ぬっそ
ぬっそ
ぬっそ
刀也
目が覚めるとそこは見知らぬ部屋に居た
刀也
思い出した 僕はあの人に会いたくてあの場所に行って 狐とやらにみつかり捕まったんだと
刀也
待てよ…? 本当にドアから出てもいいのか? 漫画ではドアからでたら捕まるのがオチ
刀也
ガラガラッ
刀也
窓から逃げようとベランダに出て下を見たが タワマンの最上階くらいの高さ
刀也
でもベランダに出て正解だったと思った
刀也
僕が見つけたのは大きなダンボールの空き箱
刀也
刀也
幸いダンボールの蓋を閉じれているからまだ暖かい
ガク
刀也
聞き覚えがある声 僕を拉致った張本人 伏見ガク
ガク
刀也
拘束という言葉を聞いて震えが止まらない
ガク
ガク
刀也
急いで口と鼻に手を当てた 気配を殺さなきゃ行けない 声を出してはいけない
刀也
コツ…コツ…コツ……
足音がちょうどベランダの窓の所で止まった
ガク
ガク
刀也
ガク
ガラガラッ
まずいまずいまずい…ッッ ダンボールというのは僕が入ってるダンボールの事だろう それももう伏見ガクはベランダにいる…
ガク
ガク
刀也
本当にまずい 持ち上げられて部屋に入れられた…ッッ
ガク
ガク
ガク
刀也
あ…終わった…ッッw
ガサガサッ
そして僕の視界は晴れてしまった
ガク
刀也
ガク
毎度毎度僕を見つける時などは甘い声を出すのは何故なんだ なんて思った
刀也
パチン
刀也
ガク
刀也
刀也
ガク
ガク
刀也
ガク
刀也
ガク
そういうと伏見ガクは僕の涙を指で拭ってくれる でも
刀也
お母さんはもう殴らないって言ったのに僕を殴ったから 兄さんは守るって言って僕の涙を拭ってくれたのに見捨てたから 姉さんは僕に励ましをしてくれたのに裏切ったから
刀也
♪〜
刀也
僕の携帯の着信音が聞こえた
刀也
急いで僕は音の鳴るほうへ走った
ガク
ガク
伏見ガクが何かを呟いた気がしたが気の所為だろう
刀也
着信相手 家長むぎ
家長🌷
通話
00:00
刀也
ピッ
家長🌷
刀也
家長🌷
刀也
家長🌷
家長🌷
刀也
家長🌷
家長🌷
刀也
夕陽
刀也
夕陽
夕陽
刀也
夕陽
夕陽
刀也
夕陽
刀也
ガク
刀也
ガク
刀也
負けるな剣持刀也ッッ 寝室戻ったら拘束される…ッッりりちゃんが来るまで… 耐えるんだ…!
刀也
ガク
刀也
嫌いですッッ!!!
刀也
ガク
刀也
刀也
ガク
刀也
夕陽
刀也
夕陽
刀也
夕陽
刀也
夕陽
家長🌷
ガチャ
刀也
家長🌷
夕陽
夕陽
家長🌷
刀也
家長🌷
刀也
家長🌷
刀也
家長🌷
刀也
家長🌷
刀也
夕陽
刀也
家長🌷
ガク
家長🌷
ガク
家長🌷
ガク
家長🌷
ガク
剣持の写真
家長🌷
ガク
家長🌷
ガク
家長🌷
ガク
家長🌷
ガク
家長🌷
家長🌷
ガク
家長🌷
ガク
家長🌷
刀也
夕陽
夕陽
夕陽
刀也
刀也
家長🌷
夕陽
家長🌷
刀也
夕陽
家長🌷
夕陽
家長🌷
刀也
夕陽
刀也
家長🌷
夕陽
夕陽
夕陽
刀也
夕陽
刀也
夕陽
刀也
家長🌷
ガク
刀也
夕陽
ガク
夕陽
ガク
ガク
刀也
夕陽
夕陽
ガク
夕陽
夕陽
ガク
夕陽
夕陽
ガク
刀也
伏見ガクはリリちゃんの後ろで縮こまっている僕を覗き込んだ
夕陽
それに気づいたリリちゃんが僕の目を手で覆ってくれた
刀也
夕陽
刀也
僕だってやらなきゃいけない ずっと逃げてばかり、守られてばかりはもう嫌になったんだよ ちゃんと向き合わなきゃ
夕陽
家長🌷
刀也
ガク
刀也
刀也
ガク
刀也
ガク
待て待て今コイツなんて言った? 好きだから追いかける?ヤンデレか?
刀也
刀也
ガク
そう言って伏見ガクは僕に抱きついた
ガク
ガク
刀也
僕は酷く彼を恐怖していたのに 何故だか彼に抱きつかれたらとても
安心してしまう
ぬっそ
ぬっそ
ぬっそ
ぬっそ
ぬっそ
ぬっそ
ぬっそ
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