双子#1-はなの場合

こんにちは！ゆずです。 この作品を見る前に 双子#1-なほの場合 を見るとわかりやすいです！！ では…

うるさいなぁ

昨日も仕事で忙しかったんだもん

私達は双子の姉妹 姉の私と妹のなほ。

またこれか、 めんどくさいな

わたしにとってはアンラッキー なんでこんな仕事やってるんだろう ふとみてみると なほが怖い顔して腕時計を睨んでる。

謝ったつもりだった。 なほの怒りは誰に向かってだろうか？ なほが私の手を引っ張って走ったのでたぶん、聞こえてないだろう。

キーンコーンカーンコーン

クラスメイトたちの視線が私だけ集まった

怖い。一人ぼっちになった気分。

それを騙すように教室に入った

｢なんで私だけ？｣

なほがそんな顔をしてた。

ﾎﾞｿｯと呟いてみたけど 届くはずもなかった。

ー休み時間ー

私は読者モデルをやっている。 自慢って訳じゃないけど 有名なのかもしれない。

こういう話は苦手だ。 自動販売機の前でお気に入りのいちごオレを飲んでいたらふと声が聞こえた。

なほの親友、りかだ。

私が見てしまったものは 絶対なほには見せてはいけない気がした。

ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙ… あーあ。

教室に戻った。

怖い。むかつく。 さっきのが嘘のように りかがなほと話していた。 それを遮るように、思いっきり叫んだ。

好きでやってるわけじゃない

全てなほのために 全てを注いできた

なほは、私を羨ましがっている。

わたしは、なほが羨ましい。

涙目になりながら仕事に向かった。

双子#1-はなの場合 終わり

読んでくださり、ありがとうございました！ 💓お願いします！