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妾と奏多の関係は
引き裂かれた
んだよ
与謝野
与謝野
与謝野
与謝野
妾と奏多は 直ぐに仲良くなった
互いに 『奏多』､『あきちゃん』と
そう呼びあっていた
どの兵士も
妾達に優しく そして色んなことを 教えてくれた
でもそんな平穏な日常は
容易に続くものでは無かった
戦況は
妾達や兵士達の奮闘を 嘲笑うかのように
苦しくなった
ある日
奏多が言った
『逃げ出そう』
奏多
奏多
奏多
与謝野
奏多
奏多
奏多
奏多
与謝野
奏多
奏多
奏多
与謝野
奏多
奏多
奏多
与謝野
奏多
与謝野
奏多
奏多
奏多
与謝野
奏多
与謝野
奏多
横浜
奏多
与謝野
そして作戦決行の朝
奏多
与謝野
奏多
奏多
与謝野
奏多
ふたりは一斉に走り出した
此処迄はよかった
森衛生科長
森衛生科長
想定内
此処で異能を使えば あきちゃん"は"逃げられる
最初からあきちゃんだけ 助ける為に考えた作戦
今日の為だけに
この一瞬で決める
奏多
ﾊﾞｷｯ
鈍い音が聞こえた
笛を落としたのではない
それだけで横笛は壊れない
じゃあなんだ
森衛生科長
其の言葉と同時に振り向くと
森衛生科長が
私の笛を 持っていた
コメント
3件
ﾀｼｶﾆﾓﾘｻﾝｽｷﾀﾞｹﾄﾞﾋﾄﾞｽｷﾞﾔｼﾅｲｶ
ﾓ,ﾓﾘｻﾝｷﾗｲﾃﾞﾊﾅｲﾝﾀﾞｹﾄﾞﾅﾝﾃﾞｿﾝﾅﾋﾄﾞｲｺﾄｽﾙﾉ
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