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7 - トランプが⋯したいです⋯

♥

147

2024年06月08日

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あの後、一旦、各自の部屋に戻り、昼食をとることになった。

INFP

⋯⋯⋯。

ENFJ

どうしたんだ、INFP?

ENFJ

顔色が悪いが

INFP

え、あ、いや⋯その⋯

ESFJ

悩みがあるなら⋯相談してね?

INFP

あ、悩み、ていうか⋯

INFP

ESFPとINFJが、⋯死んじゃったこと

INFP

まだ、立ち直れていないっていうか⋯

ISFJ

分かるよ、その気持ち

ISFJ

私も⋯今だって、悲しいもん

INTP

⋯未だに、助けも来てないし。

INTP

私たち、ずっとこのままで⋯⋯

ESTP

おいおいINTP、そんなこと⋯

INTP

だって⋯もう1週間も経ってるじゃない。

(そういう設定です)

ISTP

いいや⋯助けは来るし、絶対にここから出られる。

ENTJ

⋯どうして、そんなことが言えるのかしら?

この、湿った空気に耐えきれず、俺は口を開いてしまった。

そして、俺の発言に視線が集まる。

ISTP

⋯⋯ただ、そう思っただけだ。根拠なんてない。

ISTP

それに、

ISTP

ESFPなら、そう言うんじゃないか。

INFP

⋯⋯⋯!

ISTP

そう思っただけだ。

ENFP

⋯ISTP、柄にもなく良いこと言うねー!

ENTP

気でも動転してるんじゃね?

ESTP

じゃあずっと動転してたらいいのにな!

3人「がはははは!」

ISTP

⋯⋯⋯⋯うざ

INFP

ISTP⋯、ありがとう。

INFP

なんか、元気が出てきたよ。

ISFP

私も〜。ISTPのおかげだねぇ

INTJ

ISTPの発言には賛同しかねるが⋯

INTJ

こういう雰囲気になるのは⋯悪くないか。

ESTJ

皆の元気が戻ったようなら、なりより⋯かしらね。

INTP

まぁ、私はそんな考えには同意しないけどね

ISTJ

余計なこと言うな。

ENTP

〜っし、んじゃ、皆さんの元気が出てきたところで⋯

ENTP

第1回!!トランプ大会を開きまーす!!

ENFP

イエーイ!

ESTP

ドンドンパフパフー

ESTP

⋯⋯で、トランプ大会ってなんだ?

ISFP

知らなかったのにそのノリなんだ⋯

ENTP

自由ルームによ、トランプあったろ?

ENTP

アレで、俺らでトランプ大会すんのよ!

ENTP

みんなでワイワイ楽しんで、殺し合いなんか起こさせないようにしよーぜ?

ENFJ

ENTPにしてはいい案だな!俺は参加するぞ!

ENTP

あ、これ強制参加だから!

ISFJ

えっ!?ご、強引⋯

ISFP

じゃあ、ドベは罰ゲームなんてどう?

ENTP

そーだな⋯⋯、ドベの奴は、洗濯係に任命して、俺らの服を洗濯してもらう事にしようぜ!

INTP

服って⋯朝起きたら、毎日ベッドの傍に置いてある

INTP

あの服とかのこと?

ENTP

そうそう。

ISTJ

服が洗濯もできずに部屋に置きっぱなしというのも、癪だったしな⋯

ISTJ

丁度いいかもな。それ

ENTP

おーし、自由ルームにこい!

そして

激闘の末────

ESFJ

⋯⋯ぼ、僕が

ESFJ

ドベ⋯!?

ESFJが洗濯係になった。

その後、明日の朝からはESFJが皆の分の服を洗濯する、ということになり

トランプ大会は幕を下ろした。

ISTP

⋯⋯⋯夜飯まで暇だな

ISTP

寝るか⋯⋯⋯

もちろん俺は寝るのであった。

図書室

INTJ

⋯⋯⋯⋯。

INTJ

この本棚の、この本の隙間

INTJ

⋯⋯気になるな。

ということで、この後は普通に飯食って寝た

うん、そうだよな。

俺らは毎日楽しく暮らして

いつか来る助けを待つだけでいい。

それだけ。

それだけなんだ。

   

  

  

コンコン

 

ISTP

⋯⋯なんだ?

誰かが扉を叩いているようだ。

今が何時か、腕時計で確認すると

⋯午前8時

ISTP

⋯⋯⋯ISFPか

昨日、ENTJ達と決めたように

ISFPは俺を起こしに来てくれていた。

そんでもって、今は中央部屋に来ている。

ENTJ

⋯うん。皆、言う通りに動いてくれているわね。

ISTJ

満足そうな顔だな⋯⋯。

やたらと自慢げな様子のあるENTJを横目に見つつ

また一日が始まった。

 

ISTP

よし⋯⋯⋯⋯寝るか⋯⋯

ENTJ

ちょーっと待ちなさい、ISTP

ISTP

な、なんだよ⋯⋯

ENFJ

お前にちょっと話があってな⋯

ENTJ

そういうこと。

ENTJ

ほら、自由ルームに行くわよ

ISTP

や、やめろ!!俺は寝たいんだ!

ENFJ

寝るのは夜にもできる!

ISTP

俺は今寝たい!

ISFP

ISTP⋯⋯諦めた方がいいよ⋯

ISTP

説教は嫌だーー!!

ENTJに引き摺られる形で

自由ルームに運ばれる俺

もう諦めた方がいいのか⋯

⋯⋯⋯そして、視界の傍らには

ESTP

────

ESTJ

────

洗濯室へ向かうESTJと、ESTP

ISTP

(あいつも説教されるのか⋯?)

ENTJ

ISTP!あなたはいつも眠たいだの何だのと言っているけれど⋯

ENTJ

ちゃんと寝てるの!?夜更かししているんでしょう!?そんなんじゃ早死するわよ!?

ENFJ

そうだ!!!

ENFJ

折角、お前は良いことを言っていたのに⋯勿体無い生活習慣だぞ!!!!!

ということで

ENTJとENFJに説教され

俺の昼寝は泡と化した

そうして、説教から開放された俺(と仲間たち)は

各々、昼食ののち晩食をとり

就寝時間の20時がくるまで、中央部屋に集まっていた

すると⋯⋯⋯

ESFJ

み、みんなー!

INTP

ESFJ⋯⋯あんたなにやってんの?

ENFP

ESFJがESTJの部屋から出てきて、

ENFP

ESTJをおぶっている⋯⋯⋯

ENFP

これってつまり⋯!?

ESFJ

そ、そういうのじゃないから!

ESFJ

僕はただ、ESTJが顔色悪そうだったから⋯

ESFJ

先に部屋に帰っていたESTJが心配で、ESTJの部屋に行ってみたんだ。

ESFJ

そしたら、ESTJが倒れてて⋯

INTJ

なるほど。それで運んできた、という訳か。

INFP

確か、医療室があったよね⋯?

ENTJ

じゃあ、そこに運びましょう。

そして、ESTJをおぶったESFJ

近くにいたINFP、ISFJ

ENTJと、ENFP(に連れてこられた)と、俺が

医療室に集まっていた。

ENTJ

これは⋯気を失っているのかしら

ESTJをベッドに寝かせた。

ISTP

死んではないよな?

INFP

ちゃんと生きてる⋯ね

ISFJ

うーん、気苦労か何か、かな?

ENFP

ESTJも、ENTJバリに色々疲れてるだろーからね

ENFP

そういう時もあるっしょ!

ENTJ

とりあえず、ESTJはこのまま寝かせておきましょう。

ENTJ

そろそろ就寝時間よ。

その後、中央部屋に戻った俺たちは

就寝時間が来るため、部屋に戻っていくのであった。

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