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その日から私は1人になった。
挨拶をしても返されることもなく、孤独になった。
弥生は、陽キャの中でも陽キャで、私と一緒にいるのがおかしいくらいスクールカーストでは上の方だった。
彩
岸田弥生
あー、またか。いじめは、小中で散々、うけてきた。高校でもいじめはあるんだな。
彩
私の音楽の教科書が見当たらない。もう授業が始まる。
彩
みんなは私を置いて音楽室へ移動してしまった。
教室は私1人になった。
いつも狭いはずの教室はとても広かった。
私は泣いてしまった。
小中でいじめられた時はすぐに、弥生が助けに来てくれたのに、今はいじめる側になってしまった。
恋ってこんなに人を豹変させるんだ。
彩
私の心は開き直ってしまった。1回くらい休んだってどうにもならない。
私は椅子に座り、電気の消えた暗い教室でぼーっとしていた。
ガタッ。
安藤先生
彩
今かよ。今来るのかよ。
来るなよ。
涙が止まらなくなるだろ。
安藤先生
安藤先生
なんで、ほかの先生じゃなくて安藤先生なんだよ...。泣いちゃうよ...。
安藤先生
彩
私は先生に涙を見せた。
安藤先生
彩
自分でも何を言っているのか分からなかった。そんなことよりも先生がここに来てくれたことが嬉しかった。
彩
安藤先生
彩
今回は、ここまでです。(何回も言いますが実話です。)この時は、やばかったですね。涙腺崩壊してました。まぁ、担任の女の先生も来てくれて一緒に話し合いました。