主
主
主
雨宮 志世
主
主
ある日の探偵社
その日は何の変哲もない
平和な朝で……
太宰
雨宮 志世
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
雨宮 志世
……平和な…
太宰
太宰
太宰
雨宮 志世
朝で…
雨宮 志世
雨宮 志世
太宰
鏡花ちゃんが此方に近づき 私の手を取る
太宰
雨宮 志世
大きな声で言われた
太宰
太宰
……
雨宮 志世
自分は状況が理解出来ない
いや、この状況が理解出来る方がやばい
……何が起きてる
鏡花
聞き覚えのある声が怒鳴る
雨宮 志世
混乱が解けない
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
……
……全ッ然
平和な朝じゃねぇぇえええ!!!
数分後
雨宮 志世
太宰
太宰
鏡花
「当然だろ」と言わんばかりの顔で 此方を見つめる
雨宮 志世
なにそれ……
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
雨宮 志世
自分は太宰を睨みつける
太宰
すると鏡花が気まずそうに 此方を見ているのに気付く
雨宮 志世
……全く慣れない……
表面だけ見れば太宰が モジモジしているのだ
信じられない……
鏡花
鏡花
それが気になるのは 当然の事だ
雨宮 志世
雨宮 志世
雨宮 志世
太宰
鏡花
雨宮 志世
なんとも言いにくそうな顔で 服を強く掴み言う
鏡花
鏡花
太宰
雨宮 志世
空気が静まり返る
……確かに
太宰ならば表面上だけで 演技をすることは容易だろう
だが
相手が姐さんなら話は別だ
太宰が出来るのは表面上だけの話
鏡花オタクの姐さんに バレないはずがない
自分は思考回路を巡らせる
太宰
太宰
椅子をくるくる回しながら 言う太宰に私は怒鳴る
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
雨宮 志世
太宰
鏡花
そんな事を話しているとガチャッと 扉が開くのがわかる
国木田独歩
……うわ
……最悪だ……
困惑してあたふたしている 太宰の見た目の鏡花ちゃん
絶対何か企んでにやにやしてる 鏡花ちゃんの見た目の太宰
……
雨宮 志世
その矢先国木田君が言葉を放つ
国木田独歩
太宰
国木田独歩
国木田独歩
太宰
国木田独歩
国木田君は顔をしかめる
国木田独歩
国木田独歩
雨宮 志世
太宰
鏡花
図星をつかれて3人が反応してしまう
自分は驚きすぎて変な声が出た
国木田独歩
鏡花
慣れていない鏡花ちゃんは 変な返事をしてしまった
国木田独歩
鏡花
国木田独歩
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
雨宮 志世
太宰
話している間口をパクパクさせて 声が出せていない国木田君
国木田独歩
国木田独歩
国木田独歩
流石に混乱している
国木田独歩
国木田独歩
雨宮 志世
混乱しすぎだろ
鏡花
国木田独歩
鏡花
国木田独歩
鏡花
国木田独歩
……キリがないな……こいつ
太宰が爆笑しながら言う
太宰
雨宮 志世
雨宮 志世
バタッ……と倒れる音がした
国木田独歩
国木田君が情報多々でついに気絶
鏡花
悪くないのに律儀に謝る鏡花ちゃん
太宰
笑い転げている太宰
雨宮 志世
自分は呆れてため息をつく
雨宮 志世
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
太宰
外に出て
太宰
太宰
鏡花
雨宮 志世
そうだった……
太宰
太宰
手で自分を指さし にこやかに笑いながら言った
鏡花
鏡花
太宰
太宰
自慢げな顔の鏡花ちゃんも おろおろとする太宰も
雨宮 志世
慣れない……!!!
雨宮 志世
違和感しかない
鏡花
太宰
雨宮 志世
太宰
鏡花
ふと鏡花が視線をずらす
雨宮 志世
私と太宰もそれが気になり鏡花ちゃんのずらした視線の方向へと向く
するとそこには
鏡花
鏡花は呟いた
だが
鏡花がクレープに惹かれて いるわけでは無い
その事はすぐにわかった
何を見ているか……と言うと…
尾崎紅葉
店員
尾崎紅葉
店員
私達が目にしたのは
その場に合わぬ気品と美貌を持ち着物を着こなしクレープを頼む女性
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
鏡花
太宰
雨宮 志世
少しばかり離れた 距離である事をいい事に
姐さんについてコソコソと話す
太宰
鏡花
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
太宰
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
太宰
鏡花
太宰
鏡花
鏡花は不満そうな顔で 太宰をじっと見つめる
太宰
鏡花
鏡花
そう言いかけた時にはもう 姐さんに話しかけていた
鏡花
雨宮 志世
雨宮 志世
私は鏡花ちゃんの方を ぽすぽす叩きながら言う
鏡花
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
鏡花
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
雨宮 志世
鏡花
太宰
尾崎紅葉
太宰
尾崎紅葉
尾崎紅葉
太宰
太宰
雨宮 志世
鏡花
鏡花
一方探偵社では
国木田独歩
国木田独歩
国木田独歩
国木田独歩
国木田独歩
敦
敦
敦
国木田独歩
敦
国木田君が混乱していた
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
雨宮 志世
雨宮 志世
頬杖をつきながら言った
鏡花
すると食べる手を止めて目を見開き 此方をグッと見つめる鏡花
雨宮 志世
鏡花
鏡花
雨宮 志世
急に改まった空気になるもので ギクシャクしてしまう
鏡花
鏡花
雨宮 志世
私は呆然とした
相手が何を言っているかが理解 出来なかったもので、此方も食べる手を 止めて鏡花ちゃんを見つめ返す
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
……は????
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
鏡花
雨宮 志世
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
雨宮 志世
思わず机をバンッと叩いてしまう
雨宮 志世
鏡花
声を荒立てた私を見て 少し驚いた鏡花を目にして
少し落ち着こうとする
雨宮 志世
鏡花
鏡花
唐突な彼女の言葉に自分は焦る
雨宮 志世
雨宮 志世
雨宮 志世
自分でも分からない
相手が鏡花だとわかっていても
見た目が太宰なせいで余計な感情が 湧き出てきて
……複雑
鏡花
雨宮 志世
鏡花
鏡花はグッと袖を掴み私を見た
鏡花
鏡花
雨宮 志世
急な報告に戸惑う
雨宮 志世
鏡花
雨宮 志世
鏡花
鏡花
鏡花
雨宮 志世
鏡花
鏡花
鏡花
雨宮 志世
鏡花
鏡花
「落ち着くから」
雨宮 志世
鏡花
鏡花
鏡花
鏡花
雨宮 志世
困惑
雨宮 志世
鏡花
改めて鏡花ちゃんが心配だ……
雨宮 志世
鏡花ちゃんのその感情って
鏡花
雨宮 志世
鏡花
雨宮 志世
鏡花
鏡花ちゃんの感情が……
私の考える通りなら
私は
太宰が
ピロン♪
スマホがなった
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
太宰
太宰
雨宮 志世
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
太宰
太宰
雨宮 志世
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
鏡花
鏡花
雨宮 志世
鏡花
雨宮 志世
鏡花
「ないしょ」
雨宮 志世
少し微笑んで鏡花はそう言った
自分は驚き、拍子抜けした 返事しか出来なかった
雨宮 志世
元気のいい声が響く
太宰
鏡花
何時もとは全く違う表情の自分を 見て癪だったらしく
鏡花は太宰を少し睨みつける
太宰
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
太宰
鏡花
雨宮 志世
雨宮 志世
太宰
雨宮 志世
太宰
鏡花
不意に違和感がある事に気づき
すぐにわかった
「戻った!!?」
太宰
鏡花
雨宮 志世
雨宮 志世
動揺が隠せず状況説明が欲しい
こいつら順応能力が高すぎて 驚きすらしてねぇ……
雨宮 志世
雨宮 志世
鏡花
太宰
え?何急に
私変な事聞いた??
太宰
太宰
鏡花
雨宮 志世
雨宮 志世
露骨に話題帰られた……
何事もなく仕事に戻れたんだってさ☆
めでたしめでたし
主
主
主
下半身に違和感が…………
主
主
コメント
10件
帰ってきた時国木田は太宰が元に戻ってて混乱してそうw
アイコンぎゃんかわですね!?!?いやもうほんと、心臓が何個あっても足りないくらいに好きです…! 分かった理由…何だろ?一瞬視界が暗転したから?主様のアイコンの場所も変わっておられましたし…
カオス