それから私たちはあっという間に仲良くなり、お互いの家を行き来するようになっていた。
わたしは一虎のことが好き。
それは結婚を約束したあの日から 変わってない。
でも一虎は友達のように接してくる。 よく"大切だよ"って言ってくれるけど 女の子としてじゃないのかな。
最近はそんなことばかり 考えてしまう。
一虎
音
音
一虎
一虎
音
一虎
一虎
音
一虎
音
わたしは父親から性的虐待を受けていて、小さい頃一虎だけに打ち明けた。
一虎
一虎
音
一虎
音
一虎は目をキラキラしながら わたしを押し倒してきた。
音
一虎
キスできる嬉しさと恥ずかしさで 顔を背けると首元を掴まれ 一虎と目が合う。
一虎
ぎゅっと目を閉じた。
心臓が出てきそうなくらい ドクドクしている。
一虎の唇が当たると さらにわたしの心臓が鳴った。
一虎
一虎はふふっと笑いながら わたしを抱きしめてくれた。
音
一虎
音
一虎
そのあとも何度も何度もキスをした。
気づけば 外はすっかり明るくなっていた。
その日の学校は眠くて仕方なかったけど、それ以上に幸せだった。
一虎は寝不足と集会の疲れもあって 学校には来ていなかった。
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