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喪雨異威

はぁ…はぁ…

喪雨異威

偽の仮面…人形じゃなくてよかった…

喪雨異威

俺は放っておかせて…ロッドは先に行かせた

喪雨異威

俺は人形…自然治癒能力が人間と比べて高い…

喪雨異威

だが…この状態…休めはしねぇな…

???

喪雨異威

そこにいるもんなぁ

喪雨異威

チッ…

喪雨異威

斬終!

???

ガァン!!

BLOCK

喪雨異威

!守られた

喪雨異威

あの速度に対応するか…

???

お前…優要だろ?

喪雨異威

喪雨異威

誰だお前!?

喪雨異威

俺を優要って呼ぶのは一人しかいない!

喪雨異威

そしてあいつは自殺した!

喪雨異威

てめぇは誰だ!

喪雨異威

俺の唯一の親友を穢すな!

???

俺はシオン、同姓同名の奴もいるが

???

違う奴だ

喪雨異威

!?

喪雨異威

シオン!?

シオン

…ああ

喪雨異威

お前か…でも…どうやって?

シオン

さぁね…気が付いたら自宅のベッドで寝てたんだ

喪雨異威

喪雨異威

お前…人形か?

シオン

え?何を言っているんだよ?

シオン

俺は人間だよ?

喪雨異威

はぁ…シオン…

喪雨異威

お前から人形の臭いがするんだわ

シオン

はっ?

喪雨異威

5年くれぇ人形やってきたからわかるぜ?

喪雨異威

てめぇは人形だ

シオン

シオン

よくわかったね?

喪雨異威

悪いが…俺は人形立体殲滅組織幹部だ

喪雨異威

人形は殲滅する

喪雨異威

「例えそれが、自分であろうとも」

喪雨異威は人形でありながらも人形立体殲滅組織に所属している異例である

実際、彼の持つ眼は人間じゃ耐えきれないほどの強大な力を持つ

使用者の肉体、精神、人生を終らせる眼

それが終眼の語源である

<[『「命ノ終焉」』]>

『終焉眼』(エンディングアイ)

シオン

なんだ?

命ノ終焉:優要

僕はもう人間じゃない...

命ノ終焉:優要

でも、シオンが付けてくれた命と名前

命ノ終焉:優要

忘れない...

命ノ終焉:優要

忘れない...

俺が生まれた理由は、人形を殺すため

僕が生まれた理由は、シオンと一緒にいたいから

命ノ終焉:優要

どっちも…叶えるしかないか

命ノ終焉:優要

人間じゃなくても、人形となった今でも

命ノ終焉:優要

僕は人形が嫌いだ

シオン

じゃぁ何で人形のままなんだい?

命ノ終焉:優要

人形の方が...人形を殺すのに役に立つからな!

シオン

...

シオン

(やべぇ...こいつ...マジでやる気だ...)

シオン

(しかもなんだこの緊迫感...今までの奴らとか全然違う…)

命ノ終焉:優要

命を懸けてんだ…並大抵な能力なわけねぇだろ…

シオン

!?

命ノ終焉:優要

特に眼を持つ者の命を失う能力程強力なものはねぇ...

命ノ終焉:優要

俺の能力は…

命ノ終焉:優要

「終焉の力を利用」が…

『自分が望む何かを、誰かを、何もかもを、終わらせる』

命ノ終焉:優要

そういう能力だ…

命ノ終焉:優要

俺はこの能力で…

命ノ終焉:優要

「俺とお前の運命を、終わらせる」

命ノ終焉:優要

「優要」…お前にとって僕の優しさが必要だったからつけてくれた名前だよね...

命ノ終焉:優要

命ノ終焉:優要

「俺と一緒に,優しく終わろうぜ?」

シオン

シオン

チッ!

シオン

『飽和』ッ!

シオン

!何で発動しない!どういうことだ!?

命ノ終焉:優要

お前の能力を終らせた

シオン

!クッソ!

優要は一歩一歩近づいてくる

シオン

ウワァァァァ!!!(全速力で逃げ出す)

だが…

その努力もむなしく、彼は灰と化した

命ノ終焉:優要

…シオン…

命ノ終焉:優要

如何やら俺もお前も、人形でも人間でもなかったみてぇだw

命ノ終焉:優要

最後に…黒と話したかったなぁ...

命ノ終焉:優要

最期に_____

”喪雨異威”こと人間名「汚要」

彼は、人間でないものとなり、喪雨異威という名前が付いた

そしてこの瞬間

「終に成った」

命ノ終焉:優要

…シオン

シオン

命ノ終焉:優要

「飽和」できた?

シオン

…(笑ったかどうかもわからない程の微かな笑み)

シオン

終(おわった)おかげでな

零世界の戦い(ゼロワールド・マーフス・インギラリティ)

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