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天才様ですかぁ!? お話が神がかっておる˚✩* 応援させていただきます!
それは明るくて
綺麗で
美しくて
どうしようもないくらい大好きになってしまったもの
嗚呼
これが
きっとこれが
''愛''
なのだろう
クロノア
クロノア
俺はとある人に恋をしている
明るく、綺麗で美しい
軽く言って完璧な人だ
俺もその人になれたら
そう思ってしまうほどだ
そんな人に恋をしても何にもならないとは理解っている
だけど恋をしてしまった自分がここにいるのだ
クロノア
そう呟いて一日を終えるのだった
クロノア
心拍数が上がっているのを感じる
心が満たされて行くのを感じる
顔が熱くなるのを感じる
咄嗟に俺はその人から視線を逸らす
クロノア
嘘を吐いた
だって正直な事言える訳ないじゃないか
直視できないだなんて
クロノア
そんな会話をしながら時が過ぎてゆく
幸せだ
このままこの時間が続いて欲しい
そう叶わない願いを願い続けるのだった
授業中、耳からは何も聞こえない
あの人の事を考えてしまうのだ
授業に集中しようとしても
あの人の声、笑顔、仕草
端から端までが頭の中に詰め込まれて
他の事は入る隙間もないし入れたくもなかった
クロノア
あの人の事を考えていると
あっという間に時間が過ぎ、気が付いたら夜になっていた
クロノア
クロノア
気が付くと夜遅くになっており俺は眠りにつく
寝れない…寝れない…
あの人の事が頭から離れない
明日はどうやって話そう
どうやって近くに行こう
心拍数はまた上がり、目は閉じなくなる
俺は寝れない幸せから抜け出す為目を閉じるのだった
朝起きて、早速悩む
俺は最近あの人に告白したいと思っているのだ
だけどきっと受け入れてくれないだろう
だって
あの人は― なのだから
クロノア
言葉を遮る様に話しかけた
クロノア
急に真剣に言ったからなのか、その人は目を見開く
そしてこう答える
そんな返事をし、その人は去っていった
クロノア
自分の発言に後悔する
理由は今の関係が崩れてしまうのではと思ったからだ
告白し、振られ、この友達という関係も無くなる
そんな不幸な事に何故してしまったのだろうか
深く後悔しその人を待つのだった
ガチャ…
心拍数が一気に上がる
でも我慢しなきゃ
言わなければ
言わないと…!
クロノア
丁寧に伝える
この気持ちを
クロノア
勢いに任せ、想いを伝えた
しばらくの沈黙の後、''彼''は口を開く
しにがみ
覚悟はしていた
しにがみ
彼は丁寧に言葉を紡ぐ
しにがみ
しにがみ
彼は俺の大好きな笑顔を見せながらそう言った
しにがみ
クロノア
…バタン
クロノア
俺の恋はあの笑顔に奪われ、散っていった
だけど憎くは無い
だって初恋の人なのだから
クロノア
クロノア
俺の目からは大粒の涙が溢れ、口からは沢山の愛で溢れた
クロノア
クロノア
クロノア
振られた事実はあっても愛すのはやめられなかった
何故なら、最後にあの笑顔を見てしまったから
忘れられる訳が無い
クロノア
クロノア
風に当たりながら俺は呟いた
俺は永遠に彼を愛すことをやめられないだろう
だってそれが
『愛してしまった者』 の運命なのです
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご
かめりんご