限界オタク 文スト転生したんだが！？

皆さん ... 遂に渡す時が近づいてまいりました

間違って毒○とかありませんように...

がちゃ

これ又 朝からとんでもない人ぶっ込んできたな...

耳と尻尾がはっきり見えます

私の言葉を聞くなり乱歩さんは首を傾げた

それはもう .. 核兵器ぐらいの可愛さで

焦り散らかしたが なんとか渡すことに成功した

まるで 自分の宝物のように 私があげたチョコを 掲げた乱歩さん

.... どちゃくそ可愛いんよな

取り敢えず 此処から離れよう

私の生命の危機が近づいてる気がする ...

何時ものようにナオミちゃんが谷崎裙を抱いている けど お構い無しに声を掛けれるようになった私

成長したなぁ ...

そう云って 私はチョコを取り出した

照れくさそうに笑って受け取ってくれた谷崎裙

迚も嬉しそうに 受け取ってくれて 真逆の手作りチョコもくれたナオミちゃん

此の兄妹 、保護させて下さい

他にも渡さないといけないので 、では、と云って 国木田裙の処へ向かった

斗云って 私はチョコを渡した

チョコを受け取るが 不思議そうな顔で此方を 見る国木田裙

あれ ...？ 若しかしてだけど貴方の手帖に バレンタインとか存在しない感じですか

萌えるよ、国木田裙

そんなの書かなくても大丈夫と思います

長居して仕事放棄も駄目なので、国木田裙にも 味は保証しませんから！ 、と云って 次は鏡花ちゃんと敦裙の処へ向かった

私は手を振りながら 2人に駆け寄った

遠くからでは判らなかったが 、敦裙が 何かを頬張っていた

凄く可愛い

声を掛けると 、敦裙は頬張っていた物を 呑み込んだ後に 話し出した

敦裙の手に視線を落とすと 可愛らしい ラッピングをした手作りと思われる物があった

其れを敦裙は両手で大事そうに持っている

そう云って鏡花ちゃんが取り出したのは 敦裙と同じラッピング袋をした物

私が慌てながら聞いても 鏡花ちゃんは落ち着いて うん 、と頷いた

鞄を漁って 2人に私の手作りチョコを渡した

鏡花ちゃんは 凄く目をキラキラさせて、有難う と云ってくれた

敦裙も コレまた大切そうに掴み 有難う とはにかんだ

楽しそうに話してる2人に ○されそうになりながらも 今度は与謝野さんの処へ

与謝野さんは何時もの華麗なる足組みをしていた

鏡花ちゃんのラッピングが上手過ぎて 自信を無くしつつあったがめげずに 与謝野さんにチョコを渡した

私の言葉を聞いてから少しして、与謝野さんは 片手で軽々しくチョコを掲げた

そして、困ったもんだねぇ と云って 考える素振りを見せたが 直ぐ...

与謝野さんの手作りチョコが食べれるなんて ... ✨

食べるより 飾ってた方が佳いのでは？

そして 次は次は... 賢治裙ｯｯ！！

賢治裙はどうやら書類作業中だったようで パソコンを弄る手を止めて此方を見た

14歳でも事務作業をするという事に 感動を覚えている

前世の14歳だなんて学校やら家やらで 騒いでただけだよ

※ 賢治裙の為に『も』

私も賢治裙の家庭に生まれてたら こんなに良い子に 育ってたのかな ...

賢治裙が又 、仕事に取り掛かった処で 私もそろそろ仕事に取り掛かろうと 自分の机に向かった

私は 袋の中を確認した

残ってたのは2つ

太宰さんと社長だ

何方も如何やって渡そう ...

そう考えていた時

がちゃ

噂の太宰さんが来た

国木田裙 相当お怒りのご様子

今日も 国木田裙の怒鳴り声が聞けて 夕妃 、幸せです

太宰さんは何時も通り国木田裙の怒鳴りを 聞き流して 此方へ向かってきた

国木田裙が怒ってるのに 大丈夫なのかと 、 毎度毎度 思います

凄い当たり前のように此方見てくる太宰さんと その後ろには誰が見ても怒っていると判る国木田裙

あ、そう云えば 太宰さん年がら年中 国木田裙の云う事 殆ど聞かないんだ

チョコを受け取って 笑顔で此方を見てくる太宰さん

はぁ~ 、、

取り敢えず 其の顔面偏差値がバグってる顔を 片付けようか？

なんなら 其れで自○とか出来るのではないかと 思ったが流石に之は言葉にしなかった

迷惑極まりないのでは...？ と思って中々 足を踏み出せなかった

いや 、するだろ

私は るんるんで社長室の方に向かった

国木田裙が太宰さんを引き摺って 机に投げるのも知らずに

こんこん

がちゃ

社長室 ... 何時まで経っても慣れない ！！

私は 社長にチョコを渡したいだけナノニ！！

私は 袋の中から最後のチョコを取り出した

やばい 、そろそろキャパオーバー時間かも

社長が 小さくラッピングされたチョコを 手に大切そうに持っている

社長に可愛いラッピングって なんか笑えてくるな

社長が私の言葉を聞いてから どれくらい経っただろうか

絶対 数秒の筈なのに気まずすぎて 、あと 顔が良すぎて 何刻も長く思える

そして チョコを懐にしまった

懐 ... まぁ 、大丈夫か

次の日

あぁ ~ あ ~ 、、

大丈夫かな ... 私 チョコで○人起こしてないよね

そんなのをあげるなって今更の話ですけど

メタ発言とかになるので 控えときます

がちゃ

最近 扉を開けたら天使が出迎えてくれるので 毎日が Everydayにも程があります

ちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいちょいっと待て

云いたい事を1000万分の1にまとめるとね？

私 、本日をもちまして天に召されても 宜しいでしょうか

逆にこんな私と行って良いのなら...？

珍しく谷崎裙が私に話しかけに来た

最近は好い事尽くしで有難い

谷崎裙は とんでもない笑顔で 此方に微笑んだ

谷崎裙の言葉を遮るようにして 後ろからナオミちゃんがやってきた

美味しかった以上の言葉を知りたかったこの頃

今度は照れくさそうに笑う 谷崎裙

幸せと同時に 推しの過剰摂取がやばいかも

谷崎裙とナオミちゃんが 抱きつきながら (一方的に) 行った処で 服を誰かに引っ張られた気がした

なんとなんと それは可愛い私の鏡花ちゃんではないか

少し 頬を赤らめて云う鏡花ちゃん

やばい 死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ

可愛すぎる は？え？ 君 本当に14歳？

人の落とし方上手すぎないですか

私の語彙力を最大限まで使って 鏡花ちゃんに伝えた

鏡花ちゃんは 少し間を空けてから

と云ってくれた

どの鏡花ちゃんもとびきり可愛かった

他の探偵社員もそれぞれお礼に来てくれた

私なんかにお礼なんていいのに

でも 皆の笑顔が見れて幸せな 2日間でした！！！

因みに 与謝野さんからのチョコめちゃ美味しかったです

素晴らしい💬様方✨