目を覚ますと、横には葛葉がいた。
葛葉
翡翠
葛葉
翡翠
咄嗟に嘘をついてしまった。
本当は,少し苦しい。
迷惑をかけたくなかったので、 嘘をついたんだろう。
葛葉
葛葉は私の頬を撫でて、そう言った。
葛葉
翡翠
黛
黛
葛葉
黛
葛葉
黛
葛葉
翡翠
黛
黛
葛葉
黛
黛
葛葉
叶
葛葉
黛
叶
翡翠
翡翠
叶
黛
葛葉
叶
叶
翡翠
叶
叶
そう言った叶くんの顔は
冷徹で、真っ暗だった
怖い。
それしか、出てこなかった
翡翠
言葉が詰まる
逃げたくなる。 だけれど、逃げるなんてこと、できない
苦しいの正体は、これだったのかな
深く深呼吸をして
翡翠
言葉を紡ぐ
翡翠
笑いながら
貴方にその言葉を紡ぎます。
その言葉を伝えられたとき
息が止まりそうになった
翡翠が笑いながら言う言葉は 俺にとって、俺たちにとって 最悪で、残酷なものだった
葛葉
葛葉が声を出した。 だけどそれは言葉にならないものだった
葛葉
叶
2人とも,信じられないと言った様子で
ただ呆然と、言葉を発していた
黛
俺は手を伸ばした
私の方に向かってきた手は、
優しく私を包んだ。
翡翠
黛
黛
その言葉に、私は目を見開いた
どうして君が謝るの?
君はなにも悪くないのに
黛
黛
黛
違う、違うんだ
やめて
謝らないで
私は謝って欲しいんじゃない 暖かい言葉をかけて欲しいんじゃない
翡翠
翡翠
翡翠
わたしは、みんなと離れるために みんなに嫌われるために、そう言ったの
私が死ぬときに 苦しいときに みんなを思い出して、 寂しくならないために。
生きたいと思わないために。
そんなことを思っていたら 暖かさが増えた
叶
叶
叶
叶
葛葉
葛葉
翡翠
優しくて,暖かい
今まで感じたことがないほどの。
生きたい
こんなことで死にたくない
口をついて出た言葉は───.
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