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回天 君に青春を捧げる 4

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回天 君に青春を捧げる 4

1 - 回天 君に青春を捧げる 4

2019年05月01日

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そして出撃の日 今田少尉は、笑みを浮かべて回天の上にのっていた

艦長

総員ぼうふれー

別れの時、今田少尉は、軍刀を回してこう言った

今田はじめ

後に続けお前ら❗️さきにまってるぞ

私と今田少尉があったのは、出撃の日。潜水艦のなかでした。

今田はじめ

君が俺の回天のバンドをはずす役か

はい

これが最初の会話

これから私たちは、話すようになり。 ある時、今田少尉が話してくれました。

これは

今田はじめ

俺の妻と息子だ

今田はじめ

息子がまだ1つになったばかりだからおぼえてないだろう。

このときの今田少尉は、寂しそうな笑みを浮かべていました。 そして

艦内放送

右二十
大型戦艦発見

艦長

今田❗️用意せよ

今田はじめ

はい

私は、回天1号艇のハッチまでついていきました

今田はじめ

いってくる

成功を祈ります

今田はじめ

ありがとう

そして今田少尉は、回天一号艇に乗り込み私は電話線まで行きました。

今田はじめ

通話終了

通話
03:05

今田はじめ

乗挺完了

艦長

発進用意

艦長が号令

今田はじめ

発進用意よし

このとき、激しいスクリュー音がなった。私は、今田少尉が乗る回天一号艇のバンドをはずすハンドルを握っていました。 そして

艦長

一号艇発進てー

艦長から命令

私は、ハンドルをまわした。 ドン❗️ 艦内にしんどうが響く スクリュー音が遠くなる しばらくすると、 ドンドン 爆発音がなりました。

艦内放送

敵艦轟沈❗️

艦内放送がながれた

やったんだ

今田はじめ少尉 8月14日 回天で特攻戦死 享年23 その日の夜今田少尉のべっとから 二通の手紙がありました。

遺書 私は、国を守るため一本の魚雷になると決めました。 帰れると言ったのは嘘です。 許してくれ。 しかし、私は、清子と太郎にいつか出逢うために行きます。それまで生きていてください。 太郎スクスク成長しなさい。 そして父さんと同じくらいの年になったら、母さんを守ってあげなさい。 回天特攻隊員 今田はじめ

そして私宛てにもありました。

私君 清子の新しい夫に 太郎の新しい父さんになってくれ。 回天特攻隊員 今田はじめ

私は、戦争が終わったら今田少尉の思いを受け継ごうと 決心しました。 そして、戦争が終わった次の日 清子さんをたずねました

清子さんいますか

清子

はいどちら様

今田少尉の

清子

はい。で
どうゆったご用件で

実は、今田少尉は、終戦
前日に回天で特攻戦死しました。

清子

………

それで、遺書と

このとき、清子さんは、泣き崩れ、 太郎君も言葉を理解したかのように泣いていました。

あと頼まれたんです。

清子

何…を…です…か?

今田少尉にあなたと太郎君を俺の変わりに幸せにしてくれって。

そして70年後私は、今田少尉が回天特攻戦死した沖縄の海に行きました すると、今田少尉が私の前に現れました。

今田はじめ

ずっと極楽から見ていたよ。

少尉

今田はじめ

約束を守ってくれたか

はい 太郎も立派に成長しましたし清子もとても幸せそうでした

今田はじめ

そうか俺もそっちに帰るよ。

こう言うと今田少尉は、私に、額につけていた七生報国の鉢巻を渡してこう言いました。

今田はじめ

これからも後を頼んだ

こうして、今田少尉は、笑みを浮かべ消えて行きました。

私は、そこで目が覚めました。

夢か⁉️

最初はそう思いましたが、鉢巻を持っていました。やはり夢じゃない。それにしてもそっちに帰るとは、どうゆうことだろうか。 その時孫のミナミが出産したと。

そうか
そうゆうことか

きっと今田少尉は、あなたたちの家族に生まれ変わるって言いたかったのか

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