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水玉
水玉
~悠祐side~
悠祐
ないこ
いふ
周りの人
悠祐
パラ パラ パラ(小さな雪が降る)
ないこ
いふ
悠祐
周りの人
ないこ
悠祐
いふ
ないこ
いふ
ないこ
いふ
悠祐
~数分後~
大学生になった俺は今、大学に通いながら親友のないこといふと一緒に路上ライブをしている 両親とも高校卒業後から会ってない
悠祐
悠祐
北海道程では無いが東京も雪は降る この雪を見る度 俺はあいつを思い出す あの日、俺とほとけが切り離れた夜 ほとけは悲しそうな声で それでも笑顔で
ほとけ
っと優しい声で言ってくれた それから東京に来て、ほとけとは合わなくなった 毎日うるさかったほとけが俺の耳元に残した静寂 雪を見る度、俺はほとけとの日々を思い出す ほとけと遊んだ日、ほとけと帰った日、ほとけに別れを告げた日 全部全部、雪を見る度 フラッシュバックする そんな記憶に浸り、俺は目を瞑る
~数十年前~
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
ないこ
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
悠祐
久しぶりに見たな…
悠祐
ほとけとただただバカをやるくだらない毎日 でも、俺にとってはその毎日に幸せを感じていた 今も充分幸せやけど、ほとけと過ごしていた時間は毎日が特別な時間だった なにか特別な日でもないのに、あいつがいるだけで毎日に色が付いていた また…隣にいたい…
悠祐
でももし…本当に願いが叶うなら、何もいらないからもう一度ほとけの隣にいさせて欲しい… ほとけと離れて数年、年々遠い街で暮らすあいつのことを思い出す日が増えた。 ほとけと触れ合うこともない、 思い出した所で何も変わることもない なのにひたすら思い出すほとけとの思い出 まるで、時間を重ねるごとに積もる雪のようだった
ほとけside
りうら
初兎
ほとけ
あれから数日後 僕の学校は冬休みに入った
ほとけ
そんなことを口にしながら 僕は帰路を歩く
ほとけ
僕にはちょっとした日課がある。 それは、僕の家の近くにある公園を帰り道に通りを見ること ここには沢山思い出があるから… アニキと毎日遊んだ場所 アニキと初めてあった場所 そして、、 アニキに別れを告げられた場所 この公園を見る度、僕は最後に会ったあの日のあなたの言葉が、脳の中で声が響いて会いたくなってしまう そしてまた会った時は涙こぼさないように笑顔で「おかえり」って言う。 そう誓っている
教授
ある日の夕方 教授からそんなことを言われた
悠祐
いふ
悠祐
一瞬ほとけの顔が思い浮かんだ でも、もう何年も前の話や…俺は覚えてても、ほとけが覚えてるとは限らない だから…
悠祐
いふ
少し悲しそうな顔をしてまろが言った
悠祐
いふ
悠祐
ないこ
悠祐
ないこ
悠祐
ないこ
悠祐
ないこ
楽しそうにニヤニヤしながらないこは俺を見る
ないこ
悠祐
北海道…?大切な人…? 俺、ないこに話したか? 嫌、話してないよな?
ないこ
悠祐
ないこ
悠祐
ないこ
悠祐
いふ
ないこ
ないこ
悠祐
初見だった、ないこからそういう話もあんまり聞かんかったしな
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
りうら
ないこ
東京…引越して来た年齢もアニキと一緒…たまたま? いやでも…昔からこうゆう勘? みたいなやつは当たる、、なら…
りうら
ないこ
ないこ
りうら
ないこ
りうら
~数分後~
りうら
ないこ
りうら
りうらから写真が送られてくる やっぱり勘は当たった。 幼なじみの顔が今のアニキにそっくりだ、昔の顔と全く変わってないからわかりやすい…w あとは…
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
ないこ
悠祐
自分の悩んでいることがなんだか馬鹿馬鹿しく思えてきた。ないこの言う通りや 俺が今のほとけにできること…
悠祐
悠祐
いふ
ないこ
悠祐
実際には見えなくても、連絡を取り合っていなくても、 互いが互いのことを信じあってたら 俺らは繋がっていられる だから今から…会いに行く 長らく待たせてごめんな… そして… ずっと待っとってくれてありがとう そう思いながら俺は進路の紙を書き直した
同時刻のほとけside
数日前まで強かった雪は、春も近くなり冬の終わりを告げる淡雪へと変わっていた 北海道もずっと寒い冬が続くわけではない。 いつかは絶対優しい春が芽吹く だから僕は淡雪が降るひと時にひとつの願いをのせる "どんな季節も景色もあなたと共に同じ場所で感じていたい" アニキがいないと楽しくない毎日 そんな僕の人生に兄貴と2人で過ごしたあの鮮やかな花が咲いているような日 その日を待ち続ける 僕らの日々に昔のような春が訪れますように あの場所でまた笑顔でまた会えますように
~数ヶ月後~
りうら
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
りうら
初兎
タッタッタッタッ(走っていった)
初兎
りうら
初兎
りうら
───────────────╴
ほとけ
ボソッとつぶやき僕はロッカーを開けた
ほとけ
下駄箱の中には一通の手紙が置いてあった
ほとけ
そう思いながら、僕は手紙を読み始めた ~ほとけさんへ~ 今日の夕方5時に〇〇公園にて、貴方をお待ちしてます。
ほとけ
誰かのいたずら? 名前も書いてないし、怪しさ満点なんですけど
ほとけ
今の時刻は4時40分 今から行ったら丁度に着くぐらいかな?
ほとけ
ほとけ
最近この公園で遊ぶ子も減ったな… 手紙をくれた子もいないし、帰ろっかな
??「ほとけ」
ほとけ
誰か僕の名前呼んだ? そう思った瞬間僕の目は暗闇に襲われた ??「だーれだ!」
ほとけ
声が…出ない… 聞いた事ある声…ずっと聞きたかった声… 今すぐに呼びたい名前なのにッ ?「あれ…ほとけ?」
ほとけ
そう叫んで、僕は彼に飛びついた
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
それから数十分、僕らはひたすらに泣いた 通行人もいる中、2人だけの空間のようにただひたすらに
ほとけ
だんだんと互いに落ち着いて僕は聞いた
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
ほとけ
悠祐
春が近くなったとはいえ、北海道はまだまだ寒い気温の季節 ただ、この日だけはそんな寒ささえも暖かさに変わるくらい、素晴らしい日だった
❦ℯꫛᎴ❧
水玉
水玉
水玉
水玉
水玉