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こんな私がシンデレラ!?

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こんな私がシンデレラ!?

2 - こんな私がシンデレラ!?part2

♥

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2020年04月29日

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私は返事を書こうとしたけど、

あまり書ける所がなかったから ペンケースからもう1枚付箋を出して

坂本真優です!二宮くんよろしくね。 と書いて二宮くんの机の上にそっと貼り付ける様に置いた

すると、二宮くんはまた付箋を裏返して この後話せる? と書いて私の机の上に置いた

それを私は手に取り読んだ。 そして付箋で返すのが大変だったので

今日の下校時刻である3時15分を 3と15に分け指で何とか伝えた

そうしたら、二宮くんが大きく縦に頷いて 私の方を向いてOKのポーズをしてくれた

その後、時計の針は”カチッカチッ"っと 音を立て刻一刻と時間は過ぎていった

そしてやっと授業が終わり 帰りの挨拶をした

坂本 真優

さようなら

挨拶をすると、みんな誰とも話さず すぐ帰ってしまった

二宮 和也

あの、坂本さんっ

坂本 真優

あっ、 えと〜、、二宮くんだよね

二宮 和也

そうです、それでコレ

二宮くんは私の手の上に 手を重ね握っていた手を開いた

そこにはちぎれた消しゴムと1本のシャーペンがあった

坂本 真優

あっ、ごめんね。貸したの忘れてた

二宮 和也

ほんとに!?でもありがたかった。

坂本 真優

それなら良かった…

二宮 和也

それでさ、僕と友達になってくれない?

坂本 真優

えっ、ちょっ、、、

二宮 和也

ごめん、やだった?

坂本 真優

二宮 和也

なんでか僕には言ってほしい

坂本 真優

坂本 真優

分かった

坂本 真優

私、簡単に言えば男子達に小4からいじめられてるんだよね

坂本 真優

そこから男の人が怖くなって、まぁ幼馴染の翔って子は

坂本 真優

毎回、いじめられる度にずっとそばに居てくれたんだけど

坂本 真優

笑えるよねっ。

二宮 和也

全然笑えない、だって可哀想じゃん君が

坂本 真優

ごめん、なんか二宮くんが優しすぎて涙が…

二宮 和也

こっちに来てもっと顔見せて

そしてそう言われても泣いて行かない私に 二宮くんは近くに歩み寄ってくれた

二宮 和也

泣かないで、もっと顔見せて

そう言って二宮くんは私がつけている マスクをそっと外した

すると…

二宮 和也

なんだ、こっちの方がすっごく可愛いよ

二宮 和也

だから、元気だしてよ

坂本 真優

ありがと( o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅ )

二宮 和也

も〜う、ヨシヨシ(。´・ω・)ノ゙

二宮くんが私の頭を優しく 撫でてくれた

そうしたら、いきなり”ガバッ"と 教室のドアが開き

櫻井 翔

まーゆっ!

っと呑気に手を振っている翔が入ってきた

櫻井 翔

って、また泣いてる

翔は、「ミシッミシッ」っと音を立て 少しずつ私の方へ来て

櫻井 翔

大丈夫?

と優しく聞いてくれた

そしたら突然二宮くんが居るのに ぎゅっ、って強く抱きしめられる

坂本 真優

ちょっと翔っ、

二宮 和也

えっΣ(゚д゚lll)

櫻井 翔

お前には俺がいるから。

櫻井 翔

どんな時でもそばにいてやるから、泣くな

坂本 真優

ありがとう

そう言って私を手で支えながら そっと暖かい体から離した

櫻井 翔

もう泣かないで帰れる?

坂本 真優

うん、コンビニでアイス買ってくれるなら

櫻井 翔

って、またかよいいけど

坂本 真優

ヤッターー

櫻井 翔

うわ、アイスで泣き止むのかよ

坂本 真優

へへっ、精神年齢5歳なんで

櫻井 翔

まぁ行くか

翔は私の手を引っ張り教室のドアの 方へ向かおうとする

それに困ったような様子の二宮くんは

二宮 和也

えっ、ちょっと

翔に向かってそう話しかけた

櫻井 翔

あぁそれとお前

すると翔は振り返ってから 二宮くんに指を指し

二宮 和也

僕?

櫻井 翔

真優をよろしくな、でも傷つけたら俺は許さないからな

櫻井 翔

バーアーイ

二宮 和也

ってあのっ!

そう言って翔は二宮くんの話を聞こうとせず 私の手を強引に引っ張り教室を出ていった

二宮 和也

目の前で女子がハグされてるのは

二宮 和也

初めてだけどなんだか胸がズキズキ痛む

二宮 和也

さらにあの子がマスクとった時体が一気に熱くなった

二宮 和也

なんだよ…これ

坂本 真優

ねえ、翔っ、さっきのはさすがに二宮くんに
失礼じゃなかった?

櫻井 翔

だってお前が泣いてんの見ると俺も辛いんだよ、ばーかっ

坂本 真優

なんだバカとは

櫻井 翔

いやだって今だって、ソフトクリームほっぺたにつけてんのに
バカじゃないわけっ?

坂本 真優

いやっそ、それは

櫻井 翔

よしっ、今日も真優にいいことしたし

櫻井 翔

お礼は一緒に映画行くのでいいよ

坂本 真優

えっっ、ちょっとなんで勝手にお礼すること決めてんの?

坂本 真優

さらに見る映画にもよるし

櫻井 翔

じゃあ見んの決めていいよ

坂本 真優

じゃあ、恋愛系で!

櫻井 翔

マジかよ、まぁいいんじゃない?

櫻井 翔

とにかく俺は今日用事あるからさき帰んな

坂本 真優

うんっ!ありがとっ

坂本 真優

バイバイ

櫻井 翔

じゃーな

翔の気持ち

櫻井 翔

気軽に手ふったけど

櫻井 翔

バカとか言いすぎたかな

櫻井 翔

何回見ても真優の泣き顔は可愛いな

櫻井 翔

真優が彼女だったらな

櫻井 翔

本人鈍感すぎて気づいてねぇし

そして翔と別れた後、私はうちに帰ったものの

お母さんにおつかいを頼まれて今は両手に 買ったものの入ったスーパーの袋をぶらさげてる

そして一歩一歩家の方へ向かっていくと いつもは静かな道に綺麗な歌声が響いていた

私は歌声があまりにもかっこよくて 気になったので歌声の方へ向かってみた

そこにはギターを引いて歌っている若い男性が

私が歌を聞いていると1人のおじさんが歩いてきて 男性が座っているとこの目の前に行き

おじさん

お前、下手なくせにうるさくて迷惑なんだよ!

そう男性に向かって叫んだ… でも男性は演奏を止めなくって

坂本 真優

(何あのおじさん!クズじゃん)

坂本 真優

(男の人泣きそうだし)

坂本 真優

(おにいさん、負けないで)

そしておにいさんが止めなかったからか おじさんは歩いてどこかにいなくなった

坂本 真優

はぁーよかった

坂本 真優

帽子の中にお金いれようかな

坂本 真優

あっ!?お釣りすっごい少なかったんだ、じゃあ

坂本 真優

なにか持ってないかな

私はポケットなどをあさったけど何もなくて あったのはネックレスだけだった

私はそのネックレスを外しおにいさんのちかくに 歩いていった

そしてネックレスを演奏を止めたおにいさんに 渡して

坂本 真優

おにいさんすっごい、かっこいいです!

坂本 真優

あんなおじさんに負けないでください!

私はそう言った

するとおにいさんは手作りのような名刺をくれた

おにいさん

ありがとねまたいつかやるから聴きに来てね

そして私は貰った名刺をみた

坂本 真優

相、葉さん、相葉さん!

相葉 雅紀

うんっ、相葉って言うのよろしくね

坂本 真優

はいっ!よろしくです!

そして真優が帰った頃

相葉 雅紀

あの子優しいな、なんかもう1回会いたいな

この作品はいかがでしたか?

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コメント

3

ユーザー

ねぇねぇ、TERRORやめたってほんと?やめてもアカウントって残るの?

ユーザー

いや〜櫻井君カッコよ

ユーザー

続き楽しみ(*´ω`*)

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