PM(以下略)
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PM(以下略)
PM(以下略)
PM(以下略)
PM(以下略)
PM(以下略)
PM(以下略)
真っ黒な空に浮かぶ 不恰好な月に照らされる
辺りに街灯が少ないため 月の光だけが頼りの夜道を歩く
帯川 藍
帯川 藍
藍の職業は教師
今日は新しい教員たちの 歓迎パーティーを行ったのだ
帯川 藍
なんていうのは名ばかりの ただの飲み会である
帯川 藍
帯川 藍
帯川 藍
少し立ち止まり電柱にもたれかかって 藍が後悔していると
(赤ん坊の泣き声)
かすかに赤ん坊の泣き声が聞こえた
帯川 藍
帯川 藍
そう思い藍が再び歩き出そうとすると
(赤ん坊の泣き声)
帯川 藍
帯川 藍
こんな真夜中に聞こえるはずがない
きっとただの幻聴だ
藍はそう自分に言い聞かせた
だが
人間とは恐ろしいもので、 一度気になったら その後も気になり続けてしまう
帯川 藍
喉元まで込み上がってくる吐き気を 無理やり飲み込みながら
藍は泣き声のする方へと ふらついた足取りで向かった
無心で歩みを進める
帯川 藍
気づいた頃には 神社の鳥居をくぐっていた
帯川 藍
鳥居を見ると "樒山神社"と書かれていた
帯川 藍
帯川 藍
帯川 藍
帯川 藍
今も絶えず聞こえる赤ん坊の泣き声
帯川 藍
遠くのお賽銭箱の手前の石段に 白い何かが見える
帯川 藍
藍が近づいて見てみると…
帯川 藍
小さな白いかごに 白い布に包まれた小さな赤ん坊が 横になっている
帯川 藍
赤ん坊は可愛らしい顔つきで 真っ白い髪がとても似合っている
帯川 藍
そして、そのサファイヤのような 青い瞳が藍を捉えると
赤ん坊は藍に向かって 両手をひろげた
帯川 藍
赤ん坊の楽しげな声が聞こえる
帯川 藍
帯川 藍
藍は少し考えるようなポーズをとり、 納得したように頷いた
そして何やらポケットから メモとペンを取り出し、 文字を書いてメモをちぎった
帯川 藍
藍はかごから赤ん坊を抱き上げると 代わりに先程のメモをかごに入れた
帯川 藍
藍はそのまま鳥居を出た
"この子をお預かりします"
チュンチュンと スズメの鳴き声が聞こえる
帯川 藍
どうやらいつの間にか 寝ていたらしい
帯川 藍
AM 10:00
帯川 藍
慌てて起床すると
帯川 藍
掛け布団に足を絡ませて 床に倒れ込む
帯川 藍
最悪の目覚めに深いため息が漏れる
帯川 藍
※シャワーシーンはお飛ばしあそばせ
帯川 藍
帯川 藍
(赤ん坊の泣き声)
帯川 藍
その時 藍の脳内に昨日の記憶が蘇った
帯川 藍
犯罪じゃん!!
藍はその場に立ち尽くした
帯川 藍
藍の話を少年は必死に聞いている
帯川 藍
帯川 藍
帯川 藍
藍は昔を思い出しながら 深く息を吐いた
帯川 樒
帯川 樒
帯川 樒
帯川 樒
樒は笑顔でお礼する
帯川 藍
帯川 藍
藍はこの笑顔が好きだった
自然とこちらも笑顔になる その笑顔が
帯川 藍
帯川 藍
帯川 樒
二人は座っていたベンチから 立ち上がり公園を出る
帯川 樒
帯川 藍
彼らは少しずつ赤くなる空を見上げて 笑った
PM(以下略)
PM(以下略)
PM(以下略)
PM(以下略)
PM(以下略)
PM(以下略)
コメント
5件
流石ですね、PM(以下略)様、 いやはや、この後を書くとなるとハードルが上がって僕が倒れそうですね...カタ:( ;´꒳`;):カタ