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続き
とっても凄くてハートを何回も押しましたw!これからもがんばってください!
主さん本当に神
麻倉雪乃
千冬
千冬
麻倉雪乃
千冬
麻倉雪乃
千冬
千冬
麻倉雪乃
雪乃は暗い顔をした
麻倉雪乃
麻倉雪乃
千冬
麻倉雪乃
麻倉雪乃
私は姉が嫌いだった
別に 親が私たちを比べてたとか そういうのはなかった
両親ともに私たちを ちゃんと平等に愛してくれた
だからだろう
私は姉を嫌った
私と姉は 2人とも勉強、運動 何においても同じぐらいだった
ただ一つを除いては
麻倉彩乃
麻倉雪乃
麻倉彩乃
麻倉彩乃
麻倉雪乃
麻倉雪乃
麻倉雪乃
麻倉雪乃
麻倉雪乃
麻倉彩乃
麻倉彩乃
麻倉雪乃
私は姉の
何にでも優しいところを嫌った
姉はいじめられても無条件で相手を 許そうとするほどの馬鹿でお人好しだ。
おまけに度胸もあるし
私は心の強さで姉より劣っていた
姉はどんな時も笑顔だが
私は怒る時は怒った
姉は少し異常だった
他の人に対して
だから私は
心の強い姉を嫌っていた
私が姉を認めたのは小5の時だった
あれは偶然だった
その日は珍しく
喉が渇いた夜だった
姉は寝ているだろうと 姉の部屋を通ろうとした時だった
何かの音が聞こえた
その音は姉の部屋からだった
私はそっと見てみた
麻倉彩乃
麻倉彩乃
そこには暗示をかけるように呟く姉がいた
正直怖かった
怖くて
気持ち悪くて
ドアから離れキッチンへ行こうとした時
その声は聞こえた
麻倉彩乃
麻倉雪乃
麻倉彩乃
麻倉彩乃
麻倉彩乃
麻倉雪乃
それは私が生まれて初めて見た
いつも強い姉の
弱々しい姿だった
この時
姉を見る目が私の中で大きく変わった
いつもは強くて妹を守る姉
でも本当は弱くて
裏で1人で泣いているが
別に強くない人間なんだと
私の中で大嫌いな姉は
私が慕う大好きな姉に変わった
そして
私の中で姉を守りたいと思う 気持ちが芽生えた
姉が壊れたのは中1の時だった
私は一個下で姉とは別の学校に通ってた
姉が不良と仲良しと聞いて驚いたが
姉のあの性格ならいい人だと思った
実際姉は帰ってくるとき楽しそうで
私も両親もそこまで心配していなかった
あのことが起こるまで
その日は姉の様子がおかしかった
両親も気づいていたが 姉のことだから立ち直ると思ってた
でも、心配だった私は 姉の部屋に向かった
姉の部屋は暗くて
その中にポツンと目を虚にして ボソボソ呟いてる姉がいた
麻倉雪乃
私が恐る恐る姉に近づくと
麻倉彩乃
麻倉雪乃
姉はヒステリックに叫んで物を投げてきた
麻倉雪乃
麻倉母
麻倉父
麻倉雪乃
麻倉雪乃
両親と共に姉の方を向くと
姉は
3人「!?」
飛び降りようとしていた
麻倉母
麻倉父
父が咄嗟に姉を抱えて窓から離した
麻倉彩乃
バタン
麻倉雪乃
姉さんが倒れた
父は姉を寝かせた。
両親は先に下に降りていった
私は寝てる姉を見て下に降りようとした時
麻倉彩乃
麻倉彩乃
麻倉彩乃
麻倉彩乃
麻倉彩乃
咄嗟に姉の方を向くと
姉の瞳から涙が溢れていた
大体、予想がついた
マイキーとドラケンという名は 姉から何度も聞いていた
とても優しくて仲間思いな東卍の皆だと
麻倉雪乃
麻倉雪乃
私は姉の服を少しあげて体を見てみた
麻倉雪乃
体には無数の痣があった
しかも陰湿に服で隠れているところばかり
その時私は気づいてしまった
いじめていたのは東卍じゃなく 他にいたのだと
そして東卍の奴らは姉を裏切り
そのゴミを信じたのだと
他にも姉のノートやハンカチ
いろんなものが切り刻まれていた
許せなかった
そのゴミが
東卍が!
その日から姉は過食症になった
そして不眠症に
寝かせても魘されるばかり
姉のこんな姿を私は
見たくなかった
翌日両親が仕事行っている間に あのメンバーを呼んだ
花咲美穂
草薙ユユ
麻倉雪乃
草薙ノノ
讐牧愈擬兎
麻倉雪乃
草薙メメ
神坂琴音
神坂琴音
麻倉雪乃
私は姉の今の状況を話した
麻倉雪乃
花咲美穂
花咲美穂
花咲美穂
花咲美穂
花咲美穂
花咲美穂
花咲美穂
花咲美穂
花咲美穂
全員「了解!」
その後にわかったことは
東卍は確実に姉を裏切ったこと
だが、ほんの数名だけは 信じてくれてたこと
そしていじめていた奴は 美穂の妹であること
そいつがこれまでにいろんな学校で いじめを重ねてきて自殺者も出ていたこと
そして私たちは姉を中枢とし
美穂の妹のクズ野郎に いじめられていた子達を助け
自殺した子達の兄妹たちと接触し
私たちのチームに入れるように促した
するとあっという間に大きくなり
現在の【境界乱舞】ができた
麻倉雪乃
麻倉雪乃
麻倉雪乃
千冬
麻倉雪乃
麻倉雪乃
麻倉雪乃
麻倉雪乃
麻倉雪乃
麻倉雪乃
千冬
千冬
麻倉雪乃