あれから月日は経ち、季節は冬を迎えた。
去年は暖かかった右手も、今では悴んで動かない
『 雪、去年より積もったね 』
何度 、 このメッセージを送ろうとしたことか。
e t _
悴んで上手く動かない親指で、 彼奴の見慣れたアイコンに触れる。
e t _
そこに映し出されていたのは、 限りなく残酷な光景だった。
『 " 1 month " 』
私はその場に座り込み、声を出して泣いた。
今まで我慢していた涙が溢れ出す
彼奴への未練を断ち切る事が出来なかった
頬を伝う涙は想像以上に冷たく、 身体の体温を奪っていく
e t _
???
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コメント
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ふぁぁぁぁッッッッ ピギャァァァァァ
誰 だ ろ 🤔