私の救世主

こんちゃ〜

続きから

嘔吐表現入ります

どうぞ

コンコン

ガチャ

数分前

結衣の夢の中

あんたを助ける人なんていないのよ！

ガチャ

次の日

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

結衣に抱きつかれています

さくらは元貴の姉弟なのであーる

お母さん？

やだっ、また殴られるｯ

飛ばします

病院に着きました

ﾋﾟｯ、ﾋﾟｯ、ﾋﾟｯ

結衣ちゃんはたくさんの管に繋がっている。

聞こえるのは一定のリズムで鳴り響く電子音。

それだけ。

結衣ちゃんは

ずっと目を閉じて、僕らがいることに気づかず

何時間も夢を見ている。

2人は何も話さない。

ずっと夢を見ている結衣ちゃんを眺めている。

声もかけずにただ単に眺めているだけ。

いつ夢から覚めるのだろうか。

それともずっと夢から覚めないのか。

嫌なことを考えてしまう。

いとこの大切な子供。

簡単に死なせない。

結衣ちゃんは何を望んでいるのだろうか。

両親と同じところに行きたいのかもしれない。

しかし、僕がそれを許さない。

いとこも許さないだろう。

静かに手を握る

握り返してくれるだろうか

あれから何時間が経っただろうか。

僕はずっと手を握っている。

結衣ちゃんは目を覚ます。

ただ長い夢を見ているだけだ。

と、自分に言い聞かせる

若井が声をかけても起きない。

涼ちゃんが好きな事の話をしても

何をしても起きない。

いつまで待たせるつもりなのだろうか。

もう僕らは充分待った。

そろそろ起きてもいい時間じゃないか。

弱い力で握り返してくれた。

このまま目を開けてよ。

結衣ちゃんはとてもゆっくり目を開けた。

何がなんでも待たせすぎ。

どれだけ心配したことか。

バカ長いので切ります。

どうでしょうか

良ければ感想などなど教えて欲しいです。

では

ばいちゃ〜