コメント
3件
いやん白髪の子かわいいん((((((((((( ただ襲ってきた君は何者なんだい?( 2人とも華夜ちゃんと同じ感じなのかな…力使ってるところ見られたくないって、華夜ちゃんと同じやなぁ… そして垣間見える華夜ちゃんの桃佳ちゃんに対する激重感情…愛憎とはまた違うけど、そんな感じの重い愛だなぁこりゃ好き((
桃佳
桃佳
?
華夜
ぎょろりと向けられた、瞳孔すら見えない真っ黒な瞳。可愛げのある拙い言葉と紡ぎ方、それに似合わぬ酷い殺意。
人体から鳴ることはほぼ無いであろう音が鳴り、なんとなく今から殺されてしまうんだろうと嫌に頭が冷静になった。
カキンッッ!
自分の目の前からそんな弾くような音が聞こえるまでは、ずっとそのままだった。 驚きで瞑っていた目を開くと目の前には…
黄葉?
華夜
短いナイフを二つ持って、相手の大剣を弾いている黄葉さんが目の前には居た。服装こそ違えど、声と少し口が悪いのがそのまんまだった。
黄葉?
マルベリー
華夜
なんか、スーツ姿だと妙にイケメンに見えて凄い心臓がバクバクする。声も中性的だし、身長も高いし綺麗な顔だし。
翠?
マルベリー
ダリア
ひょい、と翠さんをおんぶして敵の方を見直す黄葉さん。
マルベリー
マルベリー
華夜
今はそんなの聞いてる状況ではないことは分かってる。でも、どうしても不安だった。だって、もし、もし二人が負けたら。
マルベリー
マルベリー
私の心配、不安を全部蹴飛ばすような言葉。さっき話したばっかりだし、別にそこまで面識がある訳じゃないけど。何故か安心出来る彼女の言葉。 …まあそれでも少しだけ躊躇って足を止めてしまっているけど。
マルベリー
マルベリー
マルベリー
華夜
マルベリー
黄葉さんにの言葉にこくり、と頷いた後すぐに背を向け、桃佳の方へと足を急いで運ぶ。うん、大丈夫。何となく大丈夫な気がするから。
マルベリー
そんな黄葉さんからの最後の言葉は、耳に届かなかったけど。
華夜
ちゃんと離れてきちゃったけど…黄葉さん達、大丈夫だろうか。今更ながらに後悔しそう。残った方が良かったかなぁ!!?
いや、黄葉さんは早く行けとかめっちゃ急かしてきたしちゃんと話聞かないとまた怒られそうだったし…でも、だからってあんなに怖い人の目の前に放っておくとか流石に何がヒーローだよって話にならない?
難しい。どう判断すればいいのか、どれが最善でどれが客観的に見て満点なのか。
桃佳
桃佳
華夜
華夜
華夜
桃佳
華夜
…桃佳は、知らない人にも手を差し伸べて、優しくして、何かあったら罪悪感だって覚えてしまう優しすぎる子。
現に今も、私を心配する感情と黄葉さん達を心配する心が入れ混ざってる。だから、こんなに泣きそうな顔になってる。
桃佳
桃佳
こんなに素直で、純粋で、優しくて。 まるで天使みたいな桃佳。
大事な大事な親友の私以外の人も同じくらい心配しちゃう、少しだけ妬けちゃう程の良い子な桃佳。
もし、黄葉さん達がこのまま___
コツ、コツ…
翠
黄葉
桃佳
華夜
華夜
…なんて、そんなの叶うはずもなく。
傷一つない二人がふらりと目の前に現れ、街で会った時のような雰囲気に戻っていた。見た感じ、大丈夫だったみたい。
桃佳もそれを察して少し安心してるみたいだし…まあ、これはこれでいいかな、と思うことにしておいた。
タタッ
桃佳
ぎゅぅうう…
黄葉
翠
まあそんな二人の言葉なんて今の桃佳の耳には全く入っておらず、泣きそうな表情のまま良かったぁ゛!!と安堵の声を何回も零しながら抱き締める力が強くなっていっているようだった。桃佳、恐ろしや。
黄葉
翠
黄葉
翠
仲良しやなこの人達()
華夜
華夜
翠
黄葉
華夜
私と桃佳が悪いみたいじゃん!!いやなんも聞かずに逃げたんだからそりゃ悪いんだけども。
翠
翠
華夜
華夜
聞かなくても、何となく分かってた。どういう意図なのか、どんな協力関係のことなのか。さっきの状況も、あの服装も、覚えのあるあの雰囲気も全部。
でも、認められなかった。近くに大事な大事なあの子が居たから。その子に、引かれたくないから。軽蔑されたくないから。嘲笑われたくないから。あの綺麗な桃色の瞳に、可愛らしい唇に、華奢な腕に、優しい、あのこに。はなれられたくないから。
翠
翠
翠
華夜
華夜
桃佳
華夜
桃佳
華夜
華夜
桃佳
華夜
華夜
華夜
桃佳
はいお久しぶりです作者です。 久しぶりに書いたせいでテンポ感ぐちゃぐちゃもしれない。ゆるして。
最後の投稿がイラスト(相互フォロ限定)の場所だったので一部の人以外は生存確認取れてなかったと思いますがゴリゴリに元気です。
まあ何はともあれ、四話目はいかがでしたでしょうか!個人的にはちょっとボリューム増やしたつもりの回でした。
次回は少し息抜き回かも…?
100タップ以上お疲れ様でした! ではでは、じゃねおつ!