stxxx　BL短編集💛💙💜❤💘💗（リクエストなんでも）

最寄りのコンビニまで行っても 見つからない

遠くに、人が倒れているのが見えた

るぅとくんを探していたが 倒れている人を見て 見ぬふりできるわけがない

いつもよく見るロンT、 黒のスキニー、髪型、体格

トントンッ

呼んだ方がいいのかな、、？ どうしよう、わからない

ダメだ、頼るな、 今ここにいる俺が助けなきゃ

相方を背負って速足で帰る。 こんなに軽いのか

ガサガサと聞こえる。 きっと薬やらスポドリが 入っているのだろう

それもなーくんのために買ってきた

背中から感じる熱が 俺を焦らせた

ガチャ

タッタッ

頭が真っ白になった

焦った様子で帰ってくる莉犬くん ぐったりとしているるぅとくん

倒れた、？熱？

なんで、こんなことに、、

カチャ

熱、！？ じゃあ、俺が頼んだ時も、、

俺は何させて、、 酷すぎるだろ、、！

ずるずる

39.8

るぅとくんが一番辛いはずなのに 心がぎゅっと締め付けられて

喉の奥が引き攣って 視界が滲む

俺、泣いてんだ、こんな時に るぅとくんが辛い時に

それから何時間経ったかわからない。

るぅとくんを囲んで看病しながら 俺たちは話し合った。

なんでこんなことになったのか その時何がいけなくて 何ができたのか

みんなでじっくり考えた。 時には涙を流したり 意見がぶつかったりした。

それでもすごく充実した時間だった。 こんなに本音を言い合ったのは すとぷりを結成してから初めてだった。

何度でも話し合おう、

何度でも、ぶつかり合おう。

そうやってみんなで一緒に 成長していこう

カチャ

一日休むがなかなか完治しない

ぎゅ

細身な身体が熱くて 代わってあげたくてどうしようもなくて

こんな不甲斐なさを感じたのは初めてで

三日ほど経ち 無事に完治した。

皆がいるから

すとぷりメンバーだから

僕も、まっすぐに向き合わなきゃ

言わなきゃ、ちゃんと。

ポンポン

僕がこれから

どんなわがままを言っても

（あい）　　　　　　　 赦してください。