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今年も窓から見える桜は綺麗に咲いている。
桜花なんて名前を付けてもらったものの、
桜とはかけ離れている私。
何度イジられてきたことか。
でも、綺麗な桜を理不尽に恨むことは出来なかった。
春人
春人
春人
桜花
春人
桜花
桜花
春人
春人
そういうたわいもない会話をしていたら、
春人
春人
桜花
春人は小学校からの幼馴染。
だから、なんでも話しちゃって、
相談もたくさん乗ってもらっていた。
でも、今は...
昔は恋しまくっていた。
惚れやすい子で
ちょっと優しくされたり、
思わせぶりな行動をされたら
すぐドキドキして、好きになってた。
今思えば、本当に少女漫画の見過ぎだったと思う。
好きになって、失恋したり、
好きになって、結局違うってなったり
それでも別の人好きになって
その永遠ループだった。
私はこれが恋だと思ってた。
好きな時はドキドキしてたし。
中学2年生になった頃
春人
春人
春人
そう言われた。
なんでそんなこと言うの?って思ったけど
多分春人の言うことが合ってるんだろうなって思った。
恋に恋してた。
そう思った時から、普通の恋が分からなくて、
異性に対する好きも よく分からなくなった。
桜花
春人
春人
桜花
流石にそれは酷すぎない!?
桜花
桜花
告白を受け入れても、好きになれる自信が無いから。
春人
そう言って何か考えている雰囲気を出していた。
桜花
恋とか興味なさそうだから、ノリで聞いてみた。
春人
春人が答えたと同時に、春風が桜の花びらと共に吹いてきた。