注意事項は今までの話を見てくだせぇ…⬅️
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⚀ Liura side ~ボルフェルト国 「首都アケイド・中央地区」にて~
Liura.
そう言うと、ルカの顔がぱっと輝いた。
Luka.
Liura.
Luka.
ルカはとても嬉しそうだ。 彼女の笑顔を見ていると、 なんだかこっちまで幸せな気分になってくる。
Liura.
りうらは鞄の中から渡されたガラス容器を取り出す 少なからず心配はしていたが、何故か水は1滴も 漏れていないようだった…まぁ漏れたら大問題だが
Luka.
Luka.
タコを渡すとルカのテンションが更に上がる。 ……そんなに凄いものなの?これ…?
Liura.
Luka.
Liura.
Luka.
Liura.
Luka.
立ち去ろうとするりうらをルカが引き止めた。
Luka.
Liura.
行き先を言うとルカは再度顔をぱっと輝かせ
Luka.
⚀ Liura side ~ボルフェルト国 「首都アケイド・北地区」にて~
俺とルカを乗せた馬車は北地区の市街地まで来た。 御者が言うにはフリージス邸まで あと少し、とのことだ。
Liura.
Luka.
Luka.
Liura.
Luka.
Liura.
ルカは急にりうらの方に指を指してきて びっくりして少しテンパってしまった
Luka.
Liura.
Luka.
Liura.
Luka.
Luka.
Liura.
Luka.
Liura.
冗談半分で言葉を返したものの、 どうやらお気に召さなかったようだ。 話していて思ったが、友達といっても、 ネルとは大分性格が違うようだ。
彼女は元々、千年樹の森近くの小さな村出身らしい 友人と2人でそこを飛び出したものの、 働き口が見つからずに困っている時、 キールの妻、フリージス夫人に助けられたらしい。今は夫人の使用人として働いているとのことだ。
Luka.
ルカは物憂げな表情で語る
Luka.
Luka.
そこまで話すとルカは一瞬微笑み、 今度は顔をほころばせて話を続ける
Luka.
キールがクリンプト出身?それは初耳だ。
Luka.
話終えるとそういえば、 という表情で次はりうらに質問をしてきた
Luka.
Liura.
Luka.
ルカが驚いた顔をする。りうらは自分が 褒められた気がして少し得意になる
Liura.
Liura.
Liura.
それからしばらくお互いの仕事談義に花が咲いた。 王族と豪商。使える相手は違えど同じ使用人。 りうらは彼女との共通点が出来たみたいで なんだか嬉しかった。
歌っている時の彼女はどこか 人間離れした神々しさすらも漂わせていたが、 話してみればとても可愛らしくて 親しみやすい少女だった。
ぷつりと会話が途絶えた。沈黙が気まずくて、 俺はルカの胸元で光る四葉のクローバーの形をした ピンクの宝石のアクセサリーに指をさす。
Liura.
Luka.
彼女は少し困った顔をする。 似合っている、とは言ったものの、 心の中では反対の感情を抱いていた。
ルカに装飾品は似合わないだろう。 余計な装飾品は彼女の美しさの邪魔になるだけだ。 それが分からないってことは、このネックレスを 送った人物はよっぽどセンスが無いのだろう。
Luka.
ルカの言葉につられ、前をみるとその御屋敷は 目と鼻の先だった。さすが大商人の屋敷だ。 他の建物より2回りほど大きい
Liura.
俺はそんな事を思っていた。 何故か、彼女ともっと話していたかったのだ。
⚀ Liura side ~ボルフェルト国「フリージス邸」にて~
キールは他の客との商談が長引いているとの事で、 別室で少し待っていることになった。
窓から外を眺めると、水場で 2人の女性が洗濯をしていた。
片方はルカだ。テキパキと仕事をこなしている。 彼女は使用人としても優秀なようだ。 もし結婚したら良いお嫁さんになるだろう。
もう1人は…どうも要領が悪いっぽい。 明らかにスピードが遅く、1度洗ったものを また洗濯し直したりしている。
彼女はボルフェルト人のような 桃髪に青眼では無かった。 金髪に…右が青、左が赤の瞳…… もしかして…
Luka.
彼女がルカの言っていたリン、だろうか?
使い回しキャラ
気がつけば腰に剣をさした人物が横に立っていた。 非常に端整な顔立ちに長い紫の髪…… 一瞬女性かと思ったが、男性だ。
使い回しキャラ
独り言のように呟く男性。だが、俺は 彼の持つ武器の形状に興味を持ち、 軽く挨拶したあとに尋ねた
Liura.
使い回しキャラ
使い回しキャラ
カタナについて答えた後、急に話題を変えてきた。
Liura.
使い回しキャラ
Liura.
使い回しキャラ
使い回しキャラ
使い回しキャラ
「ガスト=ヴェノム」…!聞いたことがある。 「アスモディンの悪魔」の異名を持つ 凄腕の傭兵だったはずだ。
Liura.
使い回しキャラ
ガストは急にりうらの顔を覗き込んできた。 思わず一歩あとずさる。
使い回しキャラ
Liura.
その時、ノックの音が聞こえ、 扉が開くと、初老の執事が現れた。
this is MOB
Liura.
俺が距離をとると、 ガストは肩をすくめる仕草をしながら、 入口の方へ去っていった
使い回しキャラ
キール=フリージスは俺に気さくに笑いかける。 その人の良さそうな表情につい心を許しそうになるしかし、まずは与えられた仕事をきっちりこなす
Liura.
Liura.
俺は持参してきた献上品をキールに差し出す。
使い回しキャラ
一つ一つをじっくりと眺めながら、彼がつぶやく。 献上品はミニスが選んだものだが、 彼の選択眼に狂いはなかったようだ。 さすが、愚純な宰相殿は、 人に取り入る事にかけては一流のようだ。
使い回しキャラ
Liura.
使い回しキャラ
すると、キールはさっきガストが 身につけていた物と似た形状のものを取り出す。
使い回しキャラ
使い回しキャラ
Liura.
ずっと引っかかっていたキールが賽ノ国に 援助をした理由。それを聞き出すために 少し突っ込んでみることにした
使い回しキャラ
Liura.
使い回しキャラ
Liura.
使い回しキャラ
彼は友の事を誇らしげに話す。 実際に困っていたのは王子ではなく民衆なのだが、 他国からはそんな実情は分かるはずもない。
Liura.
にこりとりうらが笑い直すと、キールの眼の色が 変わったように思えた。もう少し何か 探ってみようと口を開きかけるも キールの言葉に言葉を遮られてしまう。
使い回しキャラ
使い回しキャラ
使い回しキャラ
実際に彼はそうして巨万の富を 手に入れているのだから、間違いでは無いのだろう
使い回しキャラ
使い回しキャラ
マリアムが使いとして拒絶されたのはそのためか。 彼女が三英雄の1人であることを知るものは少ない。 諜報活動が主な任務だったので、 表立った行動はしなかった為だ。 しかしキールなら彼女が三英雄だという 情報など、とっくに得ていたのであろう。
キールはイレギュラー王国について、 王宮について、いくつかの質問をしてきた。 俺は差し障りのない範囲でそれに答える。 嘘をつくことは出来ない。相手はそういった 駆け引きにおいてはプロだ。下手な小細工で、 疑念を持たれることは避けねばならない。
使い回しキャラ
Liura.
そのクリンプト国には、ミニス宰相が向かった。 食糧支援の礼もあるが、 2人の結婚について、 具体的に話し合うためだ。 今頃はボルフェルトへ戻る途中だろうか?
使い回しキャラ
すると、コンコンというノック音が部屋に響く。 キールが一声かけると、使用人が1人、 部屋に入ってきた。ルカだ。
Luka.
使い回しキャラ
キールはさっそくルカの持ってきた お茶菓子を一つ、口に運ぶ。
使い回しキャラ
Luka.
使い回しキャラ
礼を言って、ブリオッシュを一つつまみ、口にした。 …うん、確かにこれは美味しい。 甘みのバランスが絶妙だ。
Liura.
使い回しキャラ
ルカが一礼し部屋から退室する。 一瞬目があった時に微笑みを返してくれた。 改めてキールの方を見ると、 何故か彼はニヤニヤしていた。
使い回しキャラ
Liura.
使い回しキャラ
使い回しキャラ
使い回しキャラ
Liura.
使い回しキャラ
そこまで人気者だったとは…… にしても、あのセンスの悪いペンダントも、 そんな連中の誰かから貰ったものなのだろうか? 貴族や王族相手じゃ、一介の召使に過ぎない りうらに勝ち目はない…か、
_でも、俺が本当はイレギュラー王国の 第4王子だと明かせばどうなるんだろう?
Liura.
自分の心に浮かんだ愚かな考えをすぐにかき消した
使い回しキャラ
使い回しキャラ
窓の外を見れば、既に日が沈みかけている
使い回しキャラ
Liura.
熱くなった顔を冷ますため、 できるだけ冷静な声で一言訊ねる。 するとキールは満足気な笑みを浮かべた。
使い回しキャラ
キール邸を出ると、御者とルカが話をしていた。 りうらも交じり少し談笑した後、 ルカに別れの挨拶を済ませ馬車に乗った。 予定よりも少し遅れてしまったが、 今日中には王宮に戻れるだろう。
離れていくキール邸を馬車の中から眺めていると、
Luka.
というかすかな声と、手を振る人影が見えた。 りうらも馬車から身を乗り出し、手を振り返した。 脳裏には、彼女の笑顔が残っている。
_ルカ、また会いたいな。
今回は少し長めに取りました…ツカレタ
ここ2話はわりとほのぼの(?)したような感じでしたが……
次回以降は…ええ、ヤバいです。とてもまずいです。
そしておそらく次次回らへんの話ではマジでね… 配役が配役だから…本家もこんなんなんですけど…
…4番さん結構ヤバめの発言します(させます)
それはなにか…ですか…?
…とにかく、すごいんだよ!!ひたすらn
コメント
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初コメです!悪のシリーズと🎲の組み合わせは最高すぎました!次回も楽しみにしてます!あとフォロー失礼します!
ほのぼの〜(*'▽'*) あの2人の絡み好きだなぁ〜💞 🐤ちゃんならいける、、!(*´꒳`*) 告っちゃえ〜‼︎✨ 🐤ちゃんのあの言葉遣い、、私には到底できんわ、、 続きが気になる🫣
赤さんめっちゃしっかりしてんな((((((( 私だったらそんなすぐ否定できんわ((((