別界隈別カプに死ぬほど影響受けたやつです。
ワンク 手抜き 派生 ↑にあまり詳しくないので解釈違い起こす可能性あり 直接手は下していないが誰かが死ぬ描写あり 微闇司 天馬家両親捏造 カプ要素薄め 誤字脱字チェックしてません。多分あると思うので脳内で変換してください
百合が視界いっぱいに咲く花畑に響く。少年の歌声は綺麗だ。
花畑で歌う少年は花畑以上に綺麗であり、歌声に相応しい見た目をしている。
それはもう、思わずこんな僕が声をかけてしまうくらいには華麗であった。
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ー 次の日 ー
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──♪───♪
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そうして僕達は何ヶ月もこうやって話し続けた。
どちらかが花畑で歌い、それを頼りに見つけ出し、共に歌ったり話をしたり、本を読んでみたり。
一度だけ変装をして商店街に出かけたこともあった──すごく楽しくて、幸せだった。
感情豊かで元気で、こんな僕にも優しくしてくれる天使のような彼が、大好きだ。
大好きなのに、
感情豊かな彼を、大好きでいたいのに。
──それは、幻影だった
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──大切にしたかった友人を。大切にしていたはずの、たった一人の親友を。
もっと違う形で出会えていたら、なんてきみは言ったけど
きっと僕が白百合で、幼い頃から出会っていたとしても、
きみが殺されて、すべてを壊されていくのを見守ることしか出来なかったと思うよ。
何も言わない僕を見ているのか見ていないのか、見れているのか見れていないのかはわからないけれど、きみはいつものように歌う。
出会ったばかりの頃にふたりで歌ったあの歌を、ひとりで歌っている。
満開だった百合もしおれて枯れて、晴れていた空も曇り、今にも雨が降りそうで──あの時の光景とは真逆だった。
愛されたかったきみは誰にも愛されず。
いつしか僕の知らないとうの昔に周りに殺され、すべてを壊されてもなおきみは笑顔で歌い続ける。
希望を持っていないのに、希望を振りまくように、天使のように。
いつしかきみを知らない誰かが書いた愛の歌を歌い続ける。
──今更だれも助けてあげられやしない、絶望の底で。
End.
コメント
1件
うわーー!!そういうことだったんですか…!!!またまた最高すぎます…T᎔T♡個人的すごくお気に入りの作品です~!!т т♡