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鷹槻れん

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鷹槻れん

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臣桜
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空港に着くと降ろしてもらった。
橘 綺世
先輩に言われて走った。
シンガポール便……
空港の出発ロビーに行き、 辺りを見回すと、椅子に座って スマホをいじっている神崎部長が目に入った。
一瞬ためらったけれど、 近くまで行って話しかける。
藤崎 夏恋
私の呼びかけに驚いて顔を上げた
神崎 玲司
藤崎 夏恋
部長は下を向いた
シンガポール便のアナウンスが流れる
部長はゆっくりと立ち上がった
藤崎 夏恋
藤崎 夏恋
藤崎 夏恋
言いながら、涙が溢れた
神崎部長は、 前と同じようにハンカチを差し出してくれた。
神崎 玲司
神崎 玲司
藤崎 夏恋
神崎 玲司
そう言って 私の頭を優しく撫でると 部長は搭乗ゲートへと歩いて行った。
私は、その後ろ姿を ただ眺めることしかできなかった。
しばらくその場に立ち尽くしていたけれど、 部長の姿が見えなくなると、涙を拭って歩き出した。
空港の出口へ向かうと、 綺世先輩が待っていてくれた。
橘 綺世
そう言って、 頭をわしゃわしゃされる。
藤崎 夏恋
橘 綺世
先輩の言葉に、少しだけ笑った。
藤崎 夏恋
私の片思いは
今日で終わった。
コメント
1件
ああ、もう…第49話、読み終わったよ…。空港の別れのシーン、めっちゃ切なかったな。夏恋が「あなたが好きでした」って過去形で言うところ、涙腺やられたわ。部長、またハンカチ差し出すんだね…優しいけど、それがまた辛い。綺世先輩が出口で待っててくれて、わしゃわしゃしてくれるのも、いい味出してる。片思いが終わった、って一文重かった。お疲れ、夏恋。