──見知らぬセカイ── ──???視点──
少女
…んぅ…
少女
ふわぁ…ん〜…
ある場所で少女が目を覚ました、 少女は目を擦り、周りを確認する。
少女
あぇ〜…?ここ何処ぉ…?
目を少しだが覚ました少女は、 ここが何処に居るのか全く分からないようだ、それもその筈直前まで、全く別の場所に居たのだから。
少女は現在、学校にある椅子 (隅の席)に座っており、 机に突っ伏している状態だ。
少女
ん〜…誰か居るぅ…?
少女
ぅう〜ん…誰も居ない…?
少女
んんんんっ〜〜〜〜…
少女は気怠げに背伸びをして 席を立つと、 あくびをしてその教室を後にする。
──見知らぬセカイ── ──少女視点──
少女
誰か居るぅ?
少女
……おおぉおぉぉ〜〜〜〜〜いぃぃっ!!
少女はこの校舎?中に響き渡る程の声を上げて、誰か居ないかを確認するが、現れる気配すらも感じない。
少女
……それよりも…ここ何処なんだろ?校舎?なのは分かるけど…屋上に迎えば何か分かるのかなー?
少女はそう言うと、 廊下を軽快なリズムで進んでゆき、 上に続く階段を見つけ、 その階段を登っていく…
──見知らぬセカイ── ──少女視点──
少女
うわぁぁ〜〜〜〜!!!凄い凄い凄〜〜〜いっ!!!
少女は空を見上げ、 目を輝かせて言う、 空は、半分が赤みがかった夕焼け、 それでいてもう半分は 月と星が光輝く夜が占めていた。
少女
綺麗だなぁ〜!!
少女はその綺麗と言える空を眺めていると、突如後ろからある声が聞こえる。
???
ねぇ。
少女
?貴方はー?
???
私の名前は…
夕日の光と月の光に照らされた長く、綺麗なピンクの髪を、 右手で軽くかきあげて、 少女に自身の名を名乗った… 彼女の名は…
巡音ルカ Leo/Need
巡音ルカよ?