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彼の彼女は僕だから《青黄》(リクエスト)

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彼の彼女は僕だから《青黄》(リクエスト)

1 - 彼の彼女は僕だから《青黄》(リクエスト)

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2021年04月01日

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リクエスト

青黄/学パロ

黄side

今は、4時限目の体育の時間。

僕は、体が弱くて毎回見学。

『そっちいった!』

心音

任せとけっ!

1人の人を見つめる。

彼がそれに気づくと、微笑んでくれる。

流羽斗

ッ……//

彼は、僕の彼氏の心音くん。

運動神経が良くて、勉強も出来て、まるで物語の主人公。

モブキャラのような僕とは正反対。

キラキラと輝く彼は、女子からも大人気。

嫉妬することが多いけど、やっぱり心音くんの彼女は僕だからって、

証明できることはたくさんある。

ほら、今だって。

心音

……!

僕に笑いかけてくれている。

流羽斗

……へへっ、

嬉しくて舞い上がっていた僕を、 周りの見学者が変な目で見てきたのは知らなくていい事。

心音

いや〜、可愛い目で見つめてくるから集中出来ないよ〜

流羽斗

んぇ、だって…ころちゃんカッコいいんだもん…

心音

………は、

流羽斗

ぁ…//

我に返って顔が赤くなる。

心音くんの顔も少し赤くなったような気がした。

心音

ふへへ、いいこと聞いちゃった…♡

流羽斗

や、わ、忘れてくださいッッ!!//

大声を出して、また周りに変な目で見られる。

モブキャラの癖にすぐに目立つ。

こんな僕が完璧主人公の彼女なんかでいいのだろうか。

そう思うこともあるけれど、やっぱり自信を持って言えるんだ。

流羽斗

ころちゃん、好きだよ?

心音

うん、僕も好き。愛してる。

流羽斗

僕、ころちゃんの彼女で嬉しい!

心音

へへっ、やった、

流羽斗

えへへ…//

心音くんの事、大好き。

ってね。

ある日のことだった。

今日は時間が合わず、心音くんと下駄箱で待ち合わせをしていた。

『好きですっ!付き合ってください!』

心音

え、えっと…

声をかけようとしたが、目の前の状況を見てフリーズした。

『入学式の日、落としたハンカチを拾ってくれてっ!』

心音

あ、あの時の…

嫉妬しても、もう僕の彼氏なんだから。

それに、心音くんの事信じてるし。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

心音

…お待たせっ!

流羽斗

………、

先程のが告白なかったかのかのように、僕に話しかけてくれる。

だから、自信を持って言えるんだ。

流羽斗

僕はころちゃんの彼女ですっ!

って、ね。

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