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1話  始まり

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1話 始まり

1 - 1話 始まり

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2019年07月21日

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リナ センシャー

あーもう

ユキ イェレナ

どうしたんですか?リナさん

リナ センシャー

宿題が多くて苦戦するんだよ

ユキ イェレナ

あ〜同じくですよ〜

リナ センシャー

とにかく帰るしかないな

ユキ イェレナ

そうですね

ユキ イェレナ

家までお送り致します

リナ センシャー

別にしなくていいんだけど…

ガチャ

リナ センシャー

ただい…えっ?

ユキ イェレナ

どうしたんですか?…!

リナ センシャー

な…なななんで?

ユキ イェレナ

だ、誰だ!

そこにあるのは、血だらけになった、母、父、姉の姿だった

リナ センシャー

あああああああああああああああああ

リナ センシャー

なんでなんでこの家なの?

リナ センシャー

なんで!

ユキ イェレナ

リナさん、と、とにかく警察を!

リナ センシャー

!?そこにいるのは誰だ!

ユキ イェレナ

そこに?

殺人者1

あぁ?

殺人者2

!!!!

殺人者2

に、逃げましょうリーダー

殺人者1

逃げるなんざ、プライドの恥だ!
ただの子供だろう?

殺人者2

そうですけど…

ガチャ

ユキ イェレナ

リ、リナさん
なぜ、刃を!

リナ センシャー

護身用のだよ?
何かおかしい?

ユキ イェレナ

い、いえ

殺人者2

や、刃を持っていますよ?

殺人者1

お前はいけ!

殺人者2

い、嫌ですよ!

殺人者1

いいから戦いに行け

殺人者2

は、ハイ

ダダダダダダダダ

殺人者1

逃げるなよ
お前を鍛えれるチャンスだぞ!

殺人者2

チャンス…

殺人者2

でも、怖…

ザシュ…ザシュ

ユキ イェレナ

り、リナさん
か、勝ったんですね

ユキ イェレナ

でもそこまで刺さなくても

殺人者2

あ、ああ

殺人者1

クソッ
うちの手下が負けるなんて…恥だ!

殺人者1

うわああさあああああああああああ

ユキ イェレナ

リ、リナさん!

ザシュッ

ユキ イェレナ

またも!

リナ センシャー

ハァ、呆気ないな

タイニー

ハッハッハ
見込んだ通りだなw

リナ センシャー

あなたは?

タイニー

わたしか?
私はタイニーだ
皆ミスタータイニーと呼ぶ

タイニー

お前さんたち、闇の兵士になる気はないかね?

リナ センシャー

闇の兵士?

タイニー

ホッホッホw

タイニー

そうだ闇の兵士だ
子供は産めなくなるが、すごい力をつける事になれる

ユキ イェレナ

い、嫌だ!

リナ センシャー

もっと詳しく説明を!

タイニー

これ以上はあいつに説明させる

リナ センシャー

あいつとは?

ユキ イェレナ

リナさん、さっきまで発狂していたのに、なんでこんなに冷静に?

リナ センシャー

フフフ、家族はあまり好きではなかった

ラーテリィ クレイジング

お呼びで?

タイニー

あぁ、呼んだ

ラーテリィ クレイジング

我が輩に何か御用で?

タイニー

こいつらに闇の兵士というものを説明してやれ

ラーテリィ クレイジング

闇の兵士とは、簡単にいうと兵士だ。
他の兵士と違うところは、血を流し込まれる事だな
我が輩の血を流し込めば、闇の兵士となれる
ただし、真の悪人だけだ、真の悪人は、血の味で分別できるぞ?

リナ センシャー

血でどうやって?

ラーテリィ クレイジング

善人なら、美味しい血。
悪人なら、甘ったるい血だ。

リナ センシャー

私は…

ラーテリィ クレイジング

待て、まだ説明が途中だ
子供を産むことはできなくなるが、普通の人よりはるかに強くなれる
少し間違えれば、人間の骨を一握りで、折ることができるぞ?
聴覚、視力、嗅覚と全て敏感になるぞ?

ユキ イェレナ

すごい、かも

ラーテリィ クレイジング

でも、ルールは厳しい、以上だ

リナ センシャー

俺、闇の兵士になりたい

ユキ イェレナ

り、リナさん!ダメですよ!こんな怪しい…

リナ センシャー

怪しくてもいい!

ユキ イェレナ

で、でも

リナ センシャー

このまま、何事もなく施設に入れられて、友達とも離れるかもしれない
それよりかは、少しでも早く知り合っている人と、一緒にいたい!

ユキ イェレナ

……リナさんがなるんなら私もなります

タイニー

なるのか?ならないのか早く

リナ センシャー

なります!

タイニー

分かった
あとは任せるラーテリィ

ラーテリィ クレイジング

任せてください

ラーテリィ クレイジング

私の血を流すぞ?
まずは、お前の名はなんなんだ?

リナ センシャー

リナ!リナ センシャーだ!

ラーテリィ クレイジング

それでは、リナ手を出せ、両手だ
少しチクっとする、そのあとは痛いかもしれないが、我慢しろ

リナ センシャー

うん

カミ、チクっ

リナ センシャー

いっ

ラーテリィ クレイジング

静かにしろ

ラーテリィ クレイジング

…手を出せ

リナ センシャー

ラーテリィ クレイジング

よし、次はお前だ、

ユキ イェレナ

お前じゃない!
ユキだ

ラーテリィ クレイジング

なんでもいい早く出さんか!

ユキ イェレナ

わ、分かったよ

ラーテリィ クレイジング

よし

カミ チク

ユキ イェレナ

いったくねーか?

ラーテリィ クレイジング

ああ いたい

ユキ イェレナ

やっと終わった

ラーテリィ クレイジング

…我が輩についてこい
これから家に連れて行くが、文句は言うな。

リナ センシャー

誰も言ってません

ラーテリィ クレイジング

うむ

ユキ イェレナ

旅へ、レッツゴー!という感じですね!

これからどんな生活が待っているのか知るわけがない まさかあんな事になるとは

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