慟哭

慟哭

⚠️注意⚠️ ・キャラ崩壊あり ・言葉遣いが荒いところがあります

おもにy aさんr nさんが出てきます

言葉遣いが🙅‍♀️な部分があります

苦手な方はUターンお願いします🙇‍♀️

🙇‍♀️真似おやめください🙇‍♀️

俺の人生は

ただの無駄

生きてたって

何も得るものがない

家族はいつも優しい

だけど

その優しさが

優しくされている事が

俺自身が

嫌なんだ

家族を嫌っているわけではない

母さんと父さんはいつも

俺に寄り添ってくれる

ねぇちゃんは時々うるさく

ヒステリックだが

正論を言ってくれる

そんな優しさが

俺は嫌なんだ

人に優しくされる事が

嫌いなんだって

そんな時

1人の女と出会った

中学の時

俺は見た

中学の時

あ~あ…"

だりぃ…“

何もかもがめんどくせぇ

俺はいつも屋上で過ごしている

人と関わりたくないから

今日も屋上に向かっている

…向かってる時

出会ったんだ

俺はスマホを見ながら歩いていた

この女…

なんで俺と話せるんだ…？

そう。俺は

友達なんていない

女はいつも俺を見るが

話しかけようとしない

…ぶつかったから話すのは普通か…

何この女…

ぐいぐい来るって言うか…

…わーわー話してるくせに

耳が痛くならない

女はいつも俺を見て

きゃーって奇声を上げるから耳障りなのに

この女は…違う

…きゃーきゃーって言ってないからか…

…

女は全員

醜い生き物だと思ってた

見た目だけに囚われ

遊びまくって

いつか捨てる

そんな奴しかいないと思ってた

のに

こんなに

話しかけてきて

俺の趣味をわかってくれる

そのはずんだ声

さっきまでの穏やかさの反対に

はしゃぐ姿を見て

とても愛おしいと思った

こんなの…はじめてだった

廊下を歩いて行く姿を

俺は呆然と見ていた

足が細く，まっすぐで綺麗な背筋

水色の透き通るような綺麗な髪

はじめて女を見てきた中で

とても綺麗で美しいと思った

何も勝てるものがないと

それから数日が経った

俺とr nは

放課後にゲームをしに

公園に行く事が頻繁になった

仕草と言動が

とても愛おしくてたまらなかった

でも

r nは俺を見てない

r nには

３人の幼馴染がいる

その幼馴染には

到底勝てない事だってわかってた

でも

好きだと言う気持ちは誰よりも

思っている

それに

r nは誰からにも愛される

邪悪な暴走族を

1人で倒してしまうんだから

優しくて

穏やかで

誰にでも愛嬌を振る

俺も

r nの役に立ちたくて

暴走族を倒してきた

だけど

r nには及ばない

r nより強くならなくちゃいけないのに

強くなきゃ

ダメなのに

月が経ち

放課後のことだった

いつものようにr nを待っていると

怪我した子供…か

その後

お父さんと合流でき，帰る事ができた

…俺は

役に立てたんだって

思えた瞬間だった

r nにも，

あの言葉を言われたから

…でも

この幸せは

今日で終わりだった

次の日は雨だった

r nは今日，学校に来なかった

だから，俺たちはr nを探し回った

雨の中

俺たちは真夜中になっても，

r nを見つける事ができなかった

どこにもいない

姿を消してしまったんだ

でも

j pのスマホに

不在着信がかかってきた

俺たちは電話に出た

何も喋らない

雨の音だけが聞こえた

でもその瞬間

r nの声が聞こえた

〝大好きだったよ〟

と

電話はすぐ切れてしまった

でも，居場所はわかった

m fとd nが言うには

人通りが少なく，

工場の音が聞こえる

と

俺たちは無我夢中で走り続けた

もう

r nの事しか考えてなかったから

着いた頃には

もう

r nは動かなかった

周りにはたくさんの暴走族たちの

意識がなくなった姿

r nは人を殺さない

でも

暴走族のリーダーと

r nは

傷だらけで倒れ

息をしていなかった

俺は

呆然と

見ているだけだった

涙が出なかった

j pの泣き声が聞こえる

悲しみと

怒りという感情が混ざった声が

なのに俺は

泣けなかった

r nは

死んだんだ

俺は泣けなかった

突然の出来事を目の前に

何も

できない

r nの役に立つって

俺の中で決めていたのに

r nを

裏切ってしまった

俺は部屋の隅で

慟哭として

泣いていた

#Episode＿＿　榊原y a

Ｅ　Ｎ　Ｄ　＿＿