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主
主
主
主
ピピピッピピピッ...
すいせい
37.4℃...なんとも言えない 微妙な熱... 今日は昼から収録がある
すいせい
スケジュール帳を見て 独り言を吐きながら 仕事の準備をし事務所に向かった
少し重い体を動かし事務所のドアを開け 挨拶をした
すいせい
みこ
すいせい
みこ
ピンク髪の如何にも PONしそうな顔してるこの人は ビジネス(micomet)として 共に活動している さくらみこ
すいせい
みこ
すいせい
そう言われてみれば朝測った時より 熱が上がった気がする... いつもボケェってしてるくせに こういう時だけ勘が鋭いんだよな... みこちの癖に
みこ
眉間にシワを寄せ不機嫌そうにこちらを 睨んで言ってくる とりあえず心配されないように 話を逸らそう
すいせい
そう言うとみこちは さっきの顔とは裏腹に 「嘘っ?!」と言いながら 慌てた様子を見せてきた
マネージャー
すいせい
すいせい
みこ
事務所のドアノブに手をかけた瞬間 後ろを振り返りみこちに言い捨てた
すいせい
みこ
みこ
私の苗字を叫びながら暴れてるみこちを無視し逃げるように収録へ向かった みこちをいじる事は 私の中で楽しみの一つ 何より反応が可愛いんだよなあいつ
すいせい
マネージャー
すいせい
収録が終わり事務所のソファーに 深く溶けるように座った
すいせい
意識すればするほど 息が上がり床がフワフワし ソファが揺れてるような感覚に襲われた
すいせい
そう考えながら意識はプツリと切れた
みこ
そう独り言を呟きながら事務所の ドアを開ける
みこ
夕焼けの日にあたり 水色の綺麗な 髪が見えた
みこ
すいせい
明らかに普段とは違う様子の 彼女の姿に言葉を失う 色々な感情が混ざりつつ 彼女を起こす
みこ
すいせい
みこ
すいせい
みこ
みこ
すいせい
みこ
すいせい
みこ
みこ
すいせい
自分の荷物とすいちゃんの荷物を持ち すいちゃんの体を支える
みこ
出口から出て目の前の タクシーに向かった
すいせい
みこ
すいせい宅
みこ
すいせい
みこ
すいせい
みこ
すいせい
みこ
みこ
みこ
すいせい
お粥を作りに台所へ向かった
みこ
机の上に置いてある1枚のメモを 読んだ 「すいちゃんへ 今日お姉ちゃんは友達と3日間 京都の旅行に行ってきます! 姉街より」 え...じゃみこが帰ったらまずいよにぇ
すいせい
すいせい
コンコン
みこ
みこ
すいせい
ピピピッピピピッ
みこ
すいせい
みこ
みこ
近くに水を置いて 台所に向かおうとした時 ふと腕が引っ張られる感覚になり 目線を向けてみる
みこ
すいせい
みこ
すいせい
初めて見るすいちゃんの行動 怒りと焦りそして驚きが 隠せそうになかった
みこ
みこは引っ張られた手を 握り返し反対の手で優しく すいちゃんの頭を撫でた
すいせい
みこ
言葉を口に出せば出すほど その分涙が出てきた
みこ
みこが今何を言ってるのか 自分でも分からなかった ただわかるとしたら 自分に対する怒りと早く 楽にしてあげたいと言う単純な 気持ちだった
みこ
チュッ////
静かな寝室に響くリップ音 数秒間の事なのに まるでスローモーションに 感じたすぐに我に返る
みこ
みこ
すいせい
みこ
みこはその場から逃げるように お粥を取りに行くため台所へ向かった
すいせい
みこ
すいせい
あまり高熱で覚えていないけど 微かに夢なのか現実なのか分からない 記憶がある...
すいせい
すいせい
すいせい
みこ
すいせい
すいせい
みこ
みこ
すいせい
みこ
すいせい
みこ
すいせい
みこ
すいせい
みこ
みこ
すいせい
すいせい
みこ
みこちは分かりやすく拗ねて 頬とほっぺを膨らませながら そうだよっ!てめぇの夢オチだよ!バカ街!と言い放って部屋を出て行ってしまった
すいせい
すいせい
ーーー数日後ーーー
ピンポーン
みこ
すいせい
みこ
なぜみこちの家に来たのか 看病してくれたお礼... では無いむしろ...
ーーーみこの部屋ーーー
すいせい
みこ
すいせい
すいせい
すいせい
みこ
みこ
すいせい
みこ
みこ
すいせい
みこ
お礼に看病しに来たわけじゃないし 来た理由は...
すいせい
みこちに近寄り
みこ
みこ
そっと...
すいせい
みこ
みこ
すいせい
みこ
すいせい
みこ
みこ
すいせい
みこ
すいせい
みこ
これは熱で顔が熱いのか それとも... いや!あくまで みこたちビジネスだから!
主
主
主
主
主