多分青桃かな?
暴力・虐め表現◯
160たっぷ
曲パロ あの夏が飽和する
桃
君はそう言っていた。
梅雨時ずぶ濡れのまんま、
部屋の前で泣いていた。
桃
夏が始まったばかりというのに、
君はひどく震えていた。
そんな話で始まる、
あの夏の日の記憶だ。
青
桃
青
桃
桃
桃
桃
桃
そんな君に僕は言った。
青
青
財布を持って、ナイフを持って
青
携帯ゲームもカバンに詰めて
青
いらないものは全部壊していこう。
青
青
あの写真も、あの日記も、 今となっちゃもういらないさ。
青
桃
人殺しとダメ人間の 君と僕の旅だ。
青
桃
そして僕らは逃げ出した。
この狭い狭いこの世界から。
青
桃
家族もクラスの奴らも何もかも 全部捨てて君と二人で。
遠い遠い誰もいない場所で 二人で死のうよ。
もうこの世界に価値などないよ。
人殺しなんてそこら中 湧いてるじゃんか。
青
桃
君は何も悪くないよ。
母親
母親
桃
母親
青
バッシャーーン
青
モブ
モブ
結局僕ら誰にも 愛されたことなどなかったんだ。
青
桃
そんな嫌な共通点で 僕らは簡単に信じあってきた。
青
桃
君の手を握った時、 微かな震えも既に無くなっていて
誰にも縛られないで二人
線路の上を歩いた。
青
桃
金を盗んで、
桃
青
二人で逃げて、
どこにも行ける気がしたんだ。
今更怖いものは 僕らにはなかったんだ。
青
桃
額の汗も、
青
桃
落ちたメガネも
桃
桃
青
青
青
青
桃
桃
桃
桃
桃
桃
あてもなく彷徨う蝉の群れに、
水も無くなり揺れ出す視界に、
迫り狂う鬼たちの怒号に、
青
桃
バカみたいにはしゃぎあい
桃
ふと君はナイフを取った。
桃
桃
桃
桃
青
桃
そして君は首を切った。
まるで何かの映画のワンシーンだ。
白昼夢を見ている気がした。
警察の人
気づけば僕は捕まって。
君がどこにも見つからなくって。
君だけがどこにもいなくって。
そして時は過ぎていった。
ただ暑い暑い日が過ぎていった。
母親
青
家族も
モブ
モブ
青
クラスの奴らもいるのに
なぜか君だけはどこにもいない。
あの夏の日を思い出す。
青
僕は今も今でも歌ってる。
青
君をずっと探しているんだ。
青
君に言いたいことがあるんだ。
青
九月の終わりにくしゃみして
六月の匂いを繰り返す。
桃
君の笑顔は
桃
君の無邪気さは
桃
桃
桃
頭の中を飽和している。
青
青
青
青
青
青
コメント
1件
待って好きです