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ヌッッシィィィ
ヌッッシィィィ
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ヌッッシィィィ
ヌッッシィィィ
ヌッッシィィィ
ヌッッシィィィ
ヌッッシィィィ
行ってらっしゃい👋
大神りうら
稲荷ほとけ
有栖初兎
内藤ないこ
猫宮威風
獅子尾悠佑
校門を出て、鞄にチラシの束をしまう。
でも途中で手が止まった。
1番上のチラシに書かれた文章が
目に飛び込んできたからだ。
大きく『放送部』と書かれたそのチラシ。 その下の文章。
『部員大募集です。話す事が苦手な人でも大歓迎。発声の方法など丁寧に教えます。練習すれば、 あなたも必ず"上手にはっきりと声を出せるようになります。"』
上手にはっきりと声を出せる。
思わずしばらくの間、じっとその文字を見つめた。
手書きの、決してキレイじゃない、でも力強い文字。
大神りうら
つぶやきが出たのと同時に
ドンッ
という衝撃で肩が揺れた。
モブ
背後からぶつかってきた1年生らしき男子生徒が言って、そのまま歩き去って行く。
そこで初めて自分が足を止めていたという事に気付いて、
あわてて道を進んだ。
そうして歩きながらもう一度チラシを見つめる
上手に、声を出せる......。
そんなにうまくいくわけないって
そう思った。