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続きです

nmmn要素がありますので 苦手な方はUターンしてください

以下から本編です

あの日から1週間ほど経ったとき

【病室】

コネシマ

聞いてくれショッピ君!!

ショッピ

何ですか??

コネシマ

明日外出許可出た!!

ショッピ

本当ですか!!

コネシマ

あぁ!!だから遊びに行こう!!

ショッピ

はい!!

この外出許可の意味を 俺はまだ知るよしもなかった

《次の日》

コネシマ

海だぁぁああ!!

ショッピ

入りませんよ??

コネシマ

分かってるって

ショッピ

まだ寒いですし

コネシマ

夕方になっちゃったな

ショッピ

微妙な温度な時間帯ですね(笑)

コネシマ

そーか??

コネシマ

このくらいが俺は1番好き

ショッピ

微妙じゃないですか??

コネシマ

そこが良いんだろ

コネシマ

てか過ごしやすいって言えよ

ショッピ

そーッスね

コネシマ

あっ!!

ショッピ

どうかしました??

コネシマ

あそこの崖んとこ!!

コネシマ

行こーぜ!!!!!!

ショッピ

えっ危ないッスよ

コネシマ

大丈夫だって

ショッピ

うぅ…

コネシマ

良いから!!

そういって先輩は俺の手を 引っ張り走る

ショッピ

走るんですか!?

コネシマ

早く早く!!

何をそんなに急いでるんだろうか

俺は引っ張られるがまま 崖に到着した

コネシマ

ほら見ろ!!

先輩が指差したその先には

ショッピ

わぁ…

ショッピ

綺麗…

コネシマ

だろ!!

真っ赤に輝く綺麗な夕陽

コネシマ

これ見せたかったんだ

ショッピ

夕陽を??

コネシマ

綺麗な景色とか一緒に見て思い出作りたかったんや

ショッピ

…先輩らしくない

コネシマ

せやなwww

コネシマ

でもこの夕陽…

ショッピ

??

コネシマ

忘れるなよ??

ショッピ

えっ…はい

コネシマ

絶対だからな!!

コネシマ

2人だけの思い出とかそうそう無いんだから!!

コネシマ

アイツらがいつも邪魔するから…

ショッピ

そうですね(笑)

ショッピ

俺忘れないですよ

コネシマ

ずっと覚えててな!!

あの時の夕陽…

俺はまだ鮮明に覚えています

先輩も覚えていますか??

コネシマ

あぁ…暇やな

海から帰ってきた次の日から また入院生活

先輩は暇と繰り返す

ショッピ

だから来てるじゃないですか

コネシマ

だってショッピ君…

ショッピ

なんですか??

コネシマ

手出させてくれないんやもん!!

ショッピ

!?////

コネシマ

この前は可愛かったのに!!

ショッピ

そうやってぶり返すから嫌なんですよ!!////

コネシマ

本当のことなんやもん!!

ショッピ

うるさいですよ!!

俺は先輩に背を向ける

コネシマ

………

ショッピ

………

トントン

肩を叩かれる

コネシマ

ショッピ君ー

無視しよう

コネシマ

むっ…

トントン

めげずに肩を叩いてくる

ショッピ

………

でも振り向かない

コネシマ

ショッピ君!!

無視無視

ベシベシ

少しずつ肩を叩く力が強くなる

コネシマ

ショッピ君ー

俺はいい加減振り返った

ショッピ

もう!!何ですk…

チュッ

コネシマ

やっとこっち向いた

ショッピ

~っ!!///

コネシマ

大好きやでショッピ君!!

最近先輩はよく好きと 言うようになった

ショッピ

俺もですよ////

俺がそういうと先輩に花が咲く

最近は目で見える所に 咲き始めた

それでも先輩は気にせず笑う

コネシマ

この花は愛の結晶だな

そう言われると憎かった花が 可愛く見える

ショッピ

そうですか??

コネシマ

この花の数だけショッピ君に愛されてるんだなって思う

ショッピ

/////

コネシマ

だから俺はこの花が好きだ

ショッピ

俺も…そこそこ好きです

コネシマ

そうや!!

コネシマ

今日泊まっていけよ!!

ショッピ

病室にですか??

コネシマ

せや!!

ショッピ

看護師に怒られますよ

コネシマ

布団の中に隠れてればバレないって!!

ショッピ

そうですか??

コネシマ

なっ!!良いだろ!?

先輩の嬉しそうな笑顔に俺は 頷いてしまった

コネシマ

やった!!

俺達は布団の中に潜り込む

ショッピ

何か悪いことしてるみたいッスね

コネシマ

大丈夫やって

コネシマ

バレへんバレへん

病室のベッドはシングルベット

2人で寝るには狭い

ショッピ

狭くないですか??

俺がそう言うと先輩は俺を 抱き締めてきた

コネシマ

ショッピ君暖かいなぁ

ショッピ

うぅ…////

コネシマ

ほらはよ寝よ

ショッピ

そうですね////

俺は先輩の腕の中で眠った

この幸せな時間がいつまでも 続けば良いのに

でもこの時

先輩はもうあの事に 気づいていたんですか??

元気に俺と会えるのが最後だと

ショッピ

ふぁぁ~

起きると先輩は居なかった

ショッピ

先輩??

看護師

コネシマ君なら検査よ

声のする方を見るとそこには 看護師がいた

看護師

まさか貴方が泊まってるなんて…

ショッピ

すみません…

看護師

でもコネシマ君珍しくぐっすり眠ってたわね

看護師

貴方のお陰かもしれないわね

ショッピ

そうなんですか??

看護師

えぇ…

看護師

それよりもう帰りなさい

ショッピ

え??

看護師

検査が終わるまでかなり時間あるから

ショッピ

そうなんですね

ショッピ

じゃあ先輩に後で来ますって伝えておいてください

看護師

…分かったわ

俺は病院を後にした

【家】

ショッピ

ただいま

ドタバタドタバタ

ものすごい足音が聞こえる

鬱先生

ショッピ君!!どこ行ってたんや!!!!

ショッピ

病院に泊まってました…

鬱先生

なら良かったわ

鬱先生

何かあったかと心配したんやで??

ショッピ

すみません…

鬱先生

まぁ大丈夫やけど(笑)

ショッピ

お風呂とか入りたいんで準備して来ますね

鬱先生

おー入ってこい

病院にこの時戻っていれば

少しは違かったのかもしれない

今思うと何もかもが後悔にしか なりません

あぁ…神様

貴方は意地悪ですか??

お風呂から出るとリビングが 騒がしくなっていた

ショッピ

どうかしたんですか??

トントン

そんなの聞いてなかった!!

ロボロ

何でもっと早く教えてくれなかったんだ!!

ゾム

こんなことしてる暇ないんやって!!

ゾム

今すぐ病院行かなアカンやろ!!

シャオロン

信じられるわけないやろ!!

エーミール

コネシマさんが病だったなんて

ショッピ

!?

ショッピ

ゾムさん!?どういうことですか!!??

ショッピ

皆さんには話さないって

鬱先生

事態が変わったんや

鬱先生

コネシマの容態が悪化した

ショッピ

えっ…

鬱先生

だから皆で行こうって言ってるんやけどっ…

ロボロ

信じたくない…

トントン

信じられるわけないやろ

シャオロン

あんなに元気やったんやぞ??

エーミール

しかもしんぺいさん達がいないときにこんなことって…

ショッピ

俺行ってきます

ゾム

え??

ショッピ

俺一人でも行きます

鬱先生

待てショッピ君!!

俺は家を飛び出した

ショッピ

はぁ…はぁ…っ

息があがる

でも足を止めることは出来ない

今の間に先輩はっ…!!

そう思うと止まることなんて 出来なかった

病院に着いたときには足が棒に なりそうだった…でも

ショッピ

先輩っ!!!!

今行きます

俺は先輩の病室まで走る

エレベーターなんて待ってられない

階段を何段も飛ばして昇る

病室に着くなり勢いよく開けた

ショッピ

先輩っ!!!!

そこには…

ベッドに横たわる先輩

その先輩にはホースのようなものが沢山繋がってる

酸素マスクをつけたあまりにも 変わり果てた先輩の姿

ショッピ

先輩…

俺は立ち尽くすことしか出来なかった

コネシマ

…ショッ…ピ君…??

先輩に名前を呼ばれ我に返る

ショッピ

先輩っ!!!!

先輩の元へ行く

周りには医師や看護師が沢山

ヤバイ状況なのだと 嫌でも理解してしまう

コネシマ

ショッ…ピ君…

先輩がこちらに手を伸ばしてくる

俺も先輩の手をとる

ショッピ

先輩…

呼ぶことしか出来ない俺…

コネシマ

心…配…かけ…て

コネシマ

すま…ん…な…

ショッピ

先輩こそ大丈夫なんですか!?

大丈夫なわけない

そんなの分かりきってる

コネシマ

大…丈夫…に…決まっ…て…るや…ん

途切れ途切れの先輩の言葉

俺の手を握る先輩の手が次第に 弱くなる

俺が強く握ってもどんどん俺の手を滑り落ちていく

コネシマ

ショ……く…

ショッピ

何ですか!!??

コネシマ

あ……て…る

ショッピ

あ…てる??

コネシマ

あい…し…る

コネシマ

あ…いし…てる

コネシマ

愛し…てる…

ずっと大好きと言ってた先輩

先輩が愛してるなんて言ってる所聞いたことなかった

俺の目から留めなく涙が流れる

ショッピ

俺も…

ショッピ

俺もッスよ

ショッピ

俺も

コネシマ

あい…し…てる

ショッピ

愛してます

先輩は何度も呟く

愛してると

弱くなる声は次第に聞こえずらくなってきた

コネシマ

…て…

ショッピ

先輩!!??

その時病室のドアが勢いよく開く

シャオロン

コネシマ!!!!!!

ゾム

シッマ!!!!!!

ロボロ

シッマ!!!!!!!!

トントン

大丈夫かシッマ!!

エーミール

コネシマさん!!

ショッピ

皆さん…

鬱先生

残りのメンバーは後でくるっ!!

鬱先生

だから待てよシッマ!!!!!!

コネシマ

…み…んな…

いるメンバー全員で先輩を 取り囲む

ロボロ

すぐ来れなくてごめんなっ!!

トントン

シッマ!!

先輩はメンバーの顔を見ると

コネシマ

…ふぅっ

息を吐いた

ショッピ

先輩!!??

鬱先生

おいシッマ!!!!!!

ゾム

おいショッピ君いるんだぞ!?そんなんで良いのかよ!!!!!!

ゾム

ショッピ君のこと抱き締めてやれるのはお前だけなんだぞ!!!!!!

シャオロン

そうだぞ!!!ショッピ君泣いてるやん!!

シャオロン

頭撫でたりとかしろよ!!

ショッピ

先輩っ!!!!

先輩は微かに笑う

トントン

コイツ笑ってる!!!!

そう言うトントンさんは 泣いている

皆が皆泣いている

分かってるんだ

この先の訪れてしまうかもしれない運命を

ショッピ

先輩っ!!!!

コネシマ

…ショッ…ピ……君…を…ま……かせ…た…

エーミール

コネシマさん!!??

シャオロン

コネシマ!!!!!!

ゾム

シッマ!!!!!!

ゾムさんが先輩の肩を揺らす

先輩の担当医さんも先輩の頬を 叩く

ショッピ

先輩!!!!!!

先輩は静かに目を閉じる

ショッピ

先輩!!!!

ショッピ

先輩!!!!!!!!!!

先輩に繋がれていた機械たちが けたたましく鳴り出した

ピーーー

機械の画面に『0』と 表示される

担当医が先輩の元にかけよる

そして痩せ細ってしまった 手首に手を当てる

そして告げた

担当医

12時26分ご臨終です

ショッピ

そ…んな…

鬱先生

おいシッマしっかりしろよ!!!!

トントン

シッマ!!!!!!

ロボロ

コネシマ待てよ!!!!

ゾム

シッマ!!

シャオロン

コネシマ起きろよ!!

エーミール

嘘ですよね…

病室に俺達の悲痛な泣き声だけが響き渡る

それでも先輩は目を覚ますことはなかった

ショッピ

先輩嘘ですよね!!??

ショッピ

目を覚ましてくださいよ

ショッピ

先輩!!!!!!!!!!

続く

ハート1000で続き出します!!(笑)

宜しくお願いします!!!!

この作品はいかがでしたか?

3,007

コメント

24

ユーザー

やばい(இдஇ`。)めっちゃ泣きました

ユーザー

死ぬなよぉー(´TωT`)リアルで泣いてしまっまやん〜(´TωT`)

ユーザー

泣いた‼️コネシマさん、、、

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