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6月18日 梅雨に入った高専結界内はたくさんの雨が降り注いでいた
木造の古い廊下を歩いていると、向こう側から人が歩いてくるのが見える
すず
うそうそうそ、虎杖くん?!聞いてない聞いてない!!前髪大丈夫?!私変な顔してないかな??
釘崎
虎杖
やばい、眩し…そんなことを思いながら私はぎこちなく手を振り返した。って…こっち来る?走ってきてる??
恵
虎杖
恵くんはそんな虎杖くんを見ながらため息をついたけど、野薔薇ちゃんとこっちに来てくれるみたい
虎杖
恵
恵くんは呆れたように言いながら、虎杖くんの背中をバシッと軽く叩いた
すず
私がそう尋ねると、3人は顔を見合せて再び私の方を見た。野薔薇ちゃんがめんどくさそうに口を開く
釘崎
すず
すず
私が「とほほ…」と言いたげな顔でそういうと、何気ない顔で虎杖くんが口を開く
虎杖
すず
どういうことだ?私何かしたっけ?いつも高専の中動き回ってばっかりで…みんなは命かけてるのに
虎杖
釘崎
虎杖
恵
嘘、見られてた?いつ?どこで?自分で顔が真っ赤になっていることにも気づかないまま、考えを巡らせる。
すず
私の言葉に虎杖くんは少し目を見開いたけど、いつものようにニカッと笑って私の頭にぽすっと手を置いた
虎杖
恵
釘崎
虎杖
虎杖くんは私の頭からふっと手を離してその場を去っていった、頭にはまだ彼の温もりが残っているような気がした
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