地獄で君とまた

物心がついた頃から私には 家族と呼べる人はいなかった

笑顔を張りつけている使用人 媚びを売りまくるクラスメイト

こんな日常に飽きていたけど

あなたのおかげで

私の人生は

狂変した

ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ

ただ1人を除いて.....

彼はアラスター 私の親友だ

彼は変わり者でクラスメイトからは 避けられている

こんな気持ち私が抱いちゃダメだな

この日私は初めて人を殺した

不思議と罪悪感などはなく

ただひたすら

満足感がとても あった

20年後

私はあの日アラスターと一緒に逃げて 今ではアラスターと ラジオ放送をしている

私はあの日を境に今でも 秘密裏に人を殺している

私は未だにアラスターのことを 諦めきれていない

私はこの日魔が差してしまったのか アラスターの後をおってしまっていた

皆から人気者のアラスター そんな彼に彼女がいないわけないよね

その後頭が真っ白になった私は そのまま二人のあとを追い 深い森へと進んで行った

バンｯと音がしたあと 一面が血の海になっていた

バンッ

銃声とともに私の胸は撃ち抜かれていた

血が止まらない...

焼けるように胸が熱い

今日は月が綺麗だったな 私には勿体ないぐらい

月が綺麗ですね

.˚⊹⁺‧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈‧⁺ ⊹˚.

貴方のことが好きでした

次回 〜プロフィール〜