ユータ
果物屋さんって、どうして潰れないんだろう?
モミ
需要があるからでは?
ユータ
その需要が知りたいんだ
モミ
果物屋さんに伺ってみては?
ユータ
知らない?
モミ
知りません
ユータ
なんだ
モミ
私がなんでも知っていると?
ユータ
そんなことはないけれど
モミ
冗談です
モミ
私の認識としては、
モミ
果物屋は高級な八百屋ですね
ユータ
なるほどね
モミ
洋菓子店、飲食店と果物を取り扱う需要は多々あります
ユータ
へぇ、今考えたの?
モミ
今、考えました
ユータ
凄いな
モミ
高級志向のセグメントをターゲットとしているわけです
ユータ
高級な野菜ね
ユータ
野菜と果物ってどう違うの?
モミ
大雑把に言うと、果物は果実、野菜はそれ以外の部分でしょう
ユータ
あぁ、実ってことね
モミ
その通り
ユータ
スイカは野菜って言わない?
ユータ
あれは実じゃないの?
モミ
実ですね
ユータ
じゃあなんで?
モミ
こちらも大雑把に言うと、木ではないからですね
ユータ
確かに木じゃないね
ユータ
木じゃなくてもイチゴとかあるじゃん
ユータ
あれは野菜?
モミ
分類によっては野菜となりましょう
モミ
甘くて、デザートで食べるから果物と呼んでいるのです
ユータ
頭がおかしくなりそう
モミ
科学的に真面目に識別することはできましょう
ユータ
モミさんは区別している?
モミ
私はシンプルに木になる実を果物と認識しています
モミ
ですから、スイカは野菜になりましょう
モミ
ですが、普通の会話では文脈に応じて対応します
ユータ
なるほどね
モミ
どちらでも構いませんから
モミ
そうではなく
ユータ
ではなく?
モミ
なぜ、果物屋が潰れないかでしょう?
ユータ
そうだ
モミ
まぁ、需要があるからでしょう
モミ
そして、保存が効きづらいという要因もありましょう
ユータ
保管しておけないんだ
モミ
そう、魚よりは長持ちしそうですが
ユータ
どうしたら、そうやって考えられるようになる?
モミ
自分で考えて、調べて、考えを修正する
モミ
その繰り返しです
モミ
その内、できるようになりましょう