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緑川 じゃぱぱ
じゃぱぱの叫び声が広い空間に 嫌に響いた。
じゃぱぱが叫んだ理由は 既に分かっている。
通路の奥から歩いてきた人物が ナイフを俺に向けている。
俺の目の前には、 鋭い刃先が輝いていた。
黄龍 たつや
反応が遅れたせいで、 後ろに下がることはできない。
「やられた」と、 直感的にそう感じた。
あと俺にできることは、 反射的に目を閉じることだけだった。
………。
痛くない。
確実にこいつは俺の目を狙ってたはず…。
緑川 じゃぱぱ
???
じゃぱぱの漏れ出たような声と共に、 低い舌打ちが聞こえた。
恐る恐る目を開けると__
赤城 ゆあん
ドスの効いた低い声が響く。
赤城くんが振りかぶっている腕を 片手で止めている光景が目に映った。
黄龍 たつや
相手の腕は今にも俺を刺そうと、 微かに震えている。
が、赤城くんの手は全く震えていない。
黄龍 たつや
そこでようやく気づいた。
俺は赤城くんに守られたのだ。
そのままじゃぱぱに目をやると、 驚きを隠せないのか目を見開いている。
???
赤城 ゆあん
???
赤城くんの問いに、 こいつは嘲笑い、口を開いた。
???
赤城 ゆあん
緑川 じゃぱぱ
???
???
赤城 ゆあん
その瞬間、赤城くんは 右足で相手を蹴飛ばした。
が、こいつも流れるようにして 受け身をとった。
???
???
緑川 じゃぱぱ
???
???
???
すると、こいつはフードをなびかせながら 高らかに笑った。
そして、来た道を走りながら 引き返していった。
黄龍 たつや
俺はすぐに追いかけようとしたが…
赤城 ゆあん
赤城くんに腕を掴まれて止められた。
黄龍 たつや
赤城 ゆあん
赤城 ゆあん
なぜ止めたのかはよく分からないが、
おそらく赤城くんなりに 何か考えがあって止めてくれたのだろう。
黄龍 たつや
黄龍 たつや
一瞬の出来事だったが、 頭の中は情報を処理するのに必死。
とにかく、俺は赤城くんの言うことに 従うことにした。
赤城 ゆあん
やらかした。
つい強く言い過ぎてしまった。
そもそも、どう言い訳しようか。
俺が緑川さん達の元を離れたのは わざとだ。
この場所に来る少し前から、 後ろからつけてきている奴が居るのには 気づいていた。
黄龍 たつや
緑川 じゃぱぱ
黄龍 たつや
黄龍 たつや
黄龍 たつや
赤城 ゆあん
赤城 ゆあん
緑川さんと黄龍さんが話していたとき、 少し離れた場所からフードを被った奴が こちら側を見ていた。
緑川 じゃぱぱ
黄龍 たつや
緑川 じゃぱぱ
赤城 ゆあん
赤城 ゆあん
だからあのとき、半ば強引に2人に 着いていった。
それで、やはり尾行してきていたから、 わざと少し離れて様子を伺った。
案の定、あいつは黄龍さんを 殺す気だった。
というのは表向きかもしれないが。
俺の名前を知っていたのが引っかかる。
もしかすると、元から目的は 俺だったのかも。
とにかく、今はこの場をなんとか 誤魔化さないといけない。
赤城 ゆあん
黄龍 たつや
赤城 ゆあん
黄龍 たつや
黄龍 たつや
黄龍 たつや
赤城 ゆあん
明らかに困惑している。
そりゃあそうか。 急に現れたと思えば追い払ったのだから。
何を思われてもおかしくない。
黄龍 たつや
黄龍 たつや
赤城 ゆあん
そう言って、黄龍さんは 俺の手を掴んだ。
黄龍 たつや
黄龍 たつや
黄龍 たつや
黄龍 たつや
黄龍さんは泣いているわけではないが、 手は震えていた。
きっと怖かったのだろう。当然だ。
その後も何度も何度も感謝を伝えられた。
緑川 じゃぱぱ
たっつんとゆあんくんが話している間、 俺は蚊帳の外で立ち尽くしていた。
俺も何が起こったのか 全く分からなかった。
でも、 ゆあんくんがたっつんを助けてくれた。
俺の中でしばらく情報を整理したあと、 とにかく行動することにした。
緑川 じゃぱぱ
黄龍 たつや
赤城 ゆあん
緑川 じゃぱぱ
黄龍 たつや
緑川 じゃぱぱ
緑川 じゃぱぱ
そうして、俺は2人を移動させた。
その後俺は緊急指令部に連絡して、 メンバー、スタッフ達をホールに 集めるよう指示した。
さらに、建物のセキュリティを起動させ、 警備員を総動員させて不審者を 捕まえるように指示し、警察に連絡した。
これでおそらくさっきのフードの男には 逃げられることなく捕まえられるはずだ。
そして一通りの連絡を済ませたあと、 俺も相談室へ向かった。
なべとチョコ@.
コメント
5件
あんまりこんな感じの話しがなかったけど、実際読んでみるとめっちゃ面白い!
神だ!!🥹💖最高すぎる、、♡
更新ありがとうございます!めっちゃ楽しみにしてました! 続き楽しみにしてます