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皆さん大日本帝國と言う曲を聞きましょうもっとリアルに天国から大日本帝国の史実が語られます
主
主
主
主
主
主
主
最近
よく見る夢がある
過去に
本当に経験したことで
苦しい記憶だ
まだ連合軍との戦争を続けていた時だった
嗚呼
苦しい辛い見ていたくない
なのに…愛おしくて愛おしくてたまらない
そんな記憶を見ていた
二人で寝そべって星を見ていた
日帝
日帝
ナチ
前から気づいてはいた
日帝は自分から動くだろうと
でも止めたかった
理由は…
日帝
ナチ
日帝
日帝
日帝
日帝
全く思わなかった
自ら死にに行くなんて
ナチ
ナチ
日帝
日帝
ナチ
わかっていた
いつか日帝は自分を捨ててでも国民を守る
だとしても早かった
わかっていても止めたかった
ナチ
日帝
驚いたように体を起こす
ナチ
ナチ
はっきり言おうと思っていたのに
この時は声が震えに震えまくってたとおもう
そして自らも起き上がり日帝と向き合うようにして座った
ナチ
怖くて
途切れ途切れにしか言葉を発せない
もう弱いところ見みせたっていいから泣いてすがりたかった
日帝
日帝
日帝
涙がこぼれてきた
視界が歪む
止められない
強くあろうとしても涙が止まらない…
ナチ
ナチ
ナチ
ナチ
涙がどんどんこぼれてくる
頬を通るまもなくポタポタと手に落ちては手袋に滲んでいく
日帝
日帝から発せられた言葉は
日帝
日帝
私の少しの淡い期待を裏切り
自分の意思を貫いた
ナチ
ナチ
日帝
日帝
わかっていたさ
私の言うことなんて聞かずに行くなんてこと
でもわらにでもすがる思いで
言って欲しかった
私が聞きたかった言葉を言って安心させて欲しかった
ナチ
日帝に抱きつきわんわん泣いた
日帝は何も言わず
ただ無言で背中をさすり頭を撫でてくれた
ナチ
ナチ
ナチ
ナチ
ナチ
ナチ
困らせるなんてわかってた
でも
自分の口からは考える前に言葉が出ていて
自分の我儘を言っていた
日帝
日帝
日帝
日帝
日帝
そう言ってニカッと笑う日帝は
今までより生き生きとして見え
腹立たしいほどに私の鼓動を早くした
ナチ
日帝
日帝
日帝
日帝
日帝
そうしてまた落ち着かせようと
私の頭をポンポンと撫でた
制帽を被っておいてよかった
あんな赤面してて嬉しいのに悔しくて泣いている顔なんて見られたくなかったから
日帝…
どうしてお前はそんなに美しいのだ
大切なもののためとは言え
どうして死を覚悟しているのにそこまで明るくなれる
悔しい
止めたいのに
行かないでって言って留まっていて欲しいのに
困らせるって自覚していくほどに
言葉が喉で突っかかる
日帝
日帝
日帝
ナチ
そんな言葉は言って欲しくなかった
戦果をあげるとか戦争を命を犠牲に終わらせるなんて
言わないで欲しかった
日帝が隣にいないなんて
怖くて考えたくもないから
お願い
こんな地獄を生み出した神
日帝が戦後でも生きている…そんな世界線にして
そんなことを思うと共に
夢から目が覚める
変な汗をかいていて
気持ち悪かった
日帝は戦後でも生きたけど
わからが唐突過ぎた
日帝が特攻兵器に乗るところを1度だけ見た
いや、戦闘機の方が正しいような気もする
乗り込んだ日帝は試運転をしていたときだったが
あまりにもリアルにやるものだから
本当にこのまま飛んで行ってしまいそうな気がした
南の遥か彼方の空へ向かって
車輪が回り
ふわっと地上から離れる
そのままの勢いを加速し
南の空へ飛んでいく
愛した人が本当に目の前で居なくなってしまう気がして
簡単に想像できてしまって
吐き気がした
喉まで来たそれを飲み込むのに必死だった
愛した人が自ら命を絶つために機体に乗り込む
見た光景だから簡単に想像できるけど
本当にやりたくない
少し頭によぎるだけでも
目の前が真っ暗になる
これを日帝の国民はやってのけて
賞賛する
本当に…悲しくは無いのだろうか
そんなことを思いながら目を開ける
嗚呼今日も日帝のいない1日が始まった