田花鳥(そらたはと)

いや、持ってきたはず……

鞄の中の、ファイル。そこにいつもいれといてる地毛証明書が……ない

空田花鳥(そらたはと)

え、あー……

空田花鳥(そらたはと)

なくしました

生徒指導の先生

……はあ？

鷹の爪光

え、空田さん、もしかしてないの？

空田花鳥(そらたはと)

持ってきはしたんですけど……

鷹の爪光

え、わたし、あさ、空田さんの証明書みた気がするんだけど

ヒソヒソ『え、じゃあ……？』

鷹の爪光

誰かもしかして、盗った？

空田花鳥(そらたはと)

(もってきた。それはたしか。まさか、ほんとに？)

生徒指導の先生

……鷹の爪、犯人捜しはよくない。空田。あとで生徒指導室へ＿

担任＿

もういいでしょう、先生

生徒指導の先生

高田先生

担任＿

保護者の方からこの二人に関してのことはきちんと言われています

担任＿

言いすぎです

生徒指導の先生

……

るな

……ねえ、大丈夫？ハトちゃん

空田花鳥(そらたはと)

うん、大丈夫

彼女は中学時代からの親友の一人、るなだ

空田花鳥(そらたはと)

まいったよねー。たしかにもってきたのに

担任＿

＿さて。ふたりは席について。空田さんは生徒指導室にはいかなくて大丈夫。

空田花鳥(そらたはと)

ありがとうございま……

鷹の爪光

先生、私朝礼の前、本当にハトさんの証明書を見たんです。一時限目は学活ですよね。少し、探しませんか？

るな

確かに。いいね。早く見つかることに超したことはないし

担任＿

……あー。まあ……最初の10分とかなら

担任＿

地毛証明書もあったほうが、吉岡先生もいいですよね？

生徒指導の先生

まあ、そうですね。

担任＿

じゃあ皆とりあえず、鞄の中探してみようか

空田花鳥(そらたはと)

……(いや別にいいんだけどな)

『そうね、探しましょ』

『無いままだとモヤモヤするし！』

空田花鳥(そらたはと)

(ああ、この学校には本当にいい子が多いな)

数分後＿

るな

え、待って？なんで……

鷹の爪光

るなちゃん。……貴方だったの？

鷹の爪光

それ、ハトちゃんのじゃん

空田花鳥(そらたはと)

(え……)

クラスメイトA

どういうこと？るなちゃん、盗った？

るな

いやそんなことは……

クラスメイトB

でも、入ってたならそういうことでしょ？

クラスメイトB

るな、どういうこと？

るな

え、いや違うの。これは。

るな

なんかの間違いだってぜったい。私がハトのやつ盗るわけ無いじゃん

鷹の爪光

でも実際入って＿

担任＿

ほらほらストップ。

空田花鳥(そらたはと)

たぶん、間違えて入っちゃったんだと思うよ。私たち仲いいから

るな

そ、そうだよ。
私こんなのいれた覚えないし……

担任＿

まあ、とりあえず返してあげて

るな

うん……

空田花鳥(そらたはと)

ありがと。気にしない方がいいよ。

でもそれから彼女は

るな

……

クラスメイトA

……(まあ、話しかけなくていいか)

ずっと、クラスの皆に薄く疑われたまま。

クラスメイトC

＿まあ、確証無いからね。

皆いい子達だ

でも、どこか話しかけづらくなって

空田花鳥(そらたはと)

＿

空田花鳥(そらたはと)

(……)

いつの間にか私も、話しかけられなくなった

るな

……

＿＿＿

鷹の爪光

ねえ、ハトちゃん。お昼いこう？

空田花鳥(そらたはと)

ん？いいよ？

お昼も、鷹の爪さん……光ちゃんと食べることが増えた

髪色が特殊繋がり、だそう

鷹の爪光

でねでね？理科の先生まじ筆圧濃いから消すのがさ……

いつの間にか光ちゃんと仲良くなっていて光ちゃんといるのが楽しくて

るな

＿

るなとは、話すことがなくなった

マイキー

で、今日高校はどうだった？

空田花鳥(そらたはと)

いやそれがさ……

空田花鳥(そらたはと)

はあ……

ドラケン

なんか最近浮かない顔してんな

鷹の爪光

最近、親友とうまく行ってないみたいなんだー

花垣武道

へえ……そういうもんなんすね

鷹の爪光

ハトちゃんの地毛証明書盗った疑いが向けられててさ、その子。まあほぼ黒確だと思うけど

マイキー

は？そんなやついんの？

花垣武道

まあ、居るもんですよねそういうの

空田花鳥(そらたはと)

……(あんたは何を悟ってんのよ)

こいつらは東卍の奴ら、マイキー、ドラケン、武道。放課後は毎日、いつもの河原に集まってる。今日は三人だけみたいだけど。

私より二歳下なわけだが……お前らまだ中学生だろ濃い人生だ。というかもう高校生って言われても違和感がない

空田花鳥(そらたはと)

(すごいなあ)

鷹の爪光

高校も大変なのよ

鷹の爪光

あんたたちは進路どうすんの？

マイキー

俺は東卍1択

ドラケン

俺も

花垣武道

んーまあ俺もっすね

空田花鳥(そらたはと)

ふえー。

ドラケン

ま、あんま気にすんな。

マイキー

そーそ、ドラケンの言う通り。いつの間にか戻ってるって

花垣武道

(そうも行かなかったりするんすよね……)

遠い目をしている武道。君は最近来たけど、1体君は人生の何を見てきたんだよ

空田花鳥(そらたはと)

だといいけどね……

鷹の爪光

そうそう、気にしないでよハトちゃん。

鷹の爪光

私も居るんだから

鷹の爪光

ね？

空田花鳥(そらたはと)

……うん

空田花鳥(そらたはと)

あんたたちが居るからねえ

マイキー

そうそう。よし、これからサイゼ行こうぜ。俺がおごる

空田花鳥(そらたはと)

えー。いやいや悪いよ

鷹の爪光

そーだよ。高校生が中学生に奢られるなんて面目ない……！！私がおごる！

空田花鳥(そらたはと)

毎回光奢ってんじゃん

鷹の爪光

うちは意外と金持ちなの

マイキー

いーなー。俺にも100万くらいくれよ

鷹の爪光

やだ♥️

ドラケン

お前らそのやり取り何回目だよ

ドラケン

そういや、おまえのお父さんとお母さんってどこで働いてんだっけ？

鷹の爪光

んー？お父さんはサラリーマン。お母さんは家政婦してる

鷹の爪光

ここだけの話、お母さん超金持ち

マイキー

家政婦で？

鷹の爪光

そ。月100

空田花鳥(そらたはと)

円？

マイキー

なわけwジュースも買えねえじゃんw

マイキー

いいな。エマにも紹介すっかそれ。どこだ？

ドラケン

やめとけ。こいつのお母さんが深夜12時帰りって知ってんだろ

マイキー

あ。そうだった

ドラケン

かわいい妹をそんなとこにやれねえだろ

鷹の爪光

間違いなく死ぬね

マイキー

げっやめとくわ

＿＿＿

翌日

空田花鳥(そらたはと)

あれ、これ

筆箱の中に、見覚えのある、けれど

私のものではない、シャーペン

鷹の爪光

え、まって。ハトちゃんそれ。るなちゃんのじゃない？

空田花鳥(そらたはと)

え、どゆこと？これほんとに

るな

、はとちゃん、それ、私の……お気に入り

るな

知ってるよね？

空田花鳥(そらたはと)

……えーたぶん、間違えてはいって……

鷹の爪光

……はとちゃん、謝りなよ。もう、言い逃れできないでしょ

空田花鳥(そらたはと)

え？

るな

そうだよ。返して。……もしかして、前のやり返し？

るな

酷い。やってないっていったのに。

鷹の爪光

……はとちゃん、気持ちはわかるけど、やり返すのは

担任＿

……待ちなさい。席に座って

るな

先生は、ちょっとだまっててくれませんか

担任＿

……。

るな

ねえ、ハトちゃん、何で避けてたの？最近

空田花鳥(そらたはと)

……それは、なんかこう、

るな

……ずっと疑ってたの？いつも通りにしてくれると思ってたのにさ、なんで？

るな

何でやり返すの？

クラスメイトA

まってよ。そもそもあんたが地毛証明書を……

るな

待ってよ。

るな

私やってないって、言ってるじゃん。

るな

なんでよ。

空田花鳥(そらたはと)

あ、

泣いてる

るな

何で皆避けるの？やってない。やってないっ

鷹の爪光

るなちゃん！

鷹の爪光

だめだよるなちゃん

鷹の爪光

疑われても仕方ないよ。それは理解して！

るな

うるさい

るな

それ私のお気に入り。しかも壊してるじゃん。

空田花鳥(そらたはと)

え？

空田花鳥(そらたはと)

あ、ほんとだ……バネが切れてる

空田花鳥(そらたはと)

ごめん、嫌でも私じゃ

るな

ねえ、それ、おばあちゃんからもらったやつって言ったじゃん

るな

形見だって言ったじゃん

クラスメイトB

え……

ヒソヒソ『酷くない？』『どうすればいいの？これ』

鷹の爪光

……はとちゃん、だめだよ。それはさすがに。だめだよはとちゃん、

るな

ねえ、私じゃないの

空田花鳥(そらたはと)

いや、でも、なんとも

空田花鳥(そらたはと)

だって、確証も……

るな

……

るな

親友でしょ？信じてくれてないの？

空田花鳥(そらたはと)

親友だからって盲信するわけじゃないよ

るな

……は

るな

ねえ、地毛証明書は私じゃない。でも、シャーペンが大切なものなのは、貴方しか知らないの

るな

あんたでしょ

空田花鳥(そらたはと)

やってないって。

るな

私もあんたを信じれない

鷹の爪光

ねえ、はとちゃん。だめだよ。人のもの盗って、壊すなんて、最低だよ。謝って。償ってよ。

空田花鳥(そらたはと)

……、

担任＿

……授業中。あとにして。

その日の授業、まるでお通夜みたいだった

昼は

鷹の爪光

大丈夫？はとちゃん、私はそんなことしてても、気にしないからさ

彼女もまた、信じてくれていなかった

＿＿＿まあ、いっか

よくないけど。

それから

話しかけられることが、無くなった

光は絡んでくれるけれど

なんだか

それをみた周りの子が『この子は誠実で優しい』って言うのをみて

光のことも、信じきれないまま

物を拾っても、相手は苦笑いするし

疑われても仕方ないけれども

なんとなく、哀しくなった

鷹の爪光

はとちゃん。大丈夫？

空田花鳥(そらたはと)

うん、まあ。ほどほど

るなは時々睨んでくるけど

無視、してくるけれど

それも仕方ないなと思って

過ごした

先生も授業中私を極力当ててこない

きっと面倒事は避けたいのだろう

私が疑われている内容も内容だし

きっと、仕方がない

遠い記憶のパイナップル

今回はここまでです

遠い記憶のパイナップル

続きもまた上げるつもりです

遠い記憶のパイナップル

小さな違和感に気づいてくれたらいいな

遠い記憶のパイナップル

では(@^^)/~~~

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