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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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みなさんどうも!叶です

前作を読んで頂いた方
ありがとうございます!

意外とハートが来ていて驚きました!

今回もトラクロとなります!

注意⚠️ トラクロのBLです ちょっとトラぺい入るかも…? 地雷さん、純粋さん! 今すぐに逃げろ‼︎ ご本人様に迷惑はかけないでください nmnm注意です

クロノアさんの心の声をこれに したいと思います!

俺、クロノアは片思いの真っ最中である

相手は幼馴染であり親友 昔からよく遊んでいて、

この時はまだ"親友"として 好きだった

でも、だんだん大人になってきて、 強くなって、かっこよくなった そこで自覚した

あぁ、好きなんだなって

それが中1の春頃だった筈だ そこからずっと、 高2になっても好きだった

でも君には他に好きな人がいる筈だ

ぺいんと

3人いる幼馴染であり親友の1人

好きだと気づいた頃に、君とぺいんとの 距離が近いことに気づいた

君はぺいんとが好きなんだな

って、失恋した気分だった

でも、まだ君を

トラゾーを 好いている

トラゾー

クロノアさん!おはようございます!

後ろから元気な声を掛けられる 一瞬でわかる、好きな人の声

クロノア

おはようトラゾー、元気だね

トラゾー

そうなんですよ!今日体育
バスケなんですって!
それで楽しみで!

そういって笑うトラゾーが 犬に見えて笑ってしまう

クロノア

そっか、トラゾーバスケ部だもんね

トラゾー

そうです!絶対勝つんで
見ててくださいね!

挑戦的な笑顔 そう言ったところも好きだ

というか言われなくても 凝視してるだろう

ぺいんと

お、2人共早っ⁉︎

しにがみ

ほんとですね!僕今日早めに家出たと
思ったんですけど…

また後ろから声を掛けられる

トラゾー

ぺいんと、おはよー

ぺいんと

おう、おはー

しにがみ

ちょいちょいちょい!僕は⁉︎

トラゾー

…いや〜今日めっちゃ晴れてんな〜

ぺいんと

な〜、春なのにあち〜

しにがみ

無視ですか⁉︎

クロノア

おはよう、ぺいんと、しにがみくん
今日は早かったね

ぺいんと

そうですよね!
いや〜トラゾーに勝てるかと
思ったのになぁ…

トラゾー

俺ぺいんとだったら
全然余裕で勝てるわ

ぺいんと

んだと⁉︎

しにがみ

僕もぺいんとさんには
ギリ勝てます!

ぺいんと

いや一緒に来たじゃねえか

トラゾー

ほんとだよエビフライ

ぺいんと

誰がエビフライだよ
マイクラのスキンだけだわ

ぺいんとが来た瞬間、トラゾーが さっきより元気になっている気がする

そこに嫉妬してしまう俺は 汚れているのか

クロノア

ほら、せっかく早いんだし、
そろそろ行くよ

クロノア以外

はーい!

トラゾー

おはよー

モブ

お、はよートラゾー

トラゾーは学校で人気者だ

勿論モテる

イケメンで、優しくて、バスケ部エース

モテない要素は何処ぞや、と思う

てぃーちゃー

おーい、席付け〜
挨拶するぞ〜

クロノア

はーい
っあ、おはようございます先生

トラゾー

クロノアさんタイミング
おかしくないですか?笑

クロノア

え?

生徒から笑いが生まれる

タイミングを間違えた気はしないが 面白いところも好きだ

この恋は叶わないだろうけど

トラゾー

よっしゃ来たーーー!!

クロノア

トラゾーうるさい

鼓膜を直撃する大声を注意する これに慣れてしまってはいけない気が するがもう手遅れだろう

トラゾー

酷いですね⁉︎今日1の楽しみなんですよ⁉︎早くやりたいんですから!

クロノア

朝からずっと楽しみにしてたもんね

トラゾー

はい!

そう笑うトラゾーがやっぱり犬に見えて 可愛いな、と思ってしまう

せんせぇ

よし、始めるよ!チームで軽い
試合するから急いでね!

トラゾー

はい!

俺は2試合目、トラゾーが1試合目 だったので、トラゾーの試合を見学する

汗だくで走り回る真剣な姿のトラゾーに ドキドキして、 見惚れてしまう自分がいる

パスをしっかり回して、 確実にシュートを打って

かっこいいな、 と思う

そのまま時間が過ぎ、トラゾーチームの 圧勝となった

トラゾーは試合後の挨拶をすると、 真っ直ぐこちらに駆け寄ってきた

トラゾー

クロノアさん、勝ちましたよ!
どうでした?

クロノア

やったねトラゾー。凄かったよ!

トラゾー

えぇ〜、それだけですか?

トラゾー

かっこよかった、とか
いってくれても…

クロノア

無理

トラゾー

そ、即答⁉︎傷つきますって…

…ごめんトラゾー

でも、好きな人に軽々とかっこいいとか 言えない…

だって恥ずかしいし!

ぺいんとに言ってもらってよ…

その後は俺の試合だったが、 色々とミスを連発してしまい 負けてしまった

でも、トラゾーは

トラゾー

お疲れ様ですクロノアさん!
惜しかったですね、あの
シュート!凄いよかったですよ!

クロノア

ありがと、トラゾー

こう言う気遣いや、優しさに どんどん惚れて

好きになっていってしまう

昼休み

この時間は俺とトラゾーのクラスで ぺいんととしにがみくんも混ぜて喋る

トラゾー

ー〜ーー〜ーーでさ、先生が、

ぺいんと

なんだよそれ笑

しにがみ

おかしいですってそれは笑

…やっぱり、楽しそうだな

トラゾー

まじまじ!ね、クロノアさん!

クロノア

あぁ、うんあれは笑うよ

クロノア

というか寝てたトラゾーも悪いけど

ぺいんと

は⁉︎お前また寝てたわけ⁉︎

トラゾー

クロノアさ〜ん…言わなくても〜

焦っているような、困っているような そんなトラゾーがちょっと可愛くて 笑ってしまう

クロノア

知らないよ〜笑、トラゾーが悪い

しにがみ

でもぺいんとさんも寝てません?

ぺいんと

あ"ぁ〜〜〜〜〜‼︎言うなよしにがみ!何も聞こえないよ〜‼︎

トラゾー

お前も同類なんじゃねぇか!笑

トラゾー

と言うかしにがみさんも寝てるでしょ

しにがみ

なんでわかるの⁉︎

ぺいんと

いやお前も寝てんのかよ

みんながわちゃわちゃと言い合う

こう言った時間も騒がしくて好きだ

トラゾー

この中で寝てないの
クロノアさんだけじゃないですか!

クロノア

ん?あぁ、そうかもね

ぺいんと

クロノアさんも寝ましょう!

しにがみ

そうですよ!そしたらここ、
完全不良グループですよ!

クロノア

えぇ〜…

トラゾー

ほら!クロノアさん困ってる!
いらないこと言わないの!

七味兄弟

はーいトラゾーママ

クロノア

ふふっ、ありがとう、トラゾー

トラゾー

いえいえ!

トラゾーの笑顔にどきっ、と 心臓が跳ねてしまう

しにがみ

あ、そういえば今日水曜日
じゃないですか!

クロノア

あ、そういえばだね

水曜日は週唯一の部活がない日

だからこの日は みんなで一緒に帰ることにしている

俺の楽しみな日

ぺいんと

あ〜、そういえば、なぁ

トラゾー

そういえばですね〜

トラゾー

…あのさ

クロノア

?どうしたの、トラゾー

トラゾー

今日、屋上集合にしませんか?

クロノア

屋上…?

いつもは教室か玄関の2択 こんなことトラゾーからは珍しい

ぺいんと

いいじゃん!そうしよ!

しにがみ

そうしましょう!
いいですよね、クロノアさん!

謎にぺいんとたちも乗り気だ

みんながOKなら俺はなんでもいいが…

クロノア

分かった、いいよ

トラゾー

!ありがとうございます!

クロノア

ん〜、じゃ、屋上ね〜

ぺいんと

おっけいです!

しにがみ

任せてくださいよ!

放課後

トラゾーと一緒に先に屋上へ行く

2人がいないところを見ると、 ホームルームが長引いているのだろう

クロノア

2人、まだだったね?

トラゾー

まぁ、いつものことですし、
気長に待ちましょ

普段こない屋上前

小さな小窓からいつもよりも 高いところからの景色が見える

春の晴れ…春晴れってあるのかな? 秋晴れは聞いたことあるけど…

でも、晴れ渡った空は明るく、 水色をしていて 西の方がほんのりと橙になっていた

帰る人たちの笑い声がここの静寂を破る

トラゾー

、あの…

黙っていたトラゾーが急に口を開く

クロノア

なぁに?

トラゾー

屋上、入ってみませんか?

クロノア

え?いや、屋上って鍵かかってない?

クロノア

入れるの?

トラゾー

え"、マジですか?
いやワンチャン…

トラゾーがドアノブを回すが

ガチャガチャいうだけで、 開く気配はない

クロノア

やっぱり開いてないか

トラゾー

うっわまじか…前読んだ
小説なら開いてたのに…

クロノア

小説だからね〜

クロノア

実際開いてたら危ないよ

確実に落ち込んでしまったトラゾー

入りたくて屋上に誘ったのでは、と思う

あんまりがっかりしてほしくなくて、 頭をフル回転させて 言葉を考える

クロノア

でも、先生に頼んだら
鍵借りれるかもだよ?頼んで…

トラゾー

あ"〜俺かっこつかな

クロノア

…へ?

トラゾーは頰を掻くと、いつもは 見ない、真剣な目をこちらに向けた

トラゾー

本当は屋上が良かったんですけど、仕方ありませんね

トラゾー

クロノアさん

クロノア

ぇ、あ、はい…

何が始まるのかわからない。 頭が混乱して、 ぐちゃぐちゃになっている

トラゾー

私はずっとクロノアさんが
好きでした!
私と付き合ってください!

なにをいっているのか、 りかいができない

だって、とらぞー、ぺいんとが、 おれ…ん?

クロノア

えぇっ⁉︎///

お、俺ッ、

好きな人から告白されてる⁉︎

嘘すぎる…夢か…

思わずほっぺをつねり、痛いと思う

トラゾー

いや、何してるんですか

クロノア

ぁ、ごめん、夢かなって

トラゾー

だからってつねりますか?

クロノア

いやいや、だって、トラゾーは…

クロノア

いや、ぺいんとは?

トラゾー

ぺいんと?

トラゾー

あぁ、ぺいんとには恋相談に
乗ってもらってて…今日は
しにがみさんと先帰れって
言ってあります

クロノア

…いつからすきだったの?

トラゾー

え//えーっと、小6の、冬?
あたりだったような…

そうだったんだ

ぺいんとと距離が近かったのは殆ど 俺の勘違いで、

トラゾーのほうが 長く恋してたんだ

クロノア

ふふっ

トラゾー

ちょ、笑わないでくださいよ…

クロノア

んーん、ごめんね

クロノア

トラゾーの方が、
ずっと好きだったんだ

トラゾー

え?

クロノア

俺は、中2の春頃から、その、
すきだった…///

トラゾー

ぇ、えっ、てことは…

クロノア

…俺も好きっっ!///

トラゾーはどんどん緊張顔から、 キラキラと顔を輝かせていく

反対に、俺の顔は見えないが、熱い

恥ずかしくて、トラゾーから 顔を逸らしてしまう

トラゾー

やぁっっっっったぁ〜〜〜〜〜‼︎

クロノア

うッッ

全校に響き渡ってもおかしくない声量で 喜ばれる

俺も嬉しいが、生憎羞恥心が 邪魔をして心の中で叫ぶことになる

その点、トラゾーが羨ましい

トラゾー

だって、
ずっと好きだったんですよ⁉︎

トラゾー

この関係を崩したくなくて
やっと告白できたけど、
ほんとはずっと…!

クロノア

ちょ、あの…その辺で…///

恥ずかしい…っ

クロノア

そ、それよりっ、もしかして
今日の集合ここにしたのって…

トラゾー

あ〜、屋上で告白したかったん
ですけど、鍵あったの
知らなくて…

そういうところだ

クロノア

トラゾーらしいね笑

トラゾー

むぅ…下調べすれば良かった…

クロノア

ふふっ、

トラゾー

クロノアさん!これからも
よろしくお願いしますね!

クロノア

わっ!急に抱きついてこないで…///

トラゾーは幸せそうに笑っている

俺も幸せだ

小窓からは暖かい日差しが差している

春。5月の今日。

俺に春が来た

うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ

お疲れ様でした!

意外と長くなってしまった…

この後実はずっといた七味兄弟に
いじられまくったとかなんとか…

最後の春っていうのは

青春、という意味で決めました

と言うか題名は私の知り合いが
5月の春って言い出して

5年の春じゃね?って言う

歌にできそうとか言ってたので

小説にしました(?)

訳わかんないですね

はい!247タップお疲れ様でした!
また不定期に投稿するのでよければ
また見てください!

それでは〜!

この作品はいかがでしたか?

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コメント

6

ユーザー

はっ…????????? 尊い…大好き…大好きぃ゛ぃ゛ぃ゛ 何なの…ストーリーえぐいほど大好きなんだけど…????????????? あいらぶゆーなんですけど??????? ちょっと脳みそくださいよ…()

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