コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
こばこだ視点 運営国 廊下にて
僕はゆっくりと、廊下の床に座っていた。心がずっしりと暗く、重く、沈んでいた
こばこだ
こばこだ
こばこだ
こばこだ
おいよ
声が聞こえ、上を向く。其処にはおいよさんやにこにーさん、ねねむいさんが居た
こばこだ
こばこだ
おいよ
にこにー
ねねむい
こばこだ
てんぷらちゃん
何時の間にか僕達の近くに居たしゅんさんとてんぷらちゃんさんが、暖かそうなマグカップを渡してくれた
こばこだ
こばこだ
にこにー
ねねむい
???
そんな声が聞こえ、全員が奥の方を見る。其処にはぐちつぼさんが居た
おいよ
にこにー
ぐちつぼ
ぐちつぼ
飛び石のしゅん
ぐちつぼ
ぐちつぼ
ぐちつぼ
ぐちつぼさんが悲しそうな顔でそう言う。其の顔を見て、俺達も顔を俯く
こばこだ
レウクラウド
にこにー
コンタミ
ぐちつぼ
おいよ
おいよさんが二人にそう聞いた。二人はお互いに顔を見合わせ、悲しそうな顔をした
レウクラウド
ぐちつぼ
ぐちつぼ
コンタミ
おいよ
飛び石のしゅん
ねねむい
てんぷらちゃん
レウクラウド
そんな事を話していると、放送が流れた。声の主はきょーさんで、食堂に集合を掛けていた
僕達はお互いに顔を見て、食堂に向かった
食堂にて
金豚きょー
おいよ
金豚きょー
きょーさんが此奴と呼んだ人は、緑色さんだった。緑色さんは何時も以上にオロオロとしていた
緑色
緑色
緑色
そう言う緑色さんの掌には、小さなカメラを持っていた
コンタミ
緑色
ぐちつぼ
ぐちつぼさんがそう言うと、緑色さんはカメラを起動して録音を再生した
録音の中に有る声は、らっだぁさんと緑色さんの声が乗っていた
『…そろそろ、彼奴等にも云わなきゃなぁ』
『…彼奴等ッテ…ラ民?』
『うん。ら民に、俺が妖怪だって事』
『そろそろ、ケジメ付けないといけないし…』
『…ナンデ?』
『…ら民は皆、色んな事が有って逃げた人達だ。其れは人間、人外、妖怪等問わず…ね』
『しかも、皆の殆どは妖怪に襲われた人達ばかりだ。そんな人達ばかり居るのに…俺は皆の事を騙してた。隠してた…』
『…だから、俺が妖怪だって云って、皆に騙してた事を話して、此れからを皆に考えてほしい』
『ら民を抜けたり、運営国から逃げても良い。俺を嫌いになっても良い。取り敢えず、皆に考えてほしいんだ』
『どうせ、妖怪だって話したら、皆は恐ろしそうな顔で俺を見るから』
『…なんで…そんな事言うの…?』
『んー?今までの経験上…?』
『やだよ…?』
『らだおくんは… 殺される事を知ってて…言うの……?』
『…そうだよ?』
『まぁ…殺されるなら、ら民じゃなくて別の所からだろうなぁ…例えば、どっかの兵士とか?』
『…ヤダ。絶対、殺させない』
『えぇー…… まぁ良いけど…』
『…まぁ…取り敢えず、自分で話す事からだなぁ…』 『うぅ…考えたくねぇ…』
『ジャア、ケジメナンテ付ケルナヨ』
『…其れはやだなぁ』 『俺はもう逃げないって決めたし』
『…もしも、誰かにバラされたら…如何するの…?』
『其れはもう、絶望しかない そうされたら…逃げちゃうかも』
『…ソッカ』 『ジャア、逃がさないようにしないとネ』
『うっわぁ…わっるい笑顔ぉ…』
『…まぁ、止めれるなら止めてね?』
『ン!!』
金豚きょー
緑色
緑色
緑色
緑色
コンタミ
緑色
レウクラウド
金豚きょー
おいよ
てんぷらちゃん
飛び石のしゅん
ぐちつぼ
にこにー
金豚きょー
緑色
緑色
そう、緑色さんがカメラを撫でながら話していた
金豚きょー
廊下にて
ねねむい
にこにー
飛び石のしゅん
こばこだ
こばこだ
こばこだ
てんぷらちゃん
飛び石のしゅん
おいよ
ぐちつぼ
おいよ
にこにー
ねねむい
おいよ
ぐちつぼ
おいよ
おいよ
おいよさんがそんな事を言い出し、とある案を出した
其の案を聞いた後、僕達ら民の口角が上がった