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今日も普段と変わらぬ一日を過ごした
違うことがあるとしたら合宿に全員で行けることが伝えられたことくらい
私たちのチームは演習試験クリアしたんだけど 私がいなかったらボロクソになっていたということで 切島くんと砂糖くんは補習組になってしまった
皇ルリ
耳郎響香
夏休みの間に行われる合宿に皆ワクワクしているようだ
耳郎さんも冷静を保っているように見せているが 口角が上がっているあたり本当はすごく楽しみなのだろう
芦戸三奈
耳郎響香
芦戸さんの意見に皆ノリ気のようだ
ほとんど全員が参加するようだけれど生憎私はその日皆と一緒に行けない
その趣旨を伝えると残念そう肩を落とす
どうやら轟くんもお母さんの見舞いがあるそうで欠席するようだ
耳郎響香
皇ルリ
彼女たちを満足させられるような嘘を考える
本当は私もその日ショッピングモールに行くつもりなんだけど相手が悪い
まさか敵連合の死柄木弔と行く先約があるからなんて言えないし･･･
分かりやすく目が泳いでしまう
どうしようかと悩んでいると教室の扉が開く音がした
皆
授業でもないというのに突如現れた彼にクラスの皆が声を上げる
皆 嬉しそうにオールマイトに駆け寄っていくが私はそういう気持ちになれない
仮にも私は敵連合の一員だから彼を見ると少しの恐怖感に襲われる
平和の象徴なんて言われているけど私からしたら畏怖するべき相手である
そんな彼は駆け寄ってきた皆に笑いかけながら何か話をしている
何を言ったのか分からないが皆が私を見て手招きしてくる
耳郎響香
皇ルリ
耳郎響香
耳郎さんが私の背中を苦笑いする
呼ばれた方へ向けばどうやらオールマイトが私と話したいことがあるらしい
いやいやいやいやいやいや
なんで私？
私なんかしたっけ？
ほとんど関わりがなかった平和の象徴にピンポイントで指名されると 正直戸惑う
というかビビっている
オールマイト
皇ルリ
オールマイト
傷付いたようなリアクションをするオールマイトと 私は仮眠室で話すことにした
主ぃぃぃ!!!
主ぃぃぃ!!!
主ぃぃぃ!!!
主ぃぃぃ!!!
主ぃぃぃ!!!
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