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ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
ぬし
あんてんしょん!!!! 政治的意図等はありません。 墺土です。 途中で微伊独が通過します。 バリバリ🔞です。 甘くはない。どちらかというと暗いより。 初夜&お仕置&無知ネタ。 後味が悪いかもしれない。
行ける方はどうぞ⬇
トルコ
イタリア
彼の仕事をする手が、ぴたりと止む。
へらっと笑うが、
今はもう、その笑顔の奥には常に黒い"なにか"があった。
トルコ
イタリア
トルコ
イタリア
…変わったなぁ。
前の語尾が消えてるし、一人称僕だし。
イタリア
イタリア
トルコ
...めっちゃ小さかったのに、よく気がつくよね。
まぁ、イタリア君辺りなら勘でわかりそうだけど。
ドイツ
イタリア
イタリア
トルコ
これ以上話す気はないらしい。
僕の手にお金を握らせると、イタリアは再びドイツと一緒に作業を始めた。
オーストリア
僕とオーストリアが、寝る前のお茶を飲み、
次の日の支度を終えて、ベッドに寝転がった。
あの日から僕とオーストリアはまぁなんやかんやあって同棲することになった。
個室も一応あるけどオーストリアがいつも僕の部屋で寝るものだからほとんど意味はなかった。
そんな時だった。
オーストリア
トルコ
不意に、隣から彼の声が聞こえる。
振り向いてみると、顔が少し強張っている。
珍しい表情だな、と思いながら彼を見た。
オーストリア
トルコ
別に、僕は浮気するほどの恋愛感情はない。
肉体関係にも興味がない。
イタリア君のように、"美"を追求してるわけでもない。
あくまでも、イタリア君たちに、ちょっと憧れただけ。
人間らしいあの"愛"っていう感情が、気になっただけ。
オーストリア
オーストリア
トルコ
トルコ
何を思ったのか、彼は僕にキスをしてきた。
しかも、いつものキスじゃない。
やけに、長い。
トルコ
苦しくなってきて、ばんばんと彼の背中を叩く。
…が、一向に離れる気がしない。
頭は手で固定されていて、逃げ場はなかった。
やがて、僕は苦しくなって耐えきれず口を開けた。
すると...彼の舌が、僕の口内に侵入してきた。
トルコ
訳がわからず、静止しろと言わんばかりに身体を押しても殆ど効果はなかった。
前までは全然動かせたのにどうして...
…そうだ、トルコ共和国になってから腕力が落ちてるんだった...!!
オスマン帝国時代だったら全然なんとかなったのに...
そう思ってみても現実は非情で、なにも変わらなかった。
トルコ
いい加減息がキツくて頑張って声をあげると、ようやく彼の顔が離れた。
が。
いつの間にか掴まれていた両手は、拘束されたまんまだった。
トルコ
オーストリア
彼の空いた右手が、僕の衣服に侵入してくる。
その手は少し迷った後、ゆっくりと胸部に触れた。
トルコ
オーストリア
感じるって、何が?と聞きたかったけれど、
それは彼の唇で再び口を塞がれてしまったために叶わなかった。
少しすると彼の顔が離れ、酸素が肺に流れてきた。
すると、ずっと触れられている胸部に違和感を感じた。
これまで感じたことがないような、変な感覚が、
まるで電流のように身体を駆け巡り、それは下半身に溜まっていった。
トルコ
オーストリア
トルコ
気を抜いたら、なんだか変な声が出てきそうで、
必死に唇を噛んだ。
おかしい、こんなの知らなi.........
…そういえば似たような状況の世界を前見たような。
あのときは関心がなくて見てなかったけど...
これ、所謂『あーるじゅうはち』とかいうやつじゃ...!?!?!?
しかも多分これ......
…ねぇ。
トルコ
トルコ
オーストリア
トルコ
オーストリア
そんなことを言ってる間も、
彼は右手で執念に僕の胸を弄っていた。
トルコ
普段触れない場所とは言え、こんなに変な感じになるのは...
…流石におかしい。
そう思って、聞いたことだった。
オーストリア
オーストリア
トルコ
オーストリア
彼はよくわかんないことを口走って、今度は僕のズボンを下ろし始めた。
流石に恥ずかしくて再び暴れたが、やはり無意味な抵抗に終わった。
オーストリア
オーストリア
トルコ
オーストリア
そういえばさっきから身体が熱い。
どこも触られてなくても、なにか、熱くて...
苦しくて、
…変な感じ。
オーストリア
トルコ
オーストリア
彼は優しく微笑むと、それと同一人物なのか疑わしくなるほど強く胸を引っ張った。
トルコ
オーストリア
…あの、甲高い声は...僕の声?
自分自身でも驚くほどの高い悲鳴をあげると、彼はさらに口角をあげた。
彼は、今度は押し込むように胸を弄った。
トルコ
オーストリア
何かを思い出したかのように、
オーストリアは僕の腕を拘束していた左手の手の中指を舐め始めた。
それが妙に扇情的で、つい見入ってしまった。
オーストリア
トルコ
僕が曖昧な返答をすると、彼は微妙そうな顔をした。
…『はい』って言ったほうが良かったのかな?
舐め終わったのか、彼が咥えていた指を口から取り出すと、
それは脱がされた僕の下半身へと伸びて、
後ろの割れ目に伸びた。
オーストリア
トルコ
僕が顔を真っ青にしても、彼は今更行為を止めることはなく、そのまま割れ目に侵入した。
指がどんどん奥へと捩じ込まれ、
奥へ奥へと侵食されるたびに、びくっと体が動いた。
トルコ
オーストリア
驚いた表情で彼は僕をみる。
いつの間にか彼の中指は全て僕に飲み込まれていて、
それは僕の中で動いた。
トルコ
トルコ
オーストリア
彼の指が大きく中を掻き混ぜる。
少しして、ある一点を拍子に、
今までとは比べ物にならないくらい強く甘い電流のようなものが、
全身を駆け巡った。
トルコ
オーストリア
トルコ
必死に制止の声をあげても、彼は一向に聞きやしない。
そして、そんなことをずっとしていたからか、
なにか、大きな波がクるような感覚がした。
トルコ
オーストリア
その、大きな波がクるその前に、
彼は、指を抜いた。
トルコ
オーストリア
オーストリア
…確かに、何度もやめてと言った。
僕自身、それを望んでいたはずなのに...
体の熱はこれまで感じたことのないくらい、溜まっていた。
オーストリア
トルコ
さっき入っていたからか、彼の指は難なく僕の中に侵入した。
しかも...さっきより、多い気が...
トルコ
オーストリア
トルコ
オーストリア
オーストリア
トルコ
三本目らしい指が入ってくると、流石に酷い圧迫感があった。
だけど、それらがぱらぱらと中を掻き混ぜると、
それ以上のなにかが、僕の脳を支配した。
トルコ
オーストリア
トルコ
そういった瞬間、彼は指を一気に引き抜いた。
それがもどかしくて、切なくて、
くるしい。
トルコ
オーストリア
トルコ
自分でも分かるくらい、顔に熱が集まる。
彼の瞳越しにみえた僕の顔は、
もとの僕の肌より赤く染まっていた。
オーストリア
彼がポケットから袋を取り出す。
袋を口でびりっと破り、中にはいっていたゴムっぽいものを取り出すと、
彼は自身のベルトをいじり出した。
やがてベルトがとれ、ズボンを脱ぎ捨てると、
先程彼がとったゴムを、彼のそれにとりつけた。
トルコ
オーストリア
オーストリア
そういえばそんなのあったな。
なんだっけ、避妊具だっけ...?
と、僕が現実から逃れるようにそう思考していると、
割れ目に彼のモノが押し付けられた。
トルコ
思わず声が漏れると、彼は薄く笑って、
何を思ったのか僕のうなじに噛みついた。
トルコ
トルコ
オーストリア
彼の顔が僕のうなじから離れると同時に、彼のものが僕の割れ目にゆっくりと侵入してくる。
じれったいその感覚に、ついビクッと身体を震わせると、
焦点の合わぬ目で、僕に言った。
オーストリア
オーストリア
オーストリア
トルコ
僕が困惑した声を出すと、それまでゆっくりと入ってきたそれが、
一気に奥まで届いた。
トルコ
オーストリア
トルコ
さっきとちがってなにかがきそうになっても抜かれていないのに、
彼が僕のものの先端を掴んでるせいか、
何故か望んでいた"波"は来なかった。
代わりに、どんどん身体の感度が高くなって、
なにかの限界が近くなった。
トルコ
オーストリア
オーストリア
オーストリア
オーストリア
トルコ
トルコ
涙がぽろぽろと頬を伝う。
半ば叫ぶように懇願すると、彼の焦点があって、
微笑んだ。
トルコ
僕が何かを察すると、彼は僕のものから手を離し、
再び、動きを再開した。
トルコ
トルコ
声にならぬ音が、部屋に木霊する。
僕のなかにある彼のものがその刹那に脈打って、
彼も小さく唸り声をあげた。
オーストリア
トルコ
オーストリア
トルコ
脳が幸せで埋まる。
こんなの、しらない。
きもちい。
しあわせ。
それしか、考えられない。
そんな甘さに、再び痛みが生じた。
でも、それすら甘い電流となって、
声にできぬまま、彼の下で啼くことしかできなかった。
翌朝。
身体に、全身に、痛みが走る。
びっくりして身体を見ると、
全身に、赤い痕があった。
トルコ
そういえば、声も枯れている。
昨日何をしたかを思い出すべく頭を回すと、
昨日の、ここでおきた情景を思い出した。
トルコ
思わず顔を覆うと、扉から彼がでてきた。
オーストリア
トルコ
オーストリア
彼が笑ってるのをみて、僕が頬を膨らますと、『ごめんって』と軽く謝罪した。
オーストリア
トルコ
オーストリア
彼がそう言って頬を膨らませる。
そんな彼を尻目に、僕は自身の身体を見つめた。
今は衣服であまり見えづらいが、きっとたくさんの"痕"がついてる。
…それくらい、僕は、
他人に...オーストリアに、欲されている。
その事実に、昨晩の興奮にも似た黒い感情が、
胸の中を満たした。
痛みとともにある、彼の"印"。
ふと、昨晩のことを思い出す。
_______『お前も、オレの物』。
彼の物。
彼の、モノ。
彼の者。
僕はその言葉に、
幸福に似た、別の感情がふつふつと沸いてきた。
この感情の名は_________
________満たされた"独占欲"。
オーストリア
トルコ
トルコ
オーストリア
彼はそう僕に言って、早足で部屋を後にした。
トルコ
興味本心で、衣服をめくる。
そこには、数え切れないほどの"印"がついていた。
僕がこんな感情を抱くなんて。
とてもじゃないけど、なんだか不思議。
あぁ、なんか見てたらまた昨晩のこと思い出しちゃった。
最初こそ、ただの興味でしかなかった。
都合の良さそうな玩具を見つけて、
都合のいい世界...
誰が壊れてもどうせ大丈夫な世界で、
どこまで彼が耐えられるのか、
暇つぶしに遊んでいただけだった。
だけど。
彼に抱かれて、
彼の執着心を、
依存を、
"I"を、
目の当たりにして。
僕は、
ようやく、"あい"を知った。
幸せを、知った。
…まぁ、その"あい"もしわあわせも、綺麗なものではないけれど。
嗚呼、でも。
彼のこともちゃんと幸せにできたら、
いいのになぁ。
~Fin~