赤
邪魔すんぞ~...。

水
......そこ、座って。

赤
...おう。(座

昔なら「邪魔するなら帰って~」とか言われてたんだけどな。
赤
そういや、こさめの家来るの久しぶりだな。

水
確かにね~。

水
小学校以来かな?

赤
そうかもな。

水
なつくんはずっと隣にいたからあんま実感ないや笑

赤
笑

赤
俺もそうだな。

水
こさめ、お茶持ってくるね。(歩

赤
さんきゅ。

桃
...(焦&不安

こいつ、さっきからずっとちらちら見てくるな...。
赤
はぁ...、どうしたんだよ。お前。(手近

桃
(驚

赤
...(手離

赤
すまんな。

桃
ぇ…。

赤
俺は気にせんよ笑

赤
お前らがどういう関係なのかも全くわからねえけどさ、

赤
多分だけど、お前も望んでここにいるんだろ?

赤
じゃ、俺からいうことは何もねえな。

桃
なんで、なんですか...?

赤
好きなんだよ。

桃
え?

赤
あいつ_、こさめのことが。

桃
こさめのこと...が?

赤
おう笑

赤
あいつには秘密だぞ?笑

桃
まあ、考えといてあげますよ笑

赤
はあ!?

赤
そこは「うん」って言えよ!!!

桃
あははっ、ごめんなさい笑

赤
...お前さ、素は明るいんだな。

桃
そう、ですか?

赤
そーいう性格なんだろ。

桃
...わからない、です。

赤
ふーん...。

赤
そういや敬語外せよ?

桃
え、いやでも...。

赤
俺らはもう”友達”だろ?笑

桃
友達...。

赤
違うなら良いけど。

桃
ううん。友達、うん!友達!!

赤
笑そーかよ。

赤
んじゃ、よろしくな。”らん”。

桃
うん!えーっと...。

赤
なつ。俺の名前。

桃
!よろしく!”なつ”(にこ

赤
おう笑

赤
...あんさ、否定するわけじゃねえけど、

桃
ん~?

赤
警察、に頼りはしないん?

桃
っ...!!!(震

桃
警察...は...っ、助けて、くれないから......。

桃
子供の言うことなんて、、信じてくれないんだよ笑

赤
...わりぃ、変なこと聞いた。

桃
...ううん!気にしないで!

水
お茶、持ってきたよ。

水
ごめんね、お菓子とかも準備したからちょっと遅くなっちゃった。

赤
あー、別に大丈夫。

水
そう?

赤
おう。

水
えっと~、じゃあ、何から聞きたい?

赤
ん-、別に深く聞くつもりねえけどな。

水
...え?

赤
だって、客観的に見てこさめ悪くねえし。

水
え?い、いやいや、、でも......。

赤
な?らん。

桃
うん!こさめは俺の恩人だよ(にこ

水
らんくん...。

水
...ってえ!?!?

水
なんで二人そんな仲良くなってんの!?

赤
ま、俺のコミュ力舐めてもらっちゃ困りますわ笑

水
え~っ!?嘘だ~っ!!

赤
w

水
も~っ、なんだ!!緊張して損したじゃん!!

赤
いや、損はしてねえだろ笑

水
久しぶりになつくんを家にあげるってことにも緊張してたのに、

水
理由が理由だからさ~!も~!!

赤
別に,,,てか、早く言えよな!?

水
...だって~,,,

赤
まあ、大方どういうことかはわーったよ。

赤
多分、こさめの家庭環境の事もあって見捨てられなかったんだろ?

水
...あははっ、ま~、そんなとこかな?

桃
.........?

水
...(撫

赤
お前ってやっぱ...

水
ん?

赤
優しいよな。

水
えぇ!?そうかなあ?

赤
おう。お前ならきっといい先生になれるわ。

水
...ッなつくんにそんなこと言われると自信持てちゃうね笑

桃
先生?

水
うん。

水
こさめ、先生目指してるんだ。

桃
え~っ!すごっ、!!

桃
俺……、将来なんて考えたこと無かったな笑

赤
ま、中学生で考えてたらそれはそれで凄いだろ。

赤
俺らはもう高三な訳よ笑

桃
ふ~ん?

桃
なつは?

赤
ん?

桃
なつは何になりたいの?

赤
嗚呼、俺は……、

“子供の言うことなんて、、信じてくれないんだよ。”
赤
...いや、別に。

赤
大したもんじゃねーよ笑

桃
え~っ、そんなことないと思うけどなぁ……、、

水
……そー言えばさ!なつくん今日どーする?

赤
?

水
もう日付回りそうだけど……、家泊まる?

桃
ゑ、もうそんな時間!?

水
だね笑

赤
良いん?

水
もちのろんよ!

赤
んじゃ、お言葉に甘えさせて貰うとするか。

水
おっけ~。

水
もう遅いし、らんくんも寝よっか。

桃
まだ話したい~っ!!

水
んふふっ笑

水
また明日ね?

桃
……はあい。

桃
そんじゃ、おやすみっ!

水
うん、おやすみ~。

赤
ん~。

赤
んじゃ、俺らも……。(立

水
ちょ…ッ、ちょっと待って……っ、(掴

赤
……!?

赤
どーしたんだよ……。

水
あのさ……、もうちょっとだけ…ッ、話聞いてくれないかな?

赤
……は~っ、

赤
わ~ったよ笑(座

水
…ありがと。

赤
んで、話ってアイツのこと?

水
……(頷

水
さっきはさ……、あんな風に言ったけど…。

水
こさめ……ッ、もう自信なんか持てなくて。

赤
まあ……ッ、だよなぁ~…っ。(伸

赤
だって、見つかりゃ一発アウトだろ?

水
先生になんて……っ、なれるのかな?(泣

水
ごめん……っ、ごめんね、(震

水
なつくんだってこんな事急に言われて困るのだって分かってる。

水
分かってるけど……ッ。

水
今は……、なつくんしか頼れないの……っ。

赤
だいじょーぶだって笑(撫

赤
あいつの事はよ。

赤
ちゃんと話して、ちゃんと伝えれば何とかなるだろ。

水
そう……かなぁッ?

赤
お前が悪いことはねーもん。

水
……、でもさ、こさめがもし…、無実ってなったらどうなると思う?

赤
……それは。

水
なつくんなら分かるよね。

水
……らんくんのお母さんが…、捕まっちゃうんだ。

水
例え、どれだけ屑な人間だったとしても…。

水
らんくんにとってはかけがえのないものたった1人の母親なんだよ?

水
一度失ったらもう……っ、会えないかもしれない……ッ。

水
そんな辛い思い……、させたくないよ……ッ。

赤
こさめ……ッ。

赤
っ……(抱&撫

水
……ッ…ふ…っ……ッ。(泣
