2022年、4月。
僕の記憶は、消えていた。
ころ💙
ころ💙
目を擦りながら、のそりと起き上がる。
その瞬間、頭がツキンと痛んで、思わず眉根を寄せた。
ころ💙
ころ💙
相変わらず朝は憂鬱だ、と思いながら、何の疑いもなくリビングへ向かった。
自分には愛する人がいた、という事実を忘れて。
ころ💙
ピロンっ
ころ💙
画面に「さとみ」の文字が出て、ふと首を傾げた。
こんな人、ラインに追加してたっけ。
ころ💙
ころ💙
しぶしぶラインを開いてみると、ずいぶん親しげに語りかけられているようだった。
やっほー、ころん。 そんな文面を見て、ため息をつく。
ころ💙
そう言ってスマホを近くに放り、外へ買い物に出る準備をした。
ガチャっ
ころ💙
動画のストックはあるから暇だし、久しぶりに遠出でもしようか。
家具を見に行ったり、すとぷりメンバーにお土産を買ったり。
ころ💙
ころ💙
ころ💙
莉犬くん。
るぅとくん。
なーくん。
ジェルくん。
みんな、僕の大切な人たち。
共に夢を追いかける、最高の仲間。
…なのに。
ころ💙
なぜか腑に落ちなかった。
ころ💙
お土産を買うときは、いつもわざわざ二つ箱を買ってなかったっけ。
キリのいい人数じゃなかったから。
いや、でも、他にメンバーなんていないし。
ころ💙
何だか不安になって、誰に向かってか宣言するように言った。
ころ💙
結局よく分からなくて、買い物に行くのはやめにした。
代わりに近くの公園で休んで帰ろうと思ったのだが、温かな日差しが心地よくて離れ難い。
ころ💙
ころ💙
慌てて立ち上がると、つられて近くに置いていた荷物を落としてしまった。
その衝撃で、中に入れていたものも落ちる。
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
優斗
ころ💙
優斗
優斗
優斗
ころ💙
何、この人…
正直すぎない…?
ころ💙
ころ💙
優斗
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
ピロンっ
ころ💙
ころ💙
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
ころ💙
「恥ずかしがり屋なのかな?wころぉんw」
「俺は別に全然、同じ布団で寝てもよかったんだけど〜w」
「ちょっと待ってて–––くん、つって、布団出してくれて〜…w」
ころ💙
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
さと💗
優斗
さと💗
優斗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
優斗
ころ💙
ころ💙
さと💗
優斗
優斗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
優斗
優斗
さと💗
さと💗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
優斗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
優斗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
「焼肉でしょ!w」
「あ、おっけ。行くか!」
「ごめん、やっぱ…予定入ってて…w w」
「はぁ!?何で誘ってきたんだよw」
ころ💙
さと💗
さと💗
優斗
さと💗
さと💗
優斗
さと💗
優斗
さと💗
優斗
さと💗
優斗
さと💗
さと💗
優斗
さと💗
さと💗
優斗
ころ💙
ころ💙
優斗
さと💗
優斗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
優斗
さと💗
さと💗
優斗
さと💗
さと💗
優斗
さと💗
優斗
優斗
さと💗
さと💗
さと💗
優斗
優斗
さと💗
優斗
優斗
さと💗
さと💗
優斗
優斗
さと💗
さと💗
優斗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
「もぉ、さとみくんなんか…っ」
さと💗
さと💗
机に置かれた紙を手に取って、そっと呟く。
次ノライブデ、さとみヲ殺ス。
さと💗
優斗には、話さなかったけど。
俺が本当に俺じゃダメだと思ったのは、この手紙が来たからで。
今日会いに行ったのも、別れ話をするためだった。
ころんの恋人は、もっと優しいやつがいいよ。
俺みたいな、忙しくて構ってあげられないやつじゃなくて。
それに、ころんには泣かないでほしい。
きっと、優しいやつだから、恋人が死んだって聞いたら泣くんだろ。
そんなの、嫌だし。
俺が次のライブで本当に殺されるのか、それは分からない。
それに、相棒が、すとぷりのメンバーが死んだって聞いてもころんは泣くんだろうけど。
恋人っていう唯一の存在を失って泣くころんを、見たくなかった。
もっといいやつがいるよ。
俺に絆されて、付き合い始めたけどさ。
俺ばっかり幸せな気がしてならない。
ころん。
ころん、お前は怒るかもしれないけど。
自分勝手だって言うかもしれないけど。
俺は、
ころんに、世界で一番笑っててほしい。
周りが見ててうんざりするくらい、幸せでいてほしい。
その時、ころんの隣にいるのは俺じゃなくていいから。
だから、他の大切な人を見つけて、そいつだけを見て、俺のことなんて忘れて。
もしどっかで会えたら、久しぶりって一言笑ってくれたらいい。
いつも不安にさせてしまって、普通に批判もされて、殺人予告なんてされてしまう俺じゃ、だめだって。
そんな結論を出すのも怖がった、ビビリなんだ。
だから、嫌いでいいよ。
俺は、ずっと–––––から。
ころ💙
莉❤️
ころ💙
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
莉❤️
るぅ💛
ころ💙
ころ💙
莉❤️
るぅ💛
ころ💙
莉❤️
莉❤️
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
莉❤️
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
ころ💙
莉❤️
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
莉❤️
ころ💙
るぅ💛
莉❤️
ころ💙
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
ころ💙
莉❤️
るぅ💛
ころ💙
ころ💙
ころ💙
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
莉❤️
るぅ💛
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
るぅ💛
ころ💙
るぅ💛
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
るぅ💛
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
莉❤️
ころ💙
るぅ💛
莉❤️
るぅ💛
莉❤️
ころ💙
ころ💙
莉❤️
るぅ💛
ころ💙
莉❤️
ころ💙
るぅ💛
ころ💙
無我夢中で走って、さとみくんの家まであと5分というところまで来た。
頭にあるのは、どうやって僕の寝顔の写真を手に入れたのだろう、という思い。
そんな、どうでも良くないが今はどうでも良い疑問を捨てて、前を向く。
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
ころ💙
さと💗
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
優斗
優斗
優斗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
ころ💙
さと💗
END
コメント
6件
フォロー中の方々のストーリー見てたら神作見つけましたー 好きです。あの…優斗になりたいです。あいつ性格よすぎんか!?
やだ神(?) ほんとにこういう小説大好きです…♡♡ハッピーエンドで良かったっす…
めためたいい終わり方、あと神作、、、、のの❀ さん神✨ 好きです。