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コメント
2件
ぷ。
ため息をひとつこぼす キレ散らかしたい感情を押さえ込み キッチンに立つ
ぷ。
ちぐのためにすりおろしりんごでも 作ろうかなとリビングに降りると 俺ら忙しいからと他の兄弟の夕食も作るようにと 頼まれてしまった。 とりあえず冷凍庫にあった鮭をグリルに入れ ご飯をあっため味噌汁を作ってやった
ま。
なんかおるんやけど?????
ぷ。
俺がそう言うと電子レンジから ご飯の入ったタッパーを取り出し 皆の茶碗についでくれた
ぷ。
ぷ。
正直な話 まぜだけは味方でいて欲しかった なんせ双子やし まだガキの頃は二人で遊んだし 俺がちぐに取られて怒られとったな〜
ぷ。
考えれば考えるほど 黒い渦が頭の中を支配する。 ちぐは悪くない、俺が全部...
ぷ。
もうどうせ手遅れだって こんなことばかり考える 涙を流したくなる
ぷ。
ぷ。
すりおろしりんごが置いてあるおぼんを持ち 2階へと上がる
ま。
ぷ。
ま。