翌朝
セル・ウォー
ん゙……ハッ
セル・ウォー
はぁ……っ…はぁ……っ…
セル・ウォー
僕は…あの後…
イノセント・ゼロ
あぁ、起きていたのか
セル・ウォー
あなたは…
イノセント・ゼロ
私はこの屋敷の父であり、吸血鬼だ
セル・ウォー
は…え、吸血鬼って、あの…
イノセント・ゼロ
そう、
セル・ウォー
まさか…ぼ、僕を…
イノセント・ゼロ
いやいや、食べたりはしないよ
イノセント・ゼロ
それから、
セル・ウォー
っ…?
イノセント・ゼロ
お前に私の血を与えた、つまり…
セル・ウォー
き、吸血鬼ってことですか…?
イノセント・ゼロ
んー、少し違う
イノセント・ゼロ
分かりやすく言えば混血みたいなものだ
イノセント・ゼロ
傷の治りが早く、血も鮮やかに変わっている
セル・ウォー
はぁ…
イノセント・ゼロ
それから、
イノセント・ゼロ
君には我が子の使用人になってもらおうと思ってね
イノセント・ゼロ
いいかい?
セル・ウォー
え、あ……では、それが生かしていただいた御礼になるのなら…
イノセント・ゼロ
いい子だ、じゃあ今日から宜しく頼むよ
イノセント・ゼロ
息子達には伝えてあるから、1人ずつ挨拶にでも行くと良い
セル・ウォー
そ、そうします