/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
夜中2時
ズキッ
ゆめ
ウ゛ｯ
ゆめ
あっ·····ガッ·····
ゆめ
(あぁ、今日だったか)
ゆめは物心ついた時から週に一回
体に激痛が走るようになった
(運が良ければ一ヶ月に一回)
原因は
神様
私は神様の実験台
紀良によると
治癒能力を渡す変わりに
どう使うか見たかったらしい
この激痛はその治癒能力が暴走している証拠
紀良
（ゆめ変わろっか？)
ゆめ
だ、大丈夫。
ゆめ
もし、変わったら紀良が死んじゃう、
紀良
(でも···)
ゆめ
い、いの
そう。この痛みは
紀良が受けると死んでしまう。
そういう契約らしい
ゆめ
紀良が、死んだら、相談相手、いなくなるでしょ
ゆめ
私は大丈夫だから寝な
ゆめ
まだ死なないで
紀良
う、うん
ゆめ
お、やすみ
数十分後
ゆめ
ﾊｧ·ﾊｧ…
ゆめ
終わった…
ゆめ
だんだん痛みが増してきてる...
ゆめ
きっついな...
ゆめ
やっと寝れる...
ほんとに神様は
残酷だ
朝
ゆめ
んー
ゆめ
まじ寝みぃ
ゆめ
休みたーい
ゆめ
けど行かないと
ゆめ
場地に会わなきゃ
ゆめ
絶対に...
ぶっ飛ばして学校。
ゆめ
失礼。
ゆめ
ここに場地いる？
モブ
そこにいますよ！
ゆめ
おい場地
場地
なんだよ
ゆめ
体育館裏に来い
ゆめ
ちょっとツラ貸せや
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
