ユータ
何もする気がないときって、どうしたら良いの?
モミ
何もしたくないのですか?
ユータ
そう、ダラダラしてしまうことがない?
モミ
ありません
ユータ
そう
ユータ
どうしたら、良いのかな?
モミ
何もしたくないわけではないのかもしれません
ユータ
じゃあ、なんだっていうんだ?
モミ
何かしたくないことがあるのかもしれません
ユータ
そう言われるとそうなのかも?
モミ
何がしたくありませんか?
ユータ
宿題とか
モミ
そういうことです
モミ
きっと、そんなものです
ユータ
したくないことがあったから、何もしたくないと思っていたわけか
モミ
何かほかのせいにしたいのですね
ユータ
どうして?
モミ
さぁ、自然現象と言えるのかも
ユータ
どうしたら良い?
モミ
何かしてみては?
ユータ
やりたくないんだよなぁ
モミ
やるしかありません
ユータ
きっかけが必要なんだ
モミ
目を瞑って、10秒数えるのです
ユータ
数えたよ
モミ
何をしなければいけませんか?
ユータ
さぁ、何も
モミ
もう10秒数えてください
ユータ
数えた
モミ
さぁ、頭の中を空っぽにしてみるのです
モミ
したいことをするのではなく、何もしない
ユータ
何もしなくていいの?
モミ
えぇ
モミ
ダラダラするのではありません
モミ
ゲームをするのでもありません
モミ
寝転ぶのでもありません
モミ
ただただ、何もしないのです
ユータ
手持ち無沙汰だ
モミ
さて、何がしたいですか?
モミ
やることが思いついたでしょう?
ユータ
宿題をしないとなぁ、って思った
モミ
では、思いついたことをされたらよろしいかと
ユータ
まぁ、そうだよね